出版してから最早4年も過ぎているが、その後、出版物を出す構想も機会もないままで、だから『街の灯』はわたしにとって大切な著書である。反省すべき点は多々あるが、それはそれとして、ニューヨークでの日々を一冊の形にできたことは、幸運だった。 さて、先日このブログに『街の灯』在庫の販売について記した。数日後、当ブログの読者であるバンガロール在住の方から連絡があり、OWCのカフェモーニングで落ち合い、本を買っ...
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毎日毎日、綴れど綴れど、綴りきれない。著わしたいことが尽きぬのは、やはりインドのせいだろう。移住前、予想はしていた、その通りだ。 ●今日は、家具が届いた。先日、とんでもない場所にある「物置小屋」で見つけた、あの書棚と書類棚が生まれ変わって届いたのだ。とても素敵に仕上がって、うれしい。ランジット伯父も、わたしが「古い家具」を好むことを喜んでいるようだ。ともあれ、近々、書棚や書斎の大掃除だ。やれやれだ...
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検索エンジンのGoogleを開き、「三角地菜場」と入力して検索する。一番最初に出て来た検索結果をクリックすると、わたしのホームページの「一日一過去」にたどりつく。「55」に、三角地菜場の文字が現れる。 1992年。上海が今のような「近代都市」になる以前。上海中心部の一画に、三角地菜場と呼ばれる大きな生鮮市場があった。わたしは、到着した翌日、まずその市場を訪れ、活気に満ちあふれた路地を歩き、そこで朝...
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●家政夫モハンがいるのだから、家事をしなくていいのだから、時間に余裕がありそうなものだが、インド生活、なにかと「手間」がかかる。使用人をマネジメントするのは簡単ではないが、しかしこの国で使用人なしの暮らしは、相当に不便だと思う。 ●掃除洗濯だけでなく。プロパンガスを定期的に交換してもらったり、すぐだめになる電球を付け替えてもらったり、すぐ張られるクモの巣を除去してもらったり、新聞の集金や、電話代の...
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