まだ明けてはいないであろうモンスーンではあるが、こうして軽やかに晴れた日があらわれると、気分まで晴れ晴れとする。今日は「漁村臭」も漂わず、窓からは心地のよい海風が流れ込んでくる。 窓辺に立ち、外の様子を眺めていると、ニューヨークに住んでいたころが思い出された。またいつか、あの街に住むのかもしれないし...
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早くも明日は、ムンバイ行きである。今回はバンガロール宅に9日間ほどもいたにも関わらず、やはりいつものとおり、ジャーナルのTO DO LISTには、やり残したことの数々。チェックされない□の連なり。 自分を追い立てたり急かしたりすることはないのだ、と思いつつも、さらさらと握れば指のあいだより落つ砂のご...
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あの日からまもない、マンハッタンの写真を、と思って、自分のホームページを探した。しかし、わずか2枚しか、見つからない。 あの日から一週間後の9月18日。夫の住むワシントンDCから、一人でニューヨークの自宅に戻ったのだった。その日の夕暮れ時。カメラを持って、アパートメントビルディングの屋上に出た。夕映...
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本日深夜、ニューヨークへと飛ぶことが、昨日土曜の朝、確定した。ニューヨークに1週間、ベイエリア(西海岸)に1週間、帰りに欧州に数日立ち寄るかも、という未だ曖昧さを残すスケジュールではあるが、ともかくは、決まった。 数日前より、航空券などは仮押さえをしておいたが、夕べは遅くまで、夫は細かな変更などの手...
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ニューヨークに暮らし始めたばかりのときから、そうだった。ただ、ストリートを闊歩しているだけで、この街から沸き上がってくる強いエネルギーを感じた。自分が弱っているときは、その強すぎる力を受け止められず、滅入ることもあった。 しかし、束の間の旅人となった今では、客観的に、とても楽な気持ちでこの街に向き合...
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日が射す、というよりは、日が刺す。風は軽やかだがしかし、太陽の光が鋭いこと。運転席に差し込んでくるの光はまた格段に強く感じられ、これはむしろ、インドにいるときよりも、日焼けをしそうであった。 今、一日を終えて、ほっとする思いでコンピュータに向かっている。夫の出張行程が今日で終了し、明日から数日は、休...
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