11月25日(土)は、OWCクリスマスバザールだった。ミューズ・クリエイションは今回で6度目の出店となる。
2年ぶりのムンバイ旅記録を残しておこうと思ったが、手つかずのまま、週末を迎えた。
このごろはもう、ただ歳月の流れのめまぐるしさに、呆然とする思いでイヴェントを次々にこなしている感じだ。ライフスタイルのペース、時間配分を再考せねばと思いつつ、ミューズ・クリエイションも6年目。定番のイヴェント参加は不可欠だ。
相変わらず、メンバーの入れ替わりが著しい中、数カ月前より始動した「朝組」(お子さんのいるメンバー向け)も軌道に乗り、作品制作に励むなど、新たな潮流も見られる昨今。
毎年、テーブルの出店料が徐々に増えているこのバザール。OWCの利益のまた、慈善団体への寄付に充当されるとはいえ、出店料がかつての倍以上になった現在、いくつものテーブルを借りるわけにもいかず、今回は1箇所、L字型のテーブルでの販売となった。
一時期は、手作りの焼き菓子やコーヒー豆なども販売していたが、とてもそんなには置けない状況だ。しかし、このような変化もまた、長く続けていれば起こって当然のこと。そのときどきで、そのときどきのメンバーが、有意義な時間を過ごせれば、それが一番だ。
今回は、スペースが狭いことから、メンバーは午前午後と交代制で販売に携わった。正直なところ、お客さんに商品を見てもらいにくいレイアウトであったことは否めず。
とはいえ、メンバー手作りのハンディクラフトは、いつものように多くのゲストの関心を集め、購入してもらえた。
現在、ミューズ・クワイアのメンバーが少なめなのに加え、一時帰国やご旅行で参加できないメンバーも数名いたことから、今回はチーム・ハンディクラフトのメンバー数名に助っ人となってもらい、参加の運びとなった。
ミューズ・チャリティバザールの選曲とほぼ同じ、『サウンド・オブ・ミュージック』に始まり、『ドレミの歌』『エーデルワイス』『トゥモロー』を披露。
ダンスの写真がないので、動画をスクリーンショット。『Hookha Bar』と定番の『JAI HO!』を踊る。『JAI HO!』はもう、ロングランの出し物である。
毎年、このクリスマス・バザールのステージを一番盛り上げているのは、ミューズ・クリエイションだと自負している。毎回、楽しみにしてくれている人たちもいて、うれしい限りだ。
お向かいで、良質のアンティーク製品を販売していたお二人。写真のタイルは、100年以上前に日本から輸入されたタイルだとか。インドのアンティーク家具に施されているこのタイプのタイル、日本製のものがあることは、以前、別のアンティークショップで教えてもらったことがあった。近々、彼女たちの店にも訪れてみようと思う。
OWCのスタッフメンバー。音響のサポートをしてくれた、キュートなリサ。カリフォルニアからバンガロールに来たばかりで、今年初めての参加だという。OWCのバザールは、メンバーのヴォランティアによって成り立っている。
出店レストランのひとつ、ブラジル料理店のビーフの串刺しを味見させてもらったらおいしくて、後ほどアルヴィンドとポーク&ビーフ、それに豆の煮込みを食べる。持参のおにぎりと共に……。
NGOの出店コーナー。顔なじみのドミニカン・シスターズのシスターズ❤︎
こちらもNGOのメンバー。赤いデュパタを巻いた女性は、ミューズ・クワイアのファンで、毎年、声をかけてくれる。そして毎年、一緒に写真を撮ったりして、親交を深める。
今回、初出店のナチュラルソープ・ブランド。自然なソープが好きなので、こういう店を見つけると、必ず買って試している。今回も4種類ほど購入。加えてフェイスクリームとボディクリームも。
グルメ食品のブランドを複数取り扱うお店。味見をしたところ、ビスコッティやアーモンドバターがかなり美味だったので、購入した。
ハチミツは、先日、FAVAのマーケットに出店していたものを買ったばかり。これも高品質でよいお味だ。
最近、徐々に増え始めているサードウェイブコーヒーの一つも出店。しかし今のところ、わたしはファミリーフレンド、ラナが厳選し、焙煎する南インドはクールグ産のアラビカ種のコーヒーが一番のお気に入りだ。
お子様向けサンタとの写真撮影会の乱入する大人二人。狭い椅子にぐいぐいと。絵的には、サンタかお父さん(夫)の膝の上に座りたかったところだが、さすがにそれは思いとどまった。
【おまけ】
翌26日(日)は、バンガロール日本人会総会パーティへ。
従来は年に2回だったが、今年から年に一度となったようだ。ミューズ・クワイアの出演は、OWCクリスマスバザールの翌日ともあって、今回は辞退。気ままにワインを飲み、食事をし、人々と語り合う。ボリウッドダンスやロイヤルエコーのコーラスを楽しみ、日本からご来訪の落語家、古今亭菊志ん師匠の噺を聴く。
落語をライヴで経験するのは初めてのこと。楽しい午後だった。関係者各位、お疲れさまでした!