3回目の『教えて! みほ先輩!』は、インドのいい香りな石鹸の話題など……と思っていたが、流れで「インドの言語」についてを話すことになった。なにしろ、眞代さんはヒンディー語の先生であり、公開されるチャンネルは、『ナマステMayoTV/ヒンディー語レッスン&インド情報』がテーマである。インドの言語、特にわたしにとってのヒンディー語のことなどにも早い時期に言及しておいた方がいいだろうとの思いで、今回のテーマとなった。
思い返せば2003年9月初旬のワシントンD.C.。米国生活が長くても、英語力が覚束なかったころ。夫と大喧嘩をしているときに、「ミホは、そのままの英語力でこの先すませるつもり?! 夫の名前すら、まともに発音できないくせに!」と痛いところを突かれた。実はそのころ、ジョージタウン大学の英語コースを受けるか否か迷っていたが、フルタイム3カ月が厳しく思えて諦めていた。
しかし、夫の言葉が契機となり、「くそぅ! フルタイムで英語の勉強やり直す!」と決め、その年の終盤は、英語学習に明け暮れたのだった。その際の研究論文に『インドの新経済/頭脳流出から頭脳循環、頭脳回帰』を選び、インドの状況を調べているうちに、「これからはインドの時代だ!」と確信した。
2001年、結婚式を挙げるためにデリーを訪れた際「こんな国、住めない」と思ったにもかかわらず、俄然、インドに住みたくなり、結果、嫌がる夫を説き伏せてインドに移住したのだから、人生とはわからないものである。
このとき、インドに移住するからには、ヒンディー語を学ばねばと、クラスに数回通った。しかし、今となってはもう……。ということは、動画で語っている。唯一、英語が話せなかったダディマ(祖母)も2007年に他界。誰もわたしにヒンディー語を話せと言ってくる人もおらず、今日に至っている。
⬆︎これらのスクリーンショットは、みほ先輩がワシントンD.C.に住んでいた時の記録。ブログ黎明期につき、まだ使用しておらず。ホームページにブログやインスタグラム的な感じで記録を残していた、まさにソーシャル・メディアの先駆けである。
【ナマステMayoTV/動画はこちらです】
🇮🇳『教えて! みほ先輩! 03』 インド、驚きの言語事情(2021年12月11日)
【関連情報/ブログやサイトなど】
◉ヒンディー語と、今は亡きダディマ(祖母)とわたしの交流/書き取り練習(2004年11月)
➡︎ http://www.museny.com/2004/india1004-32.htm
天に召された二人との写真(2004年)……😢 ダディマ、超小さいのに、存在感は超大きかった😂
◉読めない。迫力満点インドマダム@エキシビション(2008年7月)
ムンバイ在住時の電気代の請求書のエピソードなど
➡︎ https://museindia.typepad.jp/2008/2008/07/mumbai-10ca.html
◉トヨタ工業技術学校卒業式/日印の狭間で。(2010年7月)
➡︎ https://museindia.typepad.jp/2010/2010/07/toyota.html
◉ミューズ主催「第1回ビジネス勉強会」横河インディア社長の村田努氏(2017年3月)
➡︎ https://museindia.typepad.jp/mss/2017/03/yokogawa.html
◉安川電機 YASKAWA INDIAのインバータ製造工場見学記(2018年8月)
➡︎ https://museindia.typepad.jp/mss/2018/08/yaskawa.html
◉ベンガルール総領事館主催🇯🇵日本語のブランチにて(2018年8月)
➡︎ https://museindia.typepad.jp/2018/2018/08/japan.html
◉カルナータカ州知事公邸RAJ BHAVANでの催しに参加。ハイティーなど。(2021年12月)
バンガロールではヒンディー語を使う機会が少ないと言った矢先の、ヒンディー語まみれ。
➡︎ https://museindia.typepad.jp/2021/2021/12/raj.html
🇯🇵バンガロールで毎年2月に開催されてきた日本祭り JAPAN HABBAの記録
そもそも、日本語を学ぶインド人の学生たちによって立ち上げられた日本祭り。パンデミック以前は、年々規模を拡大し、数千名の来訪者を数えた。メディアにも紹介されるなど、日本に関心のあるバンガローリアンの間ではよく知られる恒例行事だった。ミューズ・クリエイションが2013年から8回に亘って参加した様子を、ブログに整理している。
➡︎ https://museindia.typepad.jp/mss/japan-habba-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%A5%AD%E3%82%8A/
◉みほ先輩、本日着用のインド・ファッション/OCTOBER JAIPUR
➡︎ https://www.octoberjaipur.in/
同じの、2枚買いがち……な、みほ先輩。実はこのトップは、3枚だった。非常に着心地がいいのだ。
🖼おまけ。世界遺産のハンピを旅行中。この服で、絵画の中に……紛れ込む。
この絵画は、先日、友人の画家ジャヤ宅で撮影した一枚。新居に飾るために購入した作品のひとつだ。「ハンピのどこかで撮影した」と聞いていた。石柱が連なるこのような建築物は、ハンピにいくつもある。彼女が描いたのは異なる場所だとは思ったが、偶然にも自分が赤い服を着ていることに気づき、同じような状況で写真を撮りたいと思った。居合わせたYPO専属のフォトグラファーに絵の写真を見せたところ、彼は一瞥しただけで、この一枚を撮ってくれた。
🌏ラーマーヤナの神話世界に溶け込む🐒時空を超えたハンピ紀行
➡︎ https://museindia.typepad.jp/2021/hampi-journey/
【関連情報/STUDIO MUSE 動画】
◉インドの宴は音楽とダンスが不可欠! 友人宅でのパーティで踊りまくる夜
◉パラレルワールドが共在するインドを紐解く① 多様性の坩堝インド/多宗教と複雑なコミュニティ/IT産業を中心とした経済成長の背景/現在に息づくガンディの理念
◉パラレルワールドが共在するインドを紐解く③明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈前編〉人物から辿る日印航路と綿貿易(タゴールの情報あり)/からゆきさん/ムンバイ日本人墓地/日本山妙法寺
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【BACK ISSUES/過去の『教えて! みほ先輩!】
🇮🇳『教えて! みほ先輩! 02』 ヒンドゥー教の正月「ディワリ」(2021年11月8日)
➡︎ https://museindia.typepad.jp/library/2021/11/diwali.html
🇮🇳『教えて! みほ先輩! 01』 インドの可愛いマスク&グッズ(2021年10月27日)
➡︎ https://museindia.typepad.jp/library/2021/10/100.html
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