今朝は6時起床で、7時からのFM熊本の収録に備える。スタジオでの、対面してのインタヴューを経験すると、電話での会話が少しものたりない。
とはいえ、久枝さんとは今回の帰省でゆっくりと話ができたこともあり、今までとは違う心持ちで話せるのはうれしいことだ。
さて、ムンバイは朝とはいえ、蒸し暑い。窓を開け、天井のファンを回しながら電話をしていたところ、窓辺にカラスがやってきて、大きな声で、クワァ〜クワァ〜鳴き出すもんだからうるさいったらありゃしない。
収録を一時中断してもらい、席を立ち、追い払い、窓をしめて、気を取り直す。臨場感、ありすぎても困るのだ。
ところでお知らせ!
福岡界隈の方、明日土曜の夜、cross fm をお聴きください!
先日、福岡で収録した cross fm が、すでに先週の土曜日から放送されていた! という事実を、今朝知りました……。
全4回ありますので、残り3回、明日土曜の夜から、ぜひお聞き逃しなく! ちなみに今月末、全4回分をまとめて音声データで送ってもらえるとのことなので、可能であれば、このブログなどにアップロードしたいと思っています。
cross fm『LADY STUDY GO☆』 毎週土曜19時から23時
わたしのインタヴューは21時、午後9時ごろからオンエアとのことです。会話のあとに、音楽も流れます。先週、今週、来週、再来週の4回です。
福岡 78.7 MHz / 北九州 77.0 MHz / 行橋 87.2 MHz / 久留米 86.5 MHz / 大牟田 87.8 MHz
●あり得ないことがあり得るのだ。インドだもの。
明日、バンガロール日本人会の総会(パーティ)がある。実は今夜、蒸し暑ムンバイを脱出して、夫アルヴィンドとともにバンガロールに戻る予定だったが、彼に日曜日、ミーティングが入ったので、わたしだけが明日、戻ることにしている。
つまり総会にも参加する予定だ。
さて今朝のこと。ラジオの収録を終え、メールをチェックしたら、バンガロール日本人会の担当者からメールが届いていた。
明日の総会の会場は、タージ・レジデンシー (Taj Residency)のバンケットルームとなっていたのだが、すでに何度も打ち合わせをしていたにも関わらず、なんと今さらダブルブッキングを言い渡されたらしい。
あ、あり得ない……!
と思うと同時に
あ、あり得る!!
という思いが覆いかぶさってくる、嗚呼、インドよ!
いったい、なにがどうして、そういうことになるのだろう。てんで、わけがわからん。それにしても、担当者の心中を察するに余りある。想像するだけで胃が痛くなるので、想像すまい。
かつて総会は毎年メリディアンで行われていたようだが、数年前の開催の際、数週間前だか何だかに、やはりダブルブッキングを言い渡され、リーラに変更になった経緯があった。
ちなみに前回はタージ・レジデンシーで、つつがなく行われていたようなのだが……。
個人的にタージ好きではあるが、この対応はあんまりだ。ともあれ最終的には、同じ系列のホテルであるタージ・ウエストエンド (Taj West End) に変更することで、話はまとまっているようである。
ウエストエンドはとても好きなホテルだし、レジデンシーよりもグレードは高いので、結果的には多分「ノープロブレム」なのだろうけれど、しかしそういう問題でもないだろう。
が、結局は、そういう問題として、円満に片付いていくのだろう。インドだもの。
さて、午前9時ごろには「さくら会連絡網」を通して、会場変更の確認の電話がかかり、その後も「日本人会連絡網」から電話がかかってきた。
この3年のうちで「緊急連絡網」が活躍したのは、これが初めてなんじゃないかというくらいの、なにやら「てんやわんや」な感じである。面白い。いや、面白がってはいかんのだが。
そんなわけで、明日の総会は、バンガロールの西の果ての、コロニアル建築が麗しいタージ・ウエストエンドが会場です。と、ここでもとりあえず、ご案内させていただく。
●来週、第4回チャリティ・ティーパーティを。
来週の水曜日、急遽、チャリティ・ティーパーティを開くことにした。本当は「企画もの」を準備して、ただお茶を飲んでおしゃべりをする以外にも、意義深い催しにしたいと思っているのだが、なかなか準備にかかれない。
しかし、準備ができるのを待っていると、開催が遅れ遅れになるので、やれるときにやっておこうと思い直したのだ。とはいえ、お茶やお菓子の準備もさることながら、「チャリティ活動色」を演出したい。
以前は、尼さんが販売している刺繍製品を販売代行をしたりしたが、今回は仕入れる時間がない。では、ムンバイで調達しようとひらめいた。以前、INDUSのチャリティ・バザールで知った慈善団体、OM CREATIONSを思い出した。
ダウン症の人たちが作る紙製品がとてもすばらしく、この団体にはいつか訪れたいと思いつつ、そのままであった。早速、電話をかければ、パレル地区に商品を販売するオフィスがあるという。
今日の午後は、ご近所のタージ・プレジデントのビューティーサロンでネイルケアの予約を入れている。それが終わったら、赴こうと思いつつも、やっぱり、ちょっと遠いし面倒だなあという思いがあった。
さて、ネイルケアを終え、ロビーへ赴けば、なにやら大勢のインド人マダムらで賑わっている。ひょっとして、恒例のファッション&クラフトフェアが行われているに違いない。
足を運べば、マダムらの熱気でいきなり気圧される。福岡のミュージアムでぶつかってきたおばちゃんたちが懐かしく思われるほど、インドのおばちゃんたちのぶつかり方のダイナミックさといったらない。
日本では、言うまでもなく体格のいい人の部類に入るわたしだが、ここにいるわたしは、まるでかよわき妖精。右へ左へと押されて、つぶされて、抵抗もできず、実にお気の毒なのだ。本当なのだ。
精神衛生上、非常によくないので、見るものも見ず退散しようとしたところ、なにか閃くものがあり、奥の方まで歩いていった。と、そこには、OM CREATIONSのブースが出ているではないか。
こりゃ、びっくり。なんというタイミングのよさだろう。
時々、慈善団体がブースを出しているのを見たことはあったが、今回はOM CREATIONSのみである。わたしが欲しかった紙袋もある。ワインボトルのラッピング用、紙袋数種類、まとめて購入する。
同じ手工芸品を買うなら、慈善団体で作られているものを買った方が、なんらかの支援をしている気持ちにもなれる。自分の運のよさに感動しつつ、ホテルをあとにしたのだった。
●皿うどん、と呼んでもいいですか?
夕べは、なかなかに、面白い夕食だった。いや、敢えて人様に公表するようなものでもないのだが、しかし公表したい。
福岡の岩田屋の地下食料品街にて、我々の好物である皿うどんの素(みろくや)を購入して来た。
それを今日、突然食べたくなったが、冷蔵庫には、皿うどんの具に適した素材が入っていなかった。
明後日にはバンガロールだし、今更あれこれと買い込みたくない。というより、あるものを使い切りたい。
カリフラワーとピーマン、ニンジン、タマネギ。そして冷凍庫のポムフレット(マナガツオ)。
邪道を承知で、調理開始だ。魚はあらかじめ火を通しておき、最後にあんかけに絡めて載せた。
この、あまりにも、本場長崎皿うどんが聞いたら呆れそうな食材による皿うどんが、たいそうおいしかった。マイハニーも大喜びである。
なんだっていいのか、この夫婦は。
という気がしないでもないが。まだ皿うどんは4食分ほど残っている。どのようなアレンジで食するか。今後も楽しんでみたい。