忘れないうちに。上の写真は、先日、インドの食事情(我が家の食卓)についてを記した記事である。出版社は語学の通信教育でおなじみALC。
通信教育の受講者へ送られる教材に同封される「マガジンアルク」という冊子に、この記事が掲載されている。
わずか1見開き故、窮屈な印象は拭えないが、なかなかいい感じで仕上がっていると思う。
「マガジンアルク」がインドを取り上げるのは、今回が初めてのことらしい。今後も、インドを積極的に紹介する機会を持っていただけるとうれしい。
さて、本日は「日本土産」を調達に、午後よりショッピング。まずは毎度おなじみ地元商店街のコマーシャルストリートへ。
インドのドラッグストアチェーン店HEALTH & GLOWで母より依頼のあったナチュラルソープ類や、自分用のローズウォーター化粧水などを購入。
今日もまた、展示してある物とは別に、箱の中に無造作におさめられている品々の中から、一つ、非常にかわいらしいペンダントヘッドを見つけた。
これまで購入したペンダントヘッドと、多分同じ職人が作ったと思われる「アールヌーヴォー的」意匠。
インド国内産であるには違いないのだが、どの地方の、どの工房で作られているか、といった詳細はわからないらしい。
プレシャスストーン(ダイヤモンドやルビー、エメラルドなどの貴石)ではなく、セミプレシャスストーン(トパーズやラピスラズリ、オニキス、アメジスト、ターコイズなどの半貴石)で構わないので、インドのジュエリー市場を探訪したいものである。
シルヴァージュエリーショップで、超リーズナブルなペンダントヘッドを購入した後、なんとなく、「本気のジュエリーショップ」に入る。
そもそも、ブルーは特に好きではなかったのに、インド移住以来気になっているブルートパーズの指輪やブレスレットに目がとまる。ブルートパーズ。澄み渡った青空のように美しい青。
どんなものであれ、買う姿勢を見せると、店の人はお茶を勧めてくれる。甘くてミルキーなおいしいチャイを飲みながら、あれこれと試してみつつ、気に入った物を見つけてしまい、ご購入。
日本などで身に付けていたら、むしろ「おもちゃ?」としか思われないだろう、それらは大振りの石である。でも、インドじゃ、日本では考えられないくらい、安い値段で石が手に入るのだ。もう、たまらんよ。
きちんとした老舗のジュエリーショップであれば、たとえそれがUS$100、US$200といった小さな買い物でさえ、石やゴールドの種類や重量を示す「鑑定書」的な物を発行してさえもくれる。すごいものを買った気になるものである。
土産を買いに出かけていたはずが、なぜか自分のものを買っている。どうしたもんだ。
その後、バンガロール唯一の紅茶専門店、毎度おなじみのINFINITEAへ。
本当は、今回の出張でデリーに向かう予定だったので、いきつけの紅茶専門店REGALIA TEA HOUSEにて大量にまとめ買いをする予定だったのだが、あいにくデリー行きが中止となったため、INFINITEAである。
REGALIAや、隣接するMITTALに比べると、今ひとつ「本気度」が浅い店構えのINFINITEAではあるが、カフェとレストランが主体だから仕方あるまい。味は悪くないのだから、よしとしたい。
さて、ダージリンティーにもいろいろある。繊細な風味の超高級茶もいいが、わたしは味に主張があり、香りがしっかりとした、夏摘みのセカンドフラッシュが好きだ。
でも、念のため、いくつかを味見させてもらう。いずれも、それなりのおいしさがある。
主にはセカンドフラッシュのダージリンを、その他、ミルクティー用にアッサムのCTC(煮出して飲むのに最適。激安)、友人らへのお土産用のティーバッグなどを大量購入。
それからいくつかの店舗を巡って、夕方、帰宅した。
インドのショッピング。奥が深く、魅力的。まだまだ立ち入ったことのない「危険地帯」が多いことを、予想させられる。
ぼちぼち、いこうと思う。