New Beginnings of Muse Creation. It was really meaningful event. Please watch the movie!
近くにいる人とは、いつでも会える。遠くにいる人とは、なかなか会えない。
そんな大前提が大きく覆った2カ月間だった。
例年通りのチャリティバザールの実現は不可能だとわかったものの、何もかもを諦めるのは腑に落ちず、オンラインを使ってイヴェントをしようと、朧げながらも思いついた7月の終わり。
ミューズ・チャリティフェスト2020。
8月2日に実行委員会の結成ミーティングを実施してから2カ月間。発起人の自分さえも、目指す姿が描ききれなかった当初。漠然とした企画書だとわかったうえで、しかし賛同してくれる人たちを募った。
この2カ月間で準備できた動画は60本以上。現在公開しているのは40本だが、残り20本は今月中には公開できるだろう。それ以降の企画案も尽きない。
途中、「新生ミューズ・クリエイションの幕開け」と軌道修正した。動画は、残そうと思えば、いつまでも、ネットの海に漂わせていられる。たとえ月日を重ねても、誰かの目にとまるかもしれない。
今後は、専用のYoutubeチャンネルと、新設したホームページから、情報を発信しつつ、活動する予定だ。
近くにいるのに、会えない人たちがいた。遠くにいるのに、会える人たちがいた。
まさに、NO BORDERS。テクノロジーの力で、精神はやすやすと、国境を越える。これまで通りの暮らしだったら考えられなかった企画が、次々に実現した。元メンバーとの歌やダンス、子どもたちとの座談会、世界各地から集められる動画……。
2020年10月10日、昨日、1Q1にて、節目としてのイヴェントを小さく行った。実験的な試みだった。ライヴ中継をするには、出演者が少なすぎることもあり、今回は実施の予定はなかった。
ところが図らずも、実現した。実はわたしはMeg & Miraclesは、実際に1Q1へ来てくれるものだと思い込んでいた。ところが彼らはオンラインで参加するつもりだった。
電話があったとき、一瞬「来られないの? それは残念!」と思ったが、Rakeshが、「Facebookのルーム機能でやろう」と提案してくれ、つないでみた。結果、速やかに「生中継」でライヴを披露してもらうことができた。
オンラインを使いながら、離れた人たちと同じ時間を共有できることが、改めて新鮮に思えた。可能性は、どんどん広がる。
これまでのミューズ・クリエイションの幕は閉じた。これからは、新生ミューズ・クリエイションとして、「遠い」「近い」の概念を取り払い、国境を越え、賛同してくれる人たちと、活動を続けていければと思う。