🍓バンガロールはイチゴの季節。昨日は友人らとの今年最初のミーティング。またしても、旬のお菓子、ストロベリーショートケーキの小型8人分を焼いて、リーラ・パレスの会議室へ。みな喜んで食べてくれた。
🍓友人の一人は、全員分にストロベリー・ジャムを作ってきてくれた。そのほか、みな、あれこれとおやつを持参して、甘い。うれしい。写真にもある通り、素材はシンプル、ロールケーキ記事の簡単なレシピで作れる。
🍻夜は、元バンガローリアン、ローカルフード探検隊メンバー、そして現在モスクワ在住の友人、夕子さんとディナー。昨今のバンガロールはクラフトビア系ブリュワリーがあちこちにオープンしていて、その空間の扱い、スペースの斬新さは、たとえばマンハッタンに勝るとも劣らない。
🍻昨夜は未踏だった市街北部のブリュワリーへ。ミューズ・クリエイションがしばしば訪れる慈善団体が2カ所あるエリア。かつては広大な空き地だった場所に、蜃気楼のようなオープンエアのその店。広い。夕子さんもトレンドの変貌ぶりに驚嘆している。夜の写真じゃよくわからないのが残念。
🍻思えばバンガロール初のブリュワリーはUBシティの向かいに、2011年ごろにオープンしたBier Club。夕子さんたちとも一緒に訪れたことがある。あれ以来、いったい何軒、オープンしただろう。
🍺そもそもバンガロールは、インドでも最もアルコールの消費が高いパブ・シティ。インドビールの代名詞ともいうべくキングフィッシャービールは、ここバンガロールが拠点。英国統治時代に創業されたUnited Breweriesは、印パ分離独立後、まだ20代と若かった現CEOであるヴィジェイ・マリヤの父親、ヴィタッル・マリヤが受け継いだ。今のUBシティはかつてビール工場があった場所だ。
🍻月光煌めく中庭で、オリオン座を仰ぎ見ながら、「どんなビールがありますか?」と、給仕に問えば、「実は今日、テクニカルな問題が発生し、ビールをお出しできません」という。おいおいおいおい。ビールを出さないブリュワリーは、コーヒーのないコーヒーショップだ。肉のない焼肉屋だ。麺のないラーメン屋だ!🍜 とまでは言わなかったが、あまりにもインド的な展開に、「いやいや、ビールがないブリュワリーってのは、ないでしょう?」と、笑いながらもぐいぐい詰め寄ったら、マネージャーが来て、改めて事情を説明してくれる。
🍺とにかくは、マシンの不具合で、ビールは出せない。でも、1杯ずつだったら、出せる。と、よく意味のわからない提案をされる。1杯でいいので、くださいと頼む。もはや、メニューさえ持ってきてくれないので、「にがみとこくのあるドライなビールをお願いします」と頼んだ。とてもおいしかった。1杯だけだけど。
🍴食事もこれまた、あれこれユニークで楽しい。言及すると長くなるので割愛する。とにかくひたすら食べて、ひたすら語り合った。
💃途中、ステージでセクシーなダンサーズが踊りだしたりする。平日の、町外れのこんな場所で、こんなことが……。なんだかもう、異次元空間だ。
🇷🇺夕子さんからのロシア土産の、見慣れぬ文字に旅情をかきたてられる。このところ、何かにつけてゴルバチョフのペレストロイカに思いを馳せることが多い。そろそろ未踏のロシアを訪れる時期かもしれない。願わくば、今年!