こうしてブログに日々を記し、それを自らするする〜っと遡り一瞥してみれば、とても仕事をしている人間の日常とは思えない日々である。毎日遊んでばっかりで、バンガロール生活って楽しそう、と思われるのではないかと思う。実際、その通りでもある。
リサーチの資料まとめは、ようやく半分を過ぎたところか。母をシンガポールに送って、そのあと一気に残りをまとめて、9月後半には完了の予定。
そのあとハニーとモルジブに行きたいと考えているのだが、これも夫の仕事次第。近場にも関わらず行く機会を逃し続けているのが惜しい。10月後半はまた米国行きで、そうこうしているうちに、2008年が終わる勢いだ。
更にそうこうしているうちに「ムンバイ&バンガロール二重生活」が始まるかもしれず、まったくもって、落ち着きがない。
そういえば、西日本新聞の『激変するインド』は、すでに今週の月曜日に掲載されたようである。担当の方が代わり、国際部はお忙しい様子で、仕上がりのデータが届いていないので告知せずにおいたが、まだまだ続いている。福岡地方の方、お忘れなく読んでいただきたい。ちなみに今月のテーマは「家族」であった。そして来月は「結婚」の話題でいこうと思う。
America Clubの方も、アメリカを離れてなお、しつこく書いている。左のグレイゾーンからクリックして、たまに読んでいただければと思う。
さておき、母のインド滞在3カ月も、残すところ十日あまり。「最後に」と行っておきたいところ、やっておきたいこともあるようで、本日はまず、折り紙ボランティア。が、その前に、Leela Galleriaでショッピング。お土産を、といいながら、ご自分のハンドバッグなどをお買い上げ。
聾唖学校での折り紙教室。本日は「紙相撲」。担当の方が手作り土俵を準備してくださり、できあがった力士でもって、みな真剣勝負である。熱いひとときを過ごした。
そして再びLeelaへ戻り、母もお気に入りであるところの恒例ランチブッフェへ。そのあとGaruda Mallへ向かい、インターネットでチケットを予約しておいた映画を見に行く。
わたしとしては、シャールクカーン主演のCHAK DE INDIAを何としても見たかったのだが、母がRATATOUILLEの方がいいというので、優先した次第。RATATOUILLEとは、邦題で「レミーのおいしいレストラン」。パリを舞台に調理の才能優れたネズミが活躍するディズニーのアニメーションである。
非常に楽しい映画だった。欧州旅情をそそられる。美味なるフレンチを食べたい。美味なるラタトゥーユを作ってみたい。
が、ネズミ。ネズミといえば、記憶に新しすぎるネズミ。
ネズミ騒動の直後に見るに、あまりふさわしい映画とは言えまい。無闇に臨場感があって、得も言われぬ複雑な気持ちである。