【STUDIO MUSE スタジオ・ミューズ/ Today’s Pick】
It’s one of my most favorite films so far in our channel. I really love the work. Please watch it!!
“A Bhil Story was developed during a workshop at the Industrial Design Centre, IIT Bombay, supported by the Tata Centre for Technology and Design after which Nina and her team travelled with Sher Singh to his village.”
ミューズ・チャリティバザールで毎年、商品を販売代行しているTULIKA BOOKSの絵本。利益はミューズ・クリエイションに寄付してくださっている。インド各地の伝統や文化、ライフスタイルを伝える、それはそれは多彩な絵本(多言語対応)を販売していて、日本人のファンも多い。子どもだけでなく大人が十分に楽しめる本もたくさんある。
今回のフェストに際し、同社のサイトを眺めていたところ、この動画を発見した。見た瞬間、これに日本語字幕を付けて、日本の人たちにも紹介したいと思った。出版社を通して、製作者のニナとコンタクトを取り、動画の提供を快諾していただいた。
他の動画は、語学力に長けたミューズ・クリエイションメンバーの助けを借りて字幕を付けているが、これだけは、どうしても自分で挑戦してみたかった。
普通の絵本と異なり、アニメーションは動くので、なるたけ短く端的な言葉を使わねばならない。語り部の口調にマッチするような表現を探しつつ、楽しみながらも時間をかけて仕上げた。
公開前にメンバーに見てもらい、気づいた点を指摘してもらい、改善した部分もある。子ども向けというには表現が固いところもあるのは自覚しているが、それは訳者の言葉選びの個性として、敢えて残した。
なお、このBhil Storyは、IITボンベイのインダストリアル・デザインセンターでのワークショップ中に開発された。タタ・テクノロジー&デザインセンターの支援を受けて、ニーナと彼女のチームがビルの村で制作にかかったユニークなコラボレーション作品だ。下記のリンクから、ぜひご覧ください。