昨日は、1年半ぶりに健康診断へ。それまでは、地元の総合病院で検査を受けてきたが、前回の検査からは、2021年2月、バンガロールにオープンした「NURA(ニューラ)」を利用しはじめた。NURAは、日本の富士フイルムとインドのヘルスケア企業との合弁会社で、「がん検診」に主眼をおいた健診を行っている。
初めて訪れたのは2021年9月。ホテルのロビーのような、すっきりとした待合室。予約制だから、ほとんど待たされることもなく、2時間余りで検査を終える。その後、速やかに検査結果も出て、ドクターからのコンサルテーションを受けられるため、3時間もあればすべてが完了だ。
前回、待合室で説明動画を見ているときに知ったのだが、富士フイルムは、1970年代からX線写真の研究に取り組み、世界で初めてX線写真のデジタル画像化に成功、1981年に「FCR (Fuji Computed Radiography) 」を誕生させたという。
わたしは婦人科検診を含んだ女性用の健診パッケージを受けた。通常、健康診断は朝食抜きで訪れる必要があるが、ここは不要。普通より軽めの朝食をすませて10時ごろ、インディラナガールにあるNURAへ。受付のあと、検査用の衣類に着替え、採尿。その後、採血、聴覚、視覚、歯科検査などを受け、CTスキャンや骨密度検査やなんやかんやを流れ作業のごとく受ける。なお検便は別途、自宅で行える手筈が整えられている。
かつてならば、億劫だった婦人科検診。賛否両論あるマンモグラフィは、数年に一度でいいと思っているのだが、ここの機材は低線量かつ痛みが少ないので、今回も受けた。前回、不満の残った婦人科検診は、今回、別の女医に代わっていて、心身に負担なく検査を進めてくれたのがうれしかった。同じ機材を用いても、使う人によってここまで痛みが軽減されるのかと驚くほどだった。
1年半前に比べて検査可能な項目も増えるなど、進化も見られた。ともあれ「最先端み」溢れる検査環境だ。検査結果はA,B,C,Dの4段階評価。Aは問題なし。Dは専門医のチェックを要するもの。前回の検査結果と並んで表示されるので、改善された点が一目でわかるのもよい。
幸い大半がA。前回よりも成績があがってうれしい😁 一部、気をつけた方がいい点もあるが、この年齢にしては概ね良好な検査結果で安心した。
無論、普段から健康管理には配慮しているとはいえ、生来、身体が強いというわけではない。諸々、不都合を抱えてきたがゆえに、アーユルヴェーダの教えなども取り入れながら、健康的な食生活や十分な睡眠を心がけている。
とはいえ、人生。
生きていれば、ストレスは溜まるし、イラッとさせられることも多発する日々。深呼吸、深呼吸……。平穏を心がけて生きたいものだ。
🏥https://nura.in/
2022年に、グルガオン(グルグラム)とムンバイにも健診センターがオープンした模様。
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