「海外赴任家族の幸せが、日本の未来を救うのだ。」 これは、ニューヨーク在住時代から思ってきたことの一つである。 たとえば自分が米国で、自社出版のmuse new yorkやらmuse Washington D.C.やらを制作していたころ。 薄い小冊子とはいえ、1万部を印刷。企画、取材、撮影、原稿執筆... Read more →
「海外赴任家族の幸せが、日本の未来を救うのだ。」 これは、ニューヨーク在住時代から思ってきたことの一つである。 たとえば自分が米国で、自社出版のmuse new yorkやらmuse Washington D.C.やらを制作していたころ。 薄い小冊子とはいえ、1万部を印刷。企画、取材、撮影、原稿執筆... Read more →
外出からの帰路、いつものように立ち寄るTHOM'S BAKERY。バンガロールの老舗ベーカリー&スーパーマーケット。 スーパーマーケットとはいえ、日本のコンビニエンス程度の規模。 整頓されていない混沌の店内には、ベーカリーのコーナーを中心に、アルコール、生鮮食品、加工食品、乳製品、日用品などがバラエ... Read more →
どこぞのジャングルの光景か、と思われるだろう。土曜の午後、夫と二人でアーユルヴェーダ診療所でマッサージを受けた帰りの、ご近所の光景だ。 マッサージを受けている間、天井が抜けるんじゃないかというくらいの勢いで、激しい雨が打ち付けていた。 帰るころには幸い小降りになっていたが、帰宅に時間がかかることは、... Read more →
土曜日の写真と比べていただくとおわかりかと思う。あの日の水深がどれほどだったか。1メートルは軽かろう。 わたしたちは車で迂回しながら、なんとか家にたどり着けたが、バスを乗り継いで帰宅するメイドのプレシラは大変だったらしい。 折悪しく、帰宅途中に大雨が降り出して、中心部のMGロードも大河状態となってい... Read more →
あらゆる事象の栄枯盛衰を、否応なく目の当たりにする昨今のインド。それは店舗にしても然り。この5年半の間にも、いったいどれほどの店が、生まれては消え、生まれては消え、してきただろう。 ここで詳細を紹介したところで、なくなってしまうこともあるし、レストランにせよ、店にせよ、クオリティが一定していないから... Read more →
本日締め切りの『激変するインド』の原稿は、テロの話題。テーマがテーマだけに、かなり神経を使う。 いつも思うのだが1200文字、つまり原稿用紙わずか3枚の中に、伝えたいことを凝縮するのは簡単ではない。 あらかじめ、インドに関する知識を持っている人が読者であれば、説明を省くこともできるが、新聞読者の大半... Read more →
インドにおいて、手工芸が生き続けている事実の裏にあるもの。ということについては、時を改めてきちんと記したいと思いつつ幾星霜。 先日、サリーのブラウスををテイラーに注文すべく、3年ほど前まで、よく利用していたデザイナー、ヘレナのオフィスに連絡をした。 ヘレナはもともと洋服のデザイナーで、サリーのブラウ... Read more →
日曜日だというのに、今朝は5時半起床。夫が出張でウダイプールへ飛ぶためだ。 ニューヨーク本社とムンバイオフィス、そしてバンガロールオフィスのスタッフが、湖畔のリゾートホテル、オベロイ・ウダイヴィラに集う「慰安旅行」的な出張らしい。 ウダイプールといえば、わたしたちの新婚旅行先。2年前に「新婚旅行やり... Read more →
本日午後の便で、ムンバイに到着した。1カ月ぶりだ。毎度おなじみ、夫の出張に便乗しての旅。 今回もまた、北ムンバイはバンドラにあるTAJ LANDS END。夫のオフィスが移転して以来、南インドの滞在が減ったが、このホテルは快適なので気に入っている。 毎回、クラブルームに部屋をアップグレードしてもらえ... Read more →
金曜の夜、ムンバイからバンガロールに到着したばかりだというのに、土曜の朝は5時半起床。 というのも、夫が発起人となってはりきっている「MITクラブ・バンガロール」の、初のアウトドア・イヴェントがあるからだ。バンガロール市街にある「ラルバーグ植物園」を巡るツアーである。 彼が企画した以上、眠いからと欠... Read more →
気がつけば8月。近所のモスク通りの飲食店が、妙に活気づいていると思ったら、イスラム教のラマダン/ラマザン(断食節)が始まっていた。 この先、1カ月。イスラム教徒の人たちは、日中の食事を絶つ。そのかわり、日暮れとともに夜間「食べ溜める」ことから、モスク界隈の飲食店は大盛況となるのだ。 これから年末にか... Read more →
昨日は夫が1泊でムンバイ出張。久しぶりに、夜まで羽根を伸ばしたい気分だ。 先日、なにげなく結成した「ローカルフード探検隊」。現在、わたしを含めて隊員3名。明日金曜日のランチが、初回の探検となる予定だったが、急遽打診。 お二人とも予定が空いているとのことだったので、さらには「ゲスト1名」をお誘いして、... Read more →
本日金曜日は、本来第1回となるはずだった、ローカルフード探検開催日だった。一昨日、急遽「夜の集い」を行ったことから、事実上、2回目である。 あれこれと情報誌を見ていたときに見つけた「有名店」だが、目的地は、隊員の誰もが足を踏み入れたことのないエリア。 市街西部の、「古くからのバンガロール風情がこてこ... Read more →
久しぶりに静かな日曜日。 昨日は、我が家で小パーティを開いた。先日、夫がYAHOO!のカンファレンスへ赴いた際、マルハンの姓を持つ男性と出会った。 マルハンという名前は、パキスタンとの国境に近い、パンジャブ州が起源らしく、少ない名前だという。親戚以外でマルハン姓に出会ったのはお互い初めてだということ... Read more →
新たな週も開けたことだし、先週の「ローカルフード探検レポート」は早々に書き残しておきたいと思う。 ローカルフード探検隊の主旨に、「胃袋から、南インドの生活に触れる。庶民が訪れるローカルな店が対象。」との一文を盛り込んだ。 今回、目的地のある未踏のエリアに足を踏み込んだとき、これは店だけでなく、普段訪... Read more →
66年前の今日、長崎に原爆が投下された。39年前の今日、わが夫が誕生した。 夫の誕生日よりもむしろ、今年は格別に、原爆記念日に寄せて思うところは尽きぬ。 が、個人的には夫の誕生日を祝うことが大切。外食と家での食事、どちらがよいかと尋ねたら、家の方がいいというので、今夜は静かに、自宅で誕生会をしたのだ... Read more →
実は、月曜日。第3回ローカルフード探検を行っていたのだった。多くて週に一度、と考えていたのだが、先週の金曜日の「激しい経験」及び「ドサを食べ損ねた」事実が、隊員たちの気持ちに不完全燃焼を与えた。 というわけで、月曜早々、11時に目的地へ結集し、ドサを食べることにした次第。 今回のターゲットはSAMR... Read more →
8月15日の独立記念日を前に、本日より三連休のインド。バンガロールは昨日金曜も、なにかの祝日だったらしく、ヒンドゥー教徒の庭師はお休みだった。ってか、勝手に休んでた。 昨日は、半年に一度、ラルバーグ植物園で行われるフラワーフェスティヴァルへ赴いた。 毎年、すてきなんだかへんてこなんだかよくわからない... Read more →
このごろは、祭りを見るたびに、若干身構えてしまう我。あの日の「痛い祭り」は、タイプーサム(Thaipusam)と呼ばれるヒンドゥー教の奇祭らしい。 詳細を書く根性はないが、興味のある方は、「タイプーサム」で検索すると、出てきますよ。猛烈な画像も。 ちなみに、インドでは「過激すぎるので禁止」されている... Read more →
モンスーンまっただ中のバンガロール。今年はいつもより雨が多い気がするのは、気のせいか。しかし、この時期に雨が降ってくれなければ、乾期、水不足になってしまう。 このごろは、アスファルトやコンクリートで覆われた大地が増え続けているせいか、水はけが年々、悪くなっているように思う。 無計画に作られた道路で、... Read more →