😼元、野良猫だったNORA姉さん。彼女が我が家を住処と決めたのは2014年7月のこと。以来、半野良時代を経て、ここ5、6年は「家猫」状態だった。にも関わらず! ゆうべ、数年ぶりに玄関から大脱走!
若いころの猫は脱走欲、放浪欲が強いらしいが、昨今の彼女は、すっかり「落ち着いた」風を装っていた。普段は庭か、夫の書斎でのんびりとくつろいでいる。
だから、いつのまにか書斎を抜け出し、玄関ドアが開いた瞬間、隙間から逃げ出すとは思わなかった。慌てて彼女を、えいやっと掴もうとする夫の手を振り切り、尻尾を立てて嬉しげに逃亡するNORA姉さん。
「NORA〜! NORA〜!」と動揺の叫びを上げながら、彼女のあとを追う夫……。
それからはもう、隣家のお庭を捜索させてもらったり、塀の隙間を懐中電灯で照らしたりの大捜索。
姿は見えても、追えば逃げる。
腹立たしい! 遊び疲れたら帰ってくるだろうと、わたしは諦め、他の3猫を屋内に入れ、庭の柵に設置した、外部に通じる非常用の小さなドアを開けておくことにした。
果たして夜中1時半ごろ。「にゃあ」と鳴いてご帰宅。寝入っている我々は起こされて、お陰で睡眠不足だ。ともあれ、帰って来てくれてよかった。
彼女は推定12歳。人間に例えるなら50代後半。わたしと同じ世代である。
「NORAもいい加減、大人なんだから、落ち着けばいいのに!」
と、わたしが言えば、
「美穂だって、全然、落ち着いてないじゃない。うろうろしてるし……!」
と夫。
……だな。
油断大敵。玄関ドアの開閉には、引き続き、気をつけたい。
😼写真は若かりしころのNORA姉さん。最後の3枚の写真は、2014年、半野良時代の彼女。買い物から帰宅後、当時、空き家だった隣家の荒れた庭にあるガゼボを見て、目が点に。ズームしたところ、NORA姉さんが君臨。びっくりしたものだ。なお、マルハン家の4猫専用ブログは、かつて人気が高かった。今は更新していないが、懐かしくも味わい深い。
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