来月末で、ミューズ・クリエイションは5周年を迎える。始めたときは、先のことをあまり考えてはいなかった。しかし3周年の2015年にはNGO申請をした。インド生活も10年目に入り、自身も50歳を迎え、それは節目の年でもあった。
それから更に、2年が過ぎた。自分自身、公私に亘ってやるべきことは、まだほかにも確実にあって、しかしこの5年間は、ミューズ・クリエイションのことに、結構な時間と労力を費やしてきた。
メンバーの入れ替わりが多く、他の人に代役を任せられないという点において、運営は自分がやるしかなく、この先、どのような形で続けていくのか。それは、折に触れて、考えてきたことではある。
活動の幅を広げ続けるのは健全ではない。だから作品作りのヴォリュームに浮き沈みがあったり、クワイアの歌にばらつきがあったり、バザールの売上げに上下があるのは、むしろ当然で、そうあるべきだと思い続けてきた。
ミューズ・クリエイションの活動に「バブル感」は必要ない。そもそもは、慈善活動の団体なのだから。
その考え方は、とても大切なのだということを、今、実感している。
今年に入って、かつてなく、多くのメンバーが一気にご帰国となった。合計17名。今日がその、激しい帰国ラッシュのほぼ最終日であった。この5年間というもの、これまで100名以上のメンバーを見送ってきたが、この2カ月余りは、その心の揺らぎが、幾重にも重なり合った。いろいろと、思うところあり。それはまた、後日ブログにでも記すとしよう。
あまねくLIFE。人生、生活、命……。寄せては返す波のようにあるのが、摂理。走り続けてはいけない。欲張り続けてはいけない。足るを知ること、身の丈をわきまえることの、大切さ。もう、昔から心に刻んでいるわたしの方針。
まわりの風景を眺めながら、自分自身を見つめながら、着実に、確実に。だからこの先の数カ月は、少し心を鎮めるために与えらえた、大切な時間だと考えよう。
無論、徐々に新メンバーは増えており、新たな活動は展開される。そのときどきの、与えられた環境の中で、メンバーそれぞれが、有意義に、インドでの、バンガロールでの暮らしを実現するための、ミューズ・クリエイションはひとつの「場」として、揺らぎなく、あり続けられれば。
★ ★ ★
今日のおやつは、お気に入りのアイスクリームショップ Natural から。期間限定の「パイナップル・ストロベリー・グアバ」がとてもおいしかった。そしてメンバーの一人のお土産、ミルフィーユのお菓子。パッケージの麗しさが、日本。審美眼あるハズバンドがお選びになったとのこと。2段重ねのずっしり感が、なんとも心を奪う。おいしくいただいた。千々に乱れし心にかけるがごとく、ミルフィーユとは、フランス語で「千枚の葉」。
明朝から本当に久しぶりのデリー行きを前にして、なにかと立て込んでいた日々。
昨夜は、ミューズ・クリエイションのチーム・エキスパッツの歓送迎会。昼組と同じく、人々が行き交う季節につき。軽く打ち合わせをしたあとは、概ね宴会状態で賑やかに。
そして今日は、1日前倒しでのサロン・ド・ミューズ。連日の集いに、少々疲労気味。
4泊5日の小旅行ながら、いい気分転換になりそうだ。楽しんでこよう。
午前中は、ミューズ・リンクスのライフスタイルセミナー。
そして、午後はサロン・ド・ミューズ。
3月4月は、西へ東へ、人々が動く季節。
今日もまた、出会いあり。別れあり。
この5年、100人を超える人たちを、見送ってきた。
元気でね、と、手を振りながら。
踵を返し、しみじみと仰ぐ薄暮の空。
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ。
I baked apple crumble for papa and the members of Muse Creation. It was the first time to cook the recipe, but went well! The combination of the warm apple crumble and the ice cream (Natural Ice Cream from Juhu) was the best!
本日から週末にかけて、ロメイシュ・パパが滞在。明日は祝日につき、本日木曜日に行ったサロン・ド・ミューズ。先日、パパが「このごろアップル・クランブルがお気に入り」だと言っていたので、初挑戦。
アメリカンな感じのレシピにて。素材は、りんご、ジャガリ(無精製の天然の糖)、小麦粉、バター、シナモンパウダー。ともかく簡単! まだ温かいアップル・クランブルに、お気に入りのアイスクリームのミルク味を添えて出す。とてもおいしかった!
焼いている間、ROCKYがキッチンの窓から入りたがってたいへん。猫にとっても、とてもいい匂いだったに違いない。
今日が最後のメンバー母娘のデュエットもすばらしく、非常にサロン感、あふれる午後。女性らに囲まれて、パパもとても、幸せそうでありました!