濃くも有意義な週末だった。土曜日は、「若者向けグローバル+インドライフ研修会」を実施。とても大切な経験につき、この記録は別途改めて記す。そして昨日の日曜日は、空港に近い北バンガロールの新居から車で5分ほどのところにある森(乗馬クラブの敷地)へ。
先週の日曜日は霊山アルナーチャラの周囲を14km、ひしめき合う巡礼者に紛れて歩いていた。そして1週間後の昨日は「どこで買ったのその服?!」というような、露出度満点女子、ファンキー・ファッションの男子ら、ひしめき合う聴衆に紛れて、自然の中のミュージック・イヴェントを楽しんだ。
コンセプトは異なれど、アクの強さは共通の、熱気あふれる人混み。これもまた、インド。
このイヴェントのことを知ったのは、つい先日、友人のYashoを通してだった。バンガロール拠点のSwordfish Events & Entertainmentによる地球の自然環境に配慮したサステナビリティな音楽祭だ。インドをはじめとする世界各国のミュージシャンが約40組集い、土曜日曜の2日間に亘って開催された。
Leave no trace…「イヴェント後にその痕跡を残さない」をポリシーにしたもので、会場にはペットボトルの持ち込みなども禁止されている。
わたしたちは、まだ陽の高い午後3時ごろに会場入り。遅めのランチなどを楽しんだ後、4カ所に分かれたステージを巡回しつつ、多彩なジャンルの音楽を楽しんだ。欧米で活躍しているという日本人ミュージシャンも数名参加されており、会場を賑わせていた。
個人的には、ニューヨークから来たジャズ・バンドの演奏を聞いた瞬間、マンハッタンが思い返されて泣けてきた。米国を離れてなお、1年とあけずに訪れていたニューヨーク。だがCOVID-19パンデミックの前年に訪れて以来、もう4年以上も米国の土を踏んでいない。
前日の研修会で、ニューヨークでのことを話したばかりということもあり、精神的には近くなっていたニューヨークがとても遠く懐かしく思えて、しみじみと、心を揺さぶられた。
それにしても、だ。この群衆の自由さよ!! インド移住当初から、行くところに行けば、露出度高めの女子らを目にしてきたが、ここまで一斉にという機会は滅多にない。
目のやり場に困るほどなのだ。もちろん、写真は撮っていないので、ご想像にお任せするしかないが、みな手足が長いから、リアルなバービー人形のようなのだ。
夫がしきりに、「インド、変わったね」「インド、変わったな〜」とつぶやく。
ともかくは、自由で楽しい。わたしもミニスカ&腹出しで歩きたくなった(やめろ😂)
音楽はいいなあ。しかもこんな森の中で、自然に親しみながら。特にインドの人たちは、普段から轟音ミュージック&ダンスに慣れ親しんでいるから、多様性溢れるジャンルにもすぐに溶け込んで場を盛り上げる。
時折の小雨は、お気に入りの手拭いストール(先日友人より日本土産にいただいた)で凌げる程度。慈雨だと思えば愛おしく。
時代は流れ、世界は変わる。しかしわたしもまた、一生、歌い踊り続けたいと思った午後だった。
*最後のVIDEOも、ぜひご覧ください。
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