●今週の金曜日に、OWC慈善活動の説明会を拙宅で行う。日本人会員から参加者を募って、先日入手した資料をもとに説明する。資料の一部を日本語訳するなどの作業を行っているのだが、読むほどに、いちいち胸が詰まる現実。
●「寄付金」「工芸品作りの手伝い」「音楽の教授」「子どもへ本の読み聞かせ」……。必要とされているヴォランティアはさまざま。HIV罹患者の施設の資料には、ひとこと、「患者たちと、一緒に過ごす」。
●自分がそこにいるだけで、誰かの救いになることもあるのだろう。
●上の写真は、ムンバイ、デリーではすでに創刊されているところの、しかしバンガロールではつい数日前より創刊のタブロイド版経済誌"mint"。出版元はThe Wall Street Journal。記事のクオリティが高い。コンセプトが異なれど、"Bangarore Mirror"など読んでちゃならんと思わせられる。
●バンガロールでは、歩かない。歩けない。NY旅行前、トレッドミル(ベルトコンベアーみたいな歩くための機械)を買おうと決めていたのだが、帰国後、歩くには狭いが、しかし機械の上を歩くより、庭をぐるぐる歩く方がまだいいだろうと考え直した。
●ここ数日、スニーカーを履いて、8の字を描きながら歩く。多少、目が回る気がしないでもないが、機械の上を歩くよりはいいかもしれない。結構、続けられるかもしれない。
●時間を計るより歩数をはかりたい。インドで万歩計は買えるだろうかと探したら、通販があった。選択肢はほとんどないが、オムロンのそれを2つ注文したら、2日後の今日、無事に届いた。インドでネットショッピング初体験。
●庭と言えば、今日は珍しいものをみた。変に重々しく飛んでいる蝶がいるなあと思ったら、二匹が合体して飛んでいた。しかも前部の蝶だけが羽ばたいていて重そうだ。ひょっとして交尾の最中? お取り込みのところを失礼。
●ときには日焼けを気にせずに(とはいえ、顔には日焼け止めを塗るけれど)、太陽の光を浴びることが大切だと思う。木立を過って来る日差しは、心地よい。
●今日は、九官鳥みたいな鳥が遊びに来た。
●カエルたちは、不在の間に姿を消した。あんなにたくさんいたのに、どこへ行ってしまったのだろう。
●それまでは葉ばかりだった、ブーゲンビリアが、不在の間に花をつけ始めていた。
この古びたショッピングモール、その名も"5th Avenue"というのだ。
かなり、厚かましいのだ。
モール内部の「吹き抜け」の感じが、そこはかとなく「トランプタワー」に似ているところが、憎い。
●しかも、モールの中には、Bloomingdale'sという名の衣料品店さえある。最早、遣る瀬ない。
ちなみに本物のBloomingdale'sは、五番街にはない。
●このモールの中のComputer Planetという店。バンガロールにしては、まともな感じのコンピュータショップ。移住当初から、我が家のプリンタやモニタ関係は、ここで調達した。
●大型書店"CROSSWORD"で、しばらく過ごす。
●帰り道、ついうっかりSAMYAKKへ寄ってしまう。インド服専門店だ。特に買い物をするつもりじゃなかったが、レンガーチョーリーを見ていたら、次々と見たくなり。
●「マダム、これはアイシュワリア・ラーイが結婚のパーティーで着ていたものと同じですよ! 我々は、あれを見て、すぐさまコピーしたんですよ!」
●コピーしたと、いばってどうする。
●「マダム、着てみるだけ、着てみませんか? 試着はタダですよ!」……そりゃそうだろうけどさ。
●と渋りつつも、ついつい4着ほど試着してしまった。いずれも、かなり高価なものばかりなので、今日のところは最初から買うつもりはなかったのだが、ちょっと試してみたかったのだ。
●ミスワールドに輝いた絶世の美女が着た服のコピーも、着てみた。写真まで撮ってもらう始末。我ながら、かなり厚かましい。
●甘いチャイなどいただきつつ。
●右の写真は、「今年のはやり」なレンガーチョーリー。何が違うかといえば、スカートが「マーメイドシェープ」なのである。
●左の写真は、アイシュワリアのコピー。
●I just tried them on. I didn't buy anything today.
などと英語で念のため書いておくのは、夫対策。彼はわたしがインド服を着るのを、相変わらず、あまり好まないのだ。
すでにニューヨークでかなり買い物をした直後だけに。
ニューヨークで、シンプルな素材とデザインの服をばかり見た直後、インド服の派手さったら、ない。楽しすぎる。