一日のはじまり。
目覚めてすぐ、新聞を読むのはやめよう。
インターネットのニュースサイトや、
Facebookを読むのも、
メールの確認をするのも、やめよう。
健やかな精神のためには、
眠る前と、目覚めたあとの時間がたいせつ。
わかってはいるけれど、
ついつい眠りにつく直前まで、くつろいでいない。
これでは、眠りの質を落としてしまう。
せっかくの睡眠時間を、
有意義に使えないのはもったいない。
せめて寝る30分前には、コンピュータから離れ、
日記を書いたり、瞑想したり。
覚醒から睡眠への移行を、滑らかに……。
朝、iPhoneの目覚ましで目が覚めたら、
ついでに、メールをチェックしてしまう。
この習慣も、やめなければと、思う。
まずは、「おはよう」。
洗面所で簡単に身支度を整える。
ぬるま湯、もしくは白湯を飲む。
庭に出る。
このごろは、NORAにおはようといい、餌をやる。
緑を眺め、花々の咲き具合を確認し、
それから軽くラジオ体操。
スニーカーに履き替えて、トレッドミルで数キロ歩く。
シャワーを浴び、
夫のお弁当を作り、
朝食を食べ、
コーヒーを飲む。
そのときにようやく、メディアに触れる。
心の準備ができてから、世界の出来事に触れる。
辛いニュース、
嫌なニュース、
残酷なニュースが溢れている。
が、目を背けられない出来事の渦。
情報の取捨選択と、判断力の育成。
ところで、これはなんでしょう?
もう少し、成長してから、種明かしをしましょう。
一昨日、一週間の出張を終えて帰宅した夫。
彼の不在中に、NORAがすっかり、うちの子となっており。
まだ打ち解けていない彼ら。
様子を伺いつつ、互いを観察している様子。
むしろNORAの方が、主のように、
堂々と、自由気ままに、我が道をゆく。
瞬く間に1週間は過ぎて、今日もまたサロン・ド・ミューズ。
久しぶりに、ストロベリーのタルトを焼くことに。
夕べのうちに、タルトの生地を捏ね、
カスタードクリームを作り、
イチゴを、軽く、甘く煮ておいた。
今日はのちほど、生地を焼く。
ミューズ・クリエイションを始めてから2年余り。
バンガロールにいるときには必ず、金曜日の拙宅を開放してきた。
思えばもう、100回は、超えている。
ほとんど毎週、お菓子を焼くのが習慣になり、
いったい、何百個の卵を割ってきたことか。
たくさん作ることにもすっかり慣れて、
暮らしのサイクルの一つとして、
夫もまた、金曜日の夜のおやつが楽しみ。
よく続いているなと、自分でも思う。
お菓子を焼くことが、ではなく、
この活動そのものが、である。
入れ替わり、立ち代わりであれ、
ミューズ・クリエイションの主旨を理解してくれる
いいメンバーに恵まれていること。
それに尽きる。
ここでややこしい人間関係のトラブルでも発生された日には、
続ける衝動も理由も喪う。
そういうことが、一番苦手だから。
そしてそういうことが、
一番、不毛で、無駄で、残念なことだから。
ミューズ・クリエイションは、
これからもずっと続けたいから、
自分のやる気を損なわないように、
楽しく、継続できるように、
その方法を模索しながら、ぼちぼちとゆこう。
自分が無理なく心地よくやれていなければ、
他者をもてなすことはできない。
ゆえに、敢えて、仕事を増やしすぎず、
適度を探す。適度を守る。
ところでこのフライパン。
昨日、HOME STOPで見つけた。
欧米の調理器具もまた、この5年ほどの間で、
たいへんな勢いでインド市場に進出している。
売れているのか否かはさておき、
質のいいものも少なくなく。
これまでは、数年前に購入した、
イタリアのBALLANIのフライパンを愛用していたが、
今回、同じブランドから、新製品が出ていた。
表面が石のような質感。
テフロンのように有害物質が溶け出る可能性がない、
これを大小2種類買ったのだが、
今朝、お弁当のために肉を焼いて感動した。
油を敷かずともこびりつかず、
醤油やヴァルサミコ酢が上手く素材と絡む。
保温性もあるので、余熱で加熱できる。
さっと水で洗い流せるところもすばらしい。
詳しくはこちら(←Click!)をご覧のこと。
同じ場所に売られていた、
白いフライパンも気になるところ。
別のサイズを一つ、買ってみようかと思う。
そうそう、今日はわたしたちの、
インドでの、結婚記念日である。
2001年7月。
初めてのインド。
あの、蒸し暑いデリーで結婚式を挙げてから、
早くも13年。
■インドで結婚式 (←13年前の記録)