昨年の終わり。ナーグプルの佐々井秀嶺上人のもとへ赴いた塚原大さん。初インドの玄関口がバンガロールで、初訪問の家が我々夫婦の新居だった。その後、ナーグプルで佐々井秀嶺上人のもと剃髪。龍雲の名を授かって生まれ変わり、帰路、再び我が家を再訪。「月光ライブラリ」で語り合った。
彼との出会いについては、ブログに残している。この先も、ご縁が続くであろうと思っていた彼から、今回、ご友人を紹介していただいた。
お一人は小南晴美さん。かつて三越百貨店に勤務され、久しく外商担当として富裕層顧客に上質の品々を提供されていた。わたしと同じ年の彼女は、大学を卒業後、フランクフルトの三越に勤務されていたとのことで、ちょうどベルリンの壁が崩壊したときに、ドイツに身を置いていたという。わたしもその直後、フランクフルトからベルリンまでドライヴ取材をしていたこともあり、それだけで、話が熱くなる。現在、彼女は「真のウェルビーイング」を目指す会員制百貨店「Feijoa」を経営されている。
もう一人は、紫派藤間流の若き日本舞踊家、藤間礼多さん。彼は、幼少時より歌舞伎に憧れ、5歳から日本舞踊を学び、10歳からは市川宇團次丈のもとで伝統芸能の世界を学んだという。
2021年には、イタリアの「ドルチェ&ガッバーナ」と共に、ファッションと日本舞踊のコラボレーションを企画、演出、出演するなど、斬新な取り組みも行っている。塚原さん、礼多さんは、共に22歳。未来しかない彼らと話していると、インドの若者はじめ、日本に関心のあるインドの人々と結びたいとの思いが益々強くなる。
ともあれ、わたしの身は一つ。短いランチタイムながら、語り合えるだけ語り合い、「次はバンガロールで!」ということで手を振ったのだった。
フットワークも軽やかに、わざわざ遠方からお越しくださった方々との出会いが有り難い。ちなみに、わたしが着ているのは、イカット(絣)のサリー。ベルト着用で、ややファンキーな着こなし。
*後半の写真。塚原氏の会社が一部内装などの関わったという「ポテル」のようす。
🙏インドの中心、ナーグプルから繋がるご縁
https://museindia.typepad.jp/2022/2022/12/nagpur.html
✊インド国憲法草案者アンベードカルとインド仏教。そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人を巡る記録
https://museindia.typepad.jp/library/2021/12/unity.html
💝合同会社 KASASAGI/日本の美意識で世界を魅了する
https://kssg0311.com/
💝株式会社フェイジョア
https://feijoa.co.jp/
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