先日訪れたBANGALORE EDUCATION TRUST。財政難に直面していることは、幾度か記した。これまでいくつもの慈善団体を訪れて来たが、いずれも決して、順風満帆な運営状態とはいえない。
いずれの施設も、寄付金は常に必要とされている。しかし、BANGALORE EDUCATION TRUSTに間して言えば、運営者のナガラジ氏の片腕となるべき、欧州在住の創始者からの寄付も滞っているとのこと。
500人の子どもたちと教師らの先行きが、案じられる。
多くの子どもたちに接することで、訪問する側は、与えるだけでなく、さまざまを与えられる立場でもあると感じた。そのお礼の意味もこめて、再度、寄付金を集めたく、このブログでも告知してきた。
前回のチャリティ・ティーパーティを上回る額が、少しずつだが集まりつつある。そこで、9月25日に改めて訪れることにした。
土曜日にしたのは、駐在員や、家族みなでの参加者を募りたかったがゆえであるが、今のところ、参加希望者は少ない。ともあれ、わたし自身は、夫と母と一緒に赴こうと思っている。
以下、バンガロールの日本人女性の会である「さくら会」を通して、みなさんにお送りする予定のメールを、添付する。
さくら会会員以外の方でも、なんらかの関心を持っていただけるようであれば、施設への同行、あるいは寄付のご協力をお願いしたい。
さくら会の皆様
新しい会員の方も増えていらっしゃるようなので、改めてご挨拶いたします。
2007年より、MSS (Muse Social Service)という名のもとに、貧困層の人々への支援をするべく、ささやかながらも活動をしております、坂田マルハン美穂と申します。
日本人在住者を対象に、不定期でチャリティ・ティーパーティを開催。寄付金や寄付の品々を集め、バンガロールにある慈善団体を訪問し、施設の見学や寄付を行っています。
また、OWC (Overseas Women's Club)が主催するチャリティ関連のイヴェントなどにも積極的に参加し、その様子を専用のブログでご紹介しています。
さて、先日訪れました貧困層子女向けの無料の学校、BANGALORE EDUCATION TRUST。運営が非常に逼迫している様子でした。
各方面に寄付金を依頼しているとのことですが、リーマンショック以来、それまで多額の寄付をしていた企業からの支援が激減したようです。
いずれの慈善団体も、運営資金が足りないのは事実です。
しかし、500名の子どもたちが元気に勉強をしている様子を目の当たりにし、なんとか学校の存続を手伝いたいとの思いから、再度、寄付金を集めて、訪問することにしました。
金額的には「焼け石に水」かもしれませんが、少しでも多くの方に、慈善団体の現状を知っていただければとも思い、再度の寄付を決めました。
今回は、平日はお仕事のある駐在員の方々にも参加していただけるよう、来週の土曜日の午前中に訪問することにいたしました。関心のある方は、どうぞご家族みなさんで、ご出席ください。
「寄付をする」という与える立場ばかりではなく、貧しい子供たちが懸命に勉強をしている様子など、「現状を学ばせてもらう」という意味でも、訪問は意義深いものだと思っています。
なお前回の訪問時の様子などは、下記専用のブログにレポートしておりますので、ご覧ください。
【学校訪問について】
9月25日(土)午前中、追加の寄付金を持参して学校を訪問します。ご同行をご希望の方は、坂田までご連絡ください。待ち合わせ場所などの詳細は折り返しご連絡します。なお、学校訪問に参加なさる方は、寄付金を一口以上、よろしくお願いします。
【寄付金について】
●一口1000ルピー(約2000円/US$20)以上を目安に、寄付金を募ります。学校見学が無理な方でも、寄付されたい方があればご連絡ください。日本からでもOKです。当方が責任をもってお預かりし、お渡しします。
【連絡先】
坂田マルハン美穂
[email protected]
【詳しくは、専用ブログで】
MSS: Muse Social Service インド発 地域社会とのコミュニケーション
http://museindia.typepad.jp/mss/