ミューズ・クリエイションの「異国で育つ子どもの未来を考える」EduMuse。昨年の師走に始動したばかりの新しいチームだが、本日、すでに第4回目のミーティング。
そもそもは、教育問題への取り組みが端緒だったが、ミーティングをするうちに、徐々に「赴任前のあらかじめの情報収集が困難だった」とか「バンガロールのライフスタイルが具体的にわからなかった」とか「住まいのエリアや学校の場所などがわかりにくかった」といった声が出てきて、なんだかんだで、『バンガロール・ガイドブック』を創刊するに至った。 『バンガロール・ガイドブック』は、現在、日々、情報を増やしている。コンテンツは芋づる式にいろいろ出てくる。必須だと思われるのものは、まだ中身ができていなくても、項目名だけをアップロードしている。
今日は新たなテーマも提案され、「それが、かなり肝!」ということになり、着手することに。
駐在員夫人は、基本的に駐在員である夫の「家族帯同ヴィザ」で赴任する。「家族帯同ヴィザ」では、インドに限らず、多くの国で就労することができない(可能な国もある)。会社勤務ができない、というだけでなく、原則的に、金銭を得る活動ができない。自宅で実施する「趣味のお教室」的なことも含まれる。
もっとも、夫の赴任に合わせて、自分も現地に就職先を探し、就労ヴィザを入手できれば合法だが、日本の会社がそれを許可しないケースもあるようだ。
このあたりの詳細は、『バンガロール・ガイドブック』で例を挙げつつ紹介し、一方で、働けないけれども、ここでできる有意義なこと、日本ではできない稀有な経験などについても、言及するつもりだ。
日本での仕事を辞めて、あるいは休職してきた女性たちも非常に多い昨今。海外で急に専業主婦になった戸惑いは、想像に難くない。
皆の話を聞きながら、なるほどと思うことがたくさんある。同時に、海外に駐在員を送り出す際の、会社側の課題の多さについても実感する。大手企業は経験値があり、マニュアルなどがあるかもしれないが、中小企業で小人数を赴任させている会社は、諸々が後手に回っているところもあるのではないかと察せられた。
働く女性のジレンマ。日本の社会における女性の位置付け。いろいろな現実が、絡み合っているように思える。
本日のSmoke House Deliは、ビーフバーガーを注文。おいしかった! かなりのヴォリュームを食べ尽くした(ひとつだけよ)。満足!🍔