(つづき) オリジナルのクラフトビールが作られているのは、ゲレンデに面した場所に立つHakuba Beer Garage。3種のビールのほか、土地の食材を使った料理が楽しめる。この日、わたしたちはシーザーサラダ、生ハム(信州産!)、信州牛のステーキ、シーフードのトマトソースパスタなどを味わった。また村田さんのお母様が差し入れてくださった山菜の天ぷらも。
実はわたしは、東京時代に、やはりJTB出版の『旅』の取材で、白馬村にほど近い長野県安曇野市を訪れたことがあった。そのときには、郷土料理をじっくり味わう機会がなかったのだが、今回、Hakuba Beer Garageで数品を口にしただけで、食材の滋味を味わうことができた。
信州ビーフ、旨い! ごはんが食べたくなり、メニューにない「白ご飯」を出していただく。これがまた、おいしい。高級ビーフ丼を作って欲しいと切望。聞かれてもいないのに、具体的に使用食材まで提案しはじめる我。
スキーシーズンは大勢の来訪者で賑わうようだが、雪が溶けるとあたりは静寂に包まれる環境。しかしながら、この自然美は、春夏秋冬、それぞれに魅力的に違いない。確かに都市圏から少し距離はあるが、景観のよさや食材の旨さ、温泉など、外国人旅行客を引きつける要素はたっぷりある。
京都に並んで日本の美を再発見しつつ……四六時中、魅力を引き出すべく提案が止まらない。書きたいことが尽きないが、遊びに行きたいので、一旦停止。
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