今しばらくは、インドにて。2005-2007

HAPPY NEW YEAR, 2007!

大晦日である。 2006年もまた、濃い一年であった。今日の午後、このブログの過去記事一覧を更新するとともに１年をざっと振り返ってみた。 2005年の終わりにインドへ移住して１年と少し。多くの旅をして、多くの出会いがあった。水面下の波乱は尽きないが、それでも、少しずつ、少しずつ、実りのある"LIFE"であるような気がする。 LIFE。人生であり、暮らしであり、命であり。 ……一年の終わりに際し、少し... Read more →

ムンバイ。優雅ランチ。スイスの友とお好み焼きな話題。

２泊の予定で、ひとまずムンバイ。思えばちょうど去年の今日も、ムンバイにやってきて、８日にバンガロールに戻ったのだった。 今朝、目覚めたら少々喉が痛かった。大晦日の日、踊りまくっている途中に暑くなって上着を脱いだり、かと思えばちょっと寒くなって着たりを繰り返し、ちょっと風邪を引いたのかもしれない。 喉によいトゥルシの葉を多めに、今日もターメリックやサフラン、はちみつなどを入れたオリジナルティーを飲む... Read more →

これからデリー。そしてニームラナ・フォートへ。

ムンバイ滞在を終え、本日午後のフライトでデリーに入る。冬のデリーは「霧の町」ゆえ、フライトの乱れは日常茶飯。キャンセルになることもしょっちゅうだ。 朝晩の霧がひどいので、デリーには午後６時前に到着する便を選んでいる。無事、今夜中にデリーにたどりつけますように。違う町の空港に下ろされたりしませんように。 なお、本日から３泊はデリーの実家に滞在し、４泊目はニームラナのフォート（砦）にあるホテルに泊まる... Read more →

OLD DELHI, NEEMRANA...デリーとその周辺を小旅行。

霧にやられることなく、予定通りにデリーを出て、予定通りに数時間前、バンガロールに到着した。とても心に残る小旅行だった。 デリーには、移住前を含め、何度となく訪れてはいたが、今回ほど自由な時間があったのは初めてで、また我々の気分が落ち着いていたのも初めてだった。 ３泊４日をデリー実家で過ごし、丸二日間、義両親とデリーを巡った。行きたかったが行く機会のなかったオールドデリーや、すぐ近所にあるにも関わら... Read more →

インド内装業に迫る。久々OWCへ。

早くも木曜日。ここ数日は、デスクワークのほか、新居移転に伴うインテリアデザイナーらとの打ち合わせに出かけていた。 新居への移転は３月末に目標を定めた。従っては、未完成の備え付けクローゼットとキッチンを仕上げねばならない。 知り合いが勤める会社のデザイナー、デヴェロッパー直営のデザインオフィス、そしてアパートメントのメンテナンス業者に紹介された内装業者と、すでに３件の業者に会った。 今日は作業場にも... Read more →

わずか１カ月間の「ミクシィ mixi」だった。

先日、日本に帰ったとき、友人からmixiに誘われた。以前、妹から誘われてもいたのだが、コミュニティサイトという「はまりそう」な世界からは、極力避けたく、入らずにいた。 ところが、その友人の積極的な誘いに関心を持ち、入るだけ入ってみよう、と入ったのが12月半ばだったか。 しばらくは放置していたのだが、クリスマスパーティーの折、mixiをやっているという人が３名ほどおり、面白いよ！　と誘われたので、た... Read more →

インテリア考察。本屋で過ごす午後。子孫ちょっびり繁栄。

土曜である。午前中は、知人経由のインテリアデザイナーとカーペンターがやってきた。英語で書くよりも、日本語で、「内装設計士」、「大工」と書く方が似つかわしい気がする。なので今後そうする。 ……と、念のため「内装設計士」という言葉は日本語として問題ないのかどうか、ちょっと調べてみたところ、なんだか、使われていないようである。内装設計士ではなく「インテリア設計士」ならたくさんでてきた。どっちつかずな表現... Read more →

日曜日。家族ランチ。内装考察。

今朝、アルヴィンドはスジャータ＆ラグヴァンと映画を見に行った。ペンギンのアニメーション。スジャータ＆ラグヴァンは、新作、話題作をもれなく見ている映画好きな夫婦である。 我々も映画を見るのは好きだ。しかし、マンハッタン時代、徒歩で行けるブロードウェイ界隈に範囲に何軒もの映画館がある恵まれた環境から、ワシントンDC、そしてバンガロールへと移り、映画館へ足を運ぶ機会は徐々に、いや劇的に、減った。 インド... Read more →

米国と日本とインドとわたし。

●米国は遠く。しかし第二、第三の故国であるに違いなく。 カリフォルニア在住時代より、America Clubというサイトに毎月、記事を書いている。最初は「ヴァーチャル・カリフォルニアライフ」というコーナーで、現地からの生活情報を送っていたが、現在は、在米十年の経験に基づいた「アメリカで暮らす」というコーナーを担当している。 月に２、３回ほどの更新なので、ひと月分をまとめて書いて送る。文字量にしてみ... Read more →

少年の手と、大根と……。

使用人を抱えて暮らすのは、当然ながらインドに暮らし始めて初めて経験することであった。せいぜい一日に数時間、通いの使用人が来てくれれば十分だと思っていたわたしに、しかしデリーの両親は、住み込みの使用人、モハンを紹介してくれた。 モハンは、デリー実家に30年近くつとめる、まるで執事のような存在の使用人、ティージヴィールの親戚である。ちょうど職を失っていた矢先で、わたしたちの渡印は、まさに渡りに船の状況... Read more →

料理のことを書き始めるとまた長くなる。

昨年の11月以来、第一弾、第二弾、第三弾と続いて来たプロジェクトが、ようやく佳境だ。例の、「割り箸程度」かもしれぬが、「ゴールデンブリッジ級」になるかもしれん、などと厚かましく妄想する「日印架け橋」な仕事である。 今、第三弾のしめくくり段階に入った。あと３、４日で終了するだろう。パワーポイントで作っているその資料。写真や図版を多用し、実に楽しい仕上がりだ。誰かに見せたいが見せる訳にもいかず、しかし... Read more →

地元発の暴動やら、英国発の差別やら。

どしどしと、月日が流れてゆく。こんな調子じゃ、あっという間に50代60代になっちまうというものだ。 そんなわけで、本日も、ひねもすデスクワークであった。夕刻、おおよその仕上がりをプリントアウトして見る。その分厚さ、濃厚さに、得も言われぬ達成感。踊り出したくなる。というか、幸い一人であったので、半ば踊る。 そして、着替えて、眉だけ描いて、あとはすっぴんで、近所に買い物に出る。眉は描かねば、まずい。男... Read more →

骨付き鶏肉と大根の煮付けがおいしかったので。

食の記録はやるまい、と思っているのだが、とてもおいしかったので。 骨付き鶏肉と大根の煮付け。醤油はバンガロールでも手に入る。みりんはない。帰任駐在員マダムにいただいた。すでに「賞味期限」ちょっぴり切れである。料理酒は香港出張時に買った。が、これは白ワインやらなんやらで、代用できよう。 鶏肉の旨味が大根にしみ込んでうまい！　大根ばかりを食べてしまう。日本食好きな夫も大喜びだ。 キュウリはスジャータが... Read more →

そして新居を得る。内装工事の準備も本腰。

土曜日だ。 今日は新居の最終支払日であり、鍵を受け取る日であった。取りあえずは、１セット。さまざまな書類の最終ファイルが終了したのち、残り２セットを受け取る。 ともあれ、めでたい。 相変わらずの、インド産スパークリングワイン (SULA Brut)で乾杯である。 ベッドルームそれぞれの鍵などもあるから、すでにどっしりとした鍵束である。その鍵を見ながら、鍵がなかった日々のことを思い出した。ワシントン... Read more →

木が気になる。

左上：マホガニー、右上：ローズウッド、左下：ティーク（チーク）、それぞれ我が家の家具の一部写真と、右下：ベニアの見本である。インドでは合板ではない、木材をそのまま使用した家具も、未だ手頃な値段で入手できる。 従って、我が家の現在の家具の殆どは、マホガニー（ちなみにこれらはインドネシア製）、ティーク（チーク）、そして一部（というか一つ）、ローズウッドである。 クローゼットなどの素材について、学んでい... Read more →

新居採寸。花の公園散歩。夫の審美眼に疑問符。

●新居採寸 青空、晴れ渡る日曜日。今日は午前９時より、内装設計士＆大工（棟梁）と打ち合わせ、及び家の採寸である。 １時間ほど、自宅で打ち合わせをしたあと、全員で新居に移動。 我が家から、新居まではクルマで約15分ほど。線路沿いの道を西から東へと走る。 途中、貧民街を通り抜ける。バラックに住まう人々の様子が、いつも車窓から手に取るように見える。牛が多く、馬小屋もある。 朝の新居を訪れるのは初めてだっ... Read more →

Yahoo! Japan トラベルのインド記事

昨年、手がけた仕事のひとつが、昨日ようやくリリースされた。「Yahoo! Japan トラベル」のインド旅行特集だ。 The website "Yahoo! Japan: Travel" which I wrote about Bangalore a couple of months ago was released yesterday. I wrote about the travel guid... Read more →

庶民派食堂にクラフトバザール、ミシュティ食べて充実の一日。

下にYahoo! Japan トラベルの記事の告知を入れておいた。去年の終わり頃にまとめた記事が掲載されている。ホームページやブログなど、「書き放題」できる状況が多い昨今、限られた文字数に絞り込むのは結構、辛い。 先だっての新聞記事もまた、最初は指定原稿の倍ほどの文章を書いた上で、削り絞り込む作業であった。新聞ほどでないにせよ、この旅行記事にしても然り。少ない文字情報のなかに、いかにうまく要点をま... Read more →

魚屋でも始めるんですか？

とでも訊ねたくなるような、マルハン家の、今朝のキッチン。 「限られた一人の時間を大切に過ごそうと思う」と書いたのは、確か夕べのことだった。朝のラッセルマーケットへ出陣することが、一人の時間を大切にすることだったのかどうかはさておき、今朝、出張の夫を送り出した我は、久方ぶりにラッセルマーケットの魚市場へ向かったのだった。 バンガロールには、新鮮な魚が足りぬ！　 なにしろ高原だからね。仕方ないんだけど... Read more →

今夜はカニ！

今夜、夫が１泊２日のプチ出張から戻って来る。従っては、飼育していたカニを調理した。実際、夕方あたりまでバケツにいれて放置していたが、時折がさがさと音がするのが気になるし、小バエが舞い込んで来たりもしたので、夜には冷蔵庫に入れておいたのだった。 カニ。といえば、ワシントンDC時代を思い出す。ワシントンDCに隣接するメリーランド州のチェサピーク湾は、大量のカニが穫れることで知られており、カニ肉で作るコ... Read more →