昨日の午前中は、ほぼ毎週火曜日に開催されている「女性の勉強会」へ。音楽の技法、特にインド各地の音楽の基礎などについて、その片鱗を学ぶ。北インドのヒンドゥスターニー音楽。対する南インドのカルナティック音楽。古典音楽の、独特の音階やリズム……。いやはや、音楽一つをとっても、インド世界は奥深い。
会場を急ぎ後にして、ランチタイムは日本人女性の集いへ。チャーチストリートのShoba Mallに新しくできたケララ料理店Paragonへ。このごろはもう、あちこちに新しい飲食店が誕生して、目を見張るばかりだ。
十数名の日本人女性がずらり。大半は初めてお会いする方々。パンデミックを経てしばらくは、単身赴任の駐在員が多かったようだが、このごろはご家族帯同も増えている様子。ミューズ・クリエイションもまた本腰を入れて「フェーズ3」を起動しようと思った理由のひとつも、ここにある。
さて、昨日は「カンボジアの伝統技法によって織られたアンドラ・プラデーシュ州産の絣(かすり)」のサリーで出かけた。自分の中では「五重塔サリー」と呼んでいる。4月の一時帰国時、京都の東寺を訪れた日に着ていたもので、五重塔とのコーディネーションがばっちりだったからだ。
普段、昼間にサリーを着てうろうろする機会は少ない。どちらかといえば、夜のパーティなどがメイン。しかし昼間、着ていると、道ゆく人や飲食店のスタッフなど、あちこちで「すてきなサリーですね」と褒められるので、それはそれでうれしい。普通の服よりも「褒められ率」が高いのは、精神的にもハッピーになれるので、やはりもう少し、着用頻度を増やそうかなと思う。
ちなみにこのサリーは、友人のYashoのブランド、Mirnaliniで買ったものだ。Yashoは、わたしのインド友のなかで、最もサリーをすてきに着こなし、もちろんテキスタイルの知識も豊富な女性の一人。ここで紹介している3枚は、いずれもMirnaliniで買ったもの。どこかしら日本的な雰囲気が漂うものを選んでいる。
黄色と白のコンビネーションのサリーは、黄色い部分がブラウス用の布。どういうデザインのブラウスにするか、まだ考えておらず、着用するに至っていない。今年中にはテイラーに出して着たいものだ。
白地にピンクのサリーは、新居のプジャー(儀式)を行った時に着た。同じコミュニティに住むYashoと、ハズバンドのHariも来てくれて、共に新たな門出を祝してくれた。
昨年の12月、新居で京友禅サリーの展示会を実施した時にも、やはり二人は来てくれた。Yashoはしっかりと試着して、モデルになってくれた。京友禅サリーも、とてもお似合いだった。
以下のリンクは、関連情報。関心のある方はぜひ、ご覧ください。
🇮🇳インドはお祭りシーズン序章。またしてもサリーの海へ。Mrinalini. A platform to help handloom weavers across the country.
https://museindia.typepad.jp/fashion/2021/09/saree-1.html
🥻MRINALINI
https://www.mrinalini.co/
🥻不易流行 〜インドのファッション&ビューティ〜
https://museindia.typepad.jp/fashion/
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