二重ブログ生活を初めて半年。自分なりの「お試し期間」を過ぎて、あちらを続けるべきか否か、あれこれと思うところあって考察中である。
そもそもは、「キレイ」という括りの中で、テーマ性の強い事柄を「日記ではない形」で書こうと思っていたはずが、いつの間にか日記化してしている記事も散見され。
そもそも、「思うところあって」始めたはずなのだが、その「思うところ」がなんだったのか、このごろはよくわからん状態。我ながらいい加減である。
8月31日は、「アラフォー」を脱する。あちらは基本、アラフォーサイトなので、せめてそれまでは続けてみようとは思うが、どうしたものだ。
たとえば今日のマンゴーの話題。当初はあちらに書こうと思っていたが、しかしこちらにしてみようと思う。
さて本日。写真からもお察しいただける通り、Mango Mela@Lalbaghである。年に一度のマンゴー・エキシビションがラルバーグと呼ばれる植物園で開催されているので、友人と共に赴いた。
今回は全体に、「オーガナイズ」されていた。
ジャックフルーツの展示も見られた。
月曜の朝は人が少ないに違いないとの予測通り、人影まばら。
週末のラルバーグは、家族連れだのなんだので、たいそうな騒ぎ。
外国人とみるや、ローカルの少年少女が集まってきて、
「一緒に写真を撮って〜」
的なノリに包まれるため、なにかと落ち着かない場所である。
加えてこの時期は、暑い。今日も、帽子&サングラス、水筒持参で準備万端だ。
植物園の入り口には、大きな看板。左側のおじさんは、カルナータカ州知事だ。メディアへの露出度顕著なおじさんだ。全身写真では、かならず、片方の足を一歩踏み出して写っているおじさんだ。
WELCOME。と書いてはあるが、これがもう、なにしろウェルカムではないことに、後ほど気づかされるのである。
まずは、数十並んだ露店を見学。
売り手は農家のおじさんたちにつき、英語は話せず、「これ、なんて名前?」と聞いても、「キロ40ルピー!」「キロ30ルピー!」といった返事が連発。
取り敢えず、超ビギナーなヒンディー語で、というか単語で、「ナム(名前)、ナム!」と連呼してみる。
名前を教われど、覚えきれんのが情けないところ。
ともあれ今日購入したのは、バダミ、バンガパリ、ラスプリ、マリカの4種類。あと、3種類くらいの名前を覚えていたはずだが、全部忘れた。メモを取ろうにも、そういう状況ではないのだ。
なぜなら、肝心なのは味見だからである。
購入の際に味見は必須。テイスティング、といってもわからないので、ゼスチャーで味見をさせてくれと頼む。中にはナイフがないので味見はさせられんという店もある。
そんなこともあろうかと、バッグの中から「シャキ〜ン!」とナイフを取り出す我。用意周到過ぎ。濡れタオルも持参して、味見する気満々である。
と、よそのお客さんも次々にやってきて、わたしのナイフで切られるところのマンゴーを味見している。おじさん、ナイフ返して状態である。
右上の写真はジャックフルーツの山。背後に回った自分があまりにも小さく見えてうれしい。
さて、奥へ進めば、マンゴー&ジャックフルーツの展示エリア。ここでいかにウェルカムじゃないかを思い知らされたのだ。というのも……。
読めん。なにも読めん。ジャックフルーツの説明文にある「シンガポール」しか読めん。いくらなんでも、これは不親切! カンナダ語しか表記がないとは。カルナータカ州知事が愛郷心炸裂な人物なのは知っている。
UBシティができたときも、外資系のテナントすべてに、カンナダ語表記を義務づけたくらいである。
ルイヴィトンも、モスキーノも、バーバリーも、ロレックスも、ディーゼルも、ポールスチュワートも、どこもかしこも、カンナダ語のぐるぐるくねくね文字看板があるのだ。
とはいえ、カンナダ語は、基本的に他州の人には読めない。アルヴィンドも読めない。別種類の言語である。つまりこういう場合、英語もしくはヒンディー語が併記されるべきなのである。
わたしだってヒンディー語なら、読むだけなら、少し読める。いや、もうほとんど忘れたけど、かつて読み書きできた。今でも調べれば読める。はずだ。そんな話はさておき、もうちょっとコスモポリタンにしてほしいものだ。
ちなみにこのマンゴー・エキシビションは今週いっぱい(多分)開催されている。町中で買うよりも種類豊富で安い。ご興味のある方、お試しあれ。
ラルバーグをあとにして、ランチは久々に南インドの定食「ミールス」を味わうべく、ローカルのナンディニ・レストランへ。
2年前、テレビ番組『仰天ライフ』で訪れた、あの店である。
久しぶりに、なかなかに、美味であった。ごはん山盛りも、ほぼ食べ尽くした。
お口直しに訪れたお向かいのカフェ。Gloria Jean's Coffees。米国発のフランチャイズで、オーストラリアで人気があるようだ。
初めて訪れたのだが、店内の雰囲気もよく、コーヒーも美味。楽しい一日であった。
ところで明後日から、やはり小旅行に出かけることにした。クールグのコーヒープランテーションのあたり。町中の喧噪を離れ、静かな高原リゾートで、自然と触れ合う3泊4日、楽しんでこようと思う。
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