素朴な、たった一つの何かを仕上げるのにも、
工夫や、技術や、経験や、時間が必要だということ。
根気や、創造力や、行動力もまた。
あらゆる職人に、敬意を表したくなる。
わたしはといえば。
仕事ならともかく、仕事でもないのに。
と思う心があるうちは、まだまだである。
「ええい! 面倒くさい!」
と投げ出す衝動を抑えて、
一つの作業に向き合う「根気」を学んでいる。
だからこそ、楽しみながらできるよう、時間と衝動をうまく使わねば。
ツヤツヤとした派手な生地。しかも安いのでつい買ったが。
縫いにくいこと山のごとし。
やっぱり素材は素朴な木綿で、とか。
裏地をつけずに、さっと縫える作品を、とか。
簡単で見栄えがして実用的なもの。
そういうものを、作りながら、探ってゆく。
まだまだ、長い道のり。
空き時間を縫って、縫う。
あまりにも簡単なので、すぐにダダダッと。
ぱっとしない端切れが、組み合わせの妙で、
思いがけないかわいらしさに生まれ変わる。
試作品の山。
サロン・ド・ミューズで「買いたい!」という人も多く、
来週は、お試し販売しよう。
でも、インド相場では、
「100ルピー(約150円程度)からだったら買う」
という意見が多数。
そうよね。そうよね。わかってるけど、安っ。
でも端切れがちょっとの手間でお金に生まれ変わる。
それが寄付金になる。
意義深い。ということで。
ネイルサロンやスパに行った時、指輪やバングルをいれるのに好適。
カードケースも縦型、横型、それぞれできます。
木綿のデュパタ。寄付されたもの。
デュパタには使い勝手が悪くても、
ポーチにすればいい感じ。
iPhoneケース。インドでは、首から下げて使う人も多々あり。
というわけで、紐は長めに。
お気に入りの木綿布。これは以前、買っておいたもの。
ハンドブロックプリントの蝶々。かわいい。
ここまで作ると、作業にもすっかり慣れた。
このミニサイズなセットは10分余りですべて完成。
ちなみに上記、デュパタの端の部分。
小さくすると、大きいときには気づかない、
細部が味わいが生きてくるのもいとをかし。
気分転換にたいへんよい内職(ヴォランティア)だ。
その他、iPadケースも試作した。
いろいろできそうで、楽しい。
ミューズ・クリエイションにて、
「インドのテキスタイル&サリー講座」を受講された方々とともに、
サリーの展示会へ赴いた。
このごろは、お祭りシーズンにつき、
市内の随所で、展示会が行われている。
わたしが選んだ会場は、いつものアートスクール。
主催者によって、内容の善し悪しはあれど、
今回は「ここはいい!」と思えるヴェンダーが4つ。
そこで絞り込んでの商品選び。
広大な布の海の中から、
似合う一枚を見つけ出すのは、難しい。
わたしとて、無数の布に触れ合って触れ合って、
確かなものを、選べるようになった。
歳月をかけて、それなりに磨いた審美眼で、
その人その人に似合う布を発掘するのは、
なかなかに楽しい。
喜ばれると、とてもうれしい。
好きなものと似合うものは別。
値段が高ければ、いいというものでもない。
ただ、品質がとてもいいものは、
やはりいいお値段ではあるけれど。
わたしが拘るとすれば、天然素材であること。
そして、手刺繍、手織りであること。
このごろは、機械製品があふれていて、
今日のヴェンダーも半数以上は機械ものだった。
ともあれ、サリー。
見るのと、実際に着るのとでは、印象がまったく異なる。
サリーは身に纏われて初めて、呼吸をする。
根気よく、探すことも大切。
みなさん、とてもお似合いだった。
似合うサリーを纏うと背筋が伸びて、表情が輝く。
またサリーランチを企画しましょう。
バンガロールに移住した当初から、お気に入りだった場所の一つ。
シナモン、という名前の、ブティック。
PROUD TO BE MADE IN INDIA
の、キャッチフレーズを掲げ、
ファッション、インテリア雑貨などを扱うこのセレクトショップ。
年々、インドデザイナーズのファッションがすてきになっていて、
訪れればつい、すてきな一着、二着を見つけてしまう。
そのシナモンが、我が家から比較的近い場所に引っ越して来た。
昔ながらのバンガロー(平屋一戸建て)が改築されたもの。
定礎を見れば、英国統治時代、100年以上前に立てられたもの。
新しい建築物が次々に誕生する中、
しかしバンガロールは未だに、英国統治時代の面影を残す。
こんな風に、旧い建物を今に生かすセンスが、本当にすばらしい。
インテリアもまた、とても味わい深く、そこにいて、落ち着く。
奥にはパティオがあり、その周囲にいくつかの部屋がある。
その部屋に、今後、別のテナントも入るようだ。
カフェでもオープンしてくれないかなあ。
そうしたら、通うなあ。
■CINNAMON (←Click!)
新店舗は、ULSOOR LAKEの近く、EKAのすぐそばですよ。
5つ星ホテルで開催されていたファッション関連商品の展示会。
ムンバイやデリー、コルカタ、チェンナイ、ジャイプールと、
インド各地から集まって来るヴェンダー。
相変わらず、インドの色は、炸裂している。
このごろは、手織りや手染めが激減し、
人工的でヴィヴィッドな色、
テキスタイルの機械印刷が急激に増え、
なんだか結構、やりきれない。
目が疲れる。
大勢の女性たちでごった返す会場で、ぽつんと、誰もいない場所。
パトラ織りではないか!!
こんな場所で、とてつもなく不似合い。この、伝統的な経緯絣(たてよこかすり)。
我がサリーのなかで、最も価値が高いものは、
数年前にDastkarのバザールで購入した、オリッサの絣のサリーだ。
見た目は控えめ、地味ながらも、その1枚の背後には「物語」があり、
悩んだ末に購入した。大切な一枚。
しかし、「技術」という点においては、このカラフルなパトラ織りの方が上だろう。
それにしても、この見事な織り。
裏さえも、表のようなこの仕上がり。
経緯絣の技術が残っているのは、
インドと、インドネシアのどこかの島と、日本だけ。
伝統と技術の産物。
しかしこれは、着こなすのが難しいのだ。
実は過去、ムンバイの老舗サリー店で試着させてもらったことがあった。
似合わなさすぎた。
購入するとしたならば、衣類としてではなく芸術品として、だ。
購入しませんけれど。
なにしろ1枚、数十万円。
その手間を考えれば、数百万円でも不思議ではない。
パトラ織りを、より知りたい方は、下記のリンクへどうぞ。
■PATAN PATOLA
■オリッサの絣、マスターピースを買い求める。
■ムンバイのカラ・ニケタンでパトラ織を試着したときの記録
ちなみに、こんな。
……。
店の人が、頭に被せてくれたのですが……。
雪ん子?
ないわあ。
さまざまな団体が主催する工芸品店が、
不定期で、しかししばしば開催されているアートスクール。
KARNATAKA CHITRAKALA PARISHATH。
かつては一人で、ここ数年はミューズ・クリエイションのメンバーと、
サリー発掘のツアーに出かけている。
ここでは伝統的な手織り、手刺繍のサリーが、
廉価で販売されている。
もっとも、非常に高度な技術が用いられた、
高級なサリーは少ないが、
数千ルピーでハンドメイドの商品が手に入るわけで、
サリー初心者にはうってつけだ。
オリッサ州のイカット(絣)、
グジャラート州のハンドブロックプリントやバンダーニ(絞り染め)、
西ベンガル州のカンタ刺繍、
ヴァナラシやウッタルプラデシュ州のバナラシシルク、
カシミールの刺繍もの、
ジャールカンド州のタッサーシルクなど……。
今日は備忘録として、写真を残しておこうと思う。
タッサーシルク(ロウシルク)。絹の風合いそのままに、光沢もやさしく上品。
バンダーニ(絞り染め)。華やかだけれど派手すぎず、品があるところがいい。
イカット(絣)。日本で絣というと、なんだか年配の人の衣類をイメージするが、このサリーは本当にすてき。試着した人にもとても似合っていた。
黒とピンクのコントラストが印象的。このワークは少々手が込んでいるので、他のよりもちょっと高価。それでも1万ルピー未満。絣を織る工程の手間を考えると、本当に廉価である。
こちらはカンタ刺繍。シルクが柔らかく光沢があるので、シンプルながらもインパクトがある。
そして、まさに「掘り出しもの」の1枚。西ベンガルの刺繍もの。フレンチノット。大きな袋に丸めてぐしゃぐしゃになって入っていた物を、発掘してもらった。白地には染みがついていて汚れているし、なにしろしわくちゃだけれど、ワークが丁寧でかわいらしい。なにより3000ルピーとお安いので、これはわたくし自らお買い上げ。クリーニングに出して、きちんとアイロンをかけてもらえば、きっと生まれ変わる。
そんなわけで、蒸し暑い中、お疲れさまのサリーツアーでありました。
昨年の秋、日本へ一時帰国をしたとき、
表参道の中古の着物を扱う店で見つけた端切れ。
布を入れる収納箱に眠り続けているのを、
ようやく起こした。
2枚を縫い付け、テーブルのセンターランナーにするつもりだったが、
ダイニングルームのカバード(cupboard)にちょうどいい。
インドの工芸品にも、よく似合う。
ちなみに上段のカップ&ソーサーは、
隣国スリランカの、ダンコツワ製。
インド移住当初、MGロードにある老舗食器店 Jamalsで購入した。
ゲスト用の小さなマグも大量に購入したが、どれも丈夫。
今でも毎週、サロン・ド・ミューズのゲスト用に出している。
もう一枚は、ライティング・ビューローの上に。
こちらも、奇しくも、脇のカーテンの色といい具合にマッチして、
とてもなじんでいる。
ミューズ・クリエイションを始めた当初は、
ミシンを購入して、
あれこれ作ってみたりもしたけれど、
このごろはすっかり、作業から離れている。
ピアノを弾いたり、
絵を描いたり、
縫い物をしたり、
そういう時間もあえて作らねば、
瞬く間に歳月だけが流れることを、痛感する。
やれやれ、課題は尽きないが、
ともあれ、目先の必要なことを。
この金曜日のサロン・ド・ミューズを最後に、
日本へご帰任のミューズ・クリエイションのメンバーがまたひとり。
今回もチーム歌のメンバーだということで、
先々週に引き続き、今回も「ミニ・サロンコンサート」を開催。
前回のコスチュームはサリーだったが、
今回は主役のSさんが、
「ひらひら、フリル、リボンにレース♥」なファッションが大好きなので、
その個性的なファッションに他のメンバーも追随。
ひらひら感のあるコスチュームでまとめたのだった。
サロンコンサートはティータイムに行うので、その前に、まずは練習。
そのあと、庭で写真撮影。
たくさん撮影したが、オンライン流出禁止的なものが多数につき、
厳選された無難な写真のみ、掲載。
Sさんは、ミューズ・クリエイション結成時からの初代メンバー。
2年余り、ともに活動をしてきた。
振り返れば、思い出が次々に回想されて尽きず。
人一倍(!)、おやつの時間を楽しみにしていた彼女のために、
定番のカステラを準備。
今日は人数が多かったので、2台(32人分)、焼いておいた。
残りはもちろん、マイハニーとわたしの、週末のおやつ。
季節は巡る。
一人が去り、三人が新たに訪れたこの日。
そのときどきの出会いを大切に。
ミューズ・クリエイションのメンバーと、
恒例の「サリーランチ」。
今回の場所は、南インド、ケララやコンカン地方のシーフードも美味な、
タージ・ゲイトウェイのKaravalli。
バンガロールに移住する前に義姉夫婦に連れられて以来、
お気に入りの店のひとつだ。
今回もまた、みな示し合わせたように、
色の調和がとれていて、見目麗しい。
「春&初夏コレクション」とでも呼びたくなる、
爽やかな色合いだ。
ランチはノン・ヴェジのミールス。
魚やチキンの煮込み、
それからケララならではのココナツ風味の野菜料理。
アッパムが美味で、おかわりをしてしまう。
おかわりをするのは、わたしだけであったが、ノープロブレム。
生涯、育ち盛り。
バンガロールのホテルには、
緑が豊かな場所が多く、サリーの鮮やかさとよく似合う。
この日もまた、楽しいひとときであった。
今週、公(仕事)の業務は一切なかったものの、
私(プライヴェート)の雑務が多発。
それもこれも、NORA関係がメイン。
詳細は大きく割愛するが、ともあれ、
避妊治療の経過も問題なく、NORAは野良ではなくなりつつあり。
そんな最中、
2週間のアーユルヴェーダ集中治療を終えた母と、
今日はランチ&ショッピング@LEELA PALACE HOTEL。
以前に比べ、改装後のダイニングは、雰囲気もよく、
料理もずいぶん、おいしくなった気がする。
サーヴィスも格段によくなっていた。
(その分、お値段もよくなっていたけれど)
ブッフェの写真を撮るのは、少々気が引けたが、
ともあれ、Facebookをしている母のためにも、
旅の思い出に撮影を。
ブッフェも他にも、温かい料理を調理してもらえる。
小さなマルガリータ・ピザを焼いてもらったが、
これもまた、おいしかった。
このホテルの庭もまた、小さな散策に好適。
インド移住当初、即ち9年前に比べ、
樹木がぐんぐん成長し、
緑が格段に豊かになっている。
歳月の流れを、感じずにはいられない。
そうこうするうちにも、
母が訪れて以来、今日でちょうど1カ月。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也……。
本日は、半年に一度開催される日本人会のパーティであった。
ゆえに、定番となっているサリーで参加したのだった。
今日は、久しぶりに、パルシー刺繍のサリーを。
5年前のちょうど今ごろ、ムンバイとの二都市生活を送っていた時期、
ムンバイで行きつけだった老舗サリー店、
KARA NIKETANにて「発掘した」1枚である。
今となっては、このように、ダイナミックに全面的に、
パルシーの手刺繍が施されたサリーを見つけることは、難しい。
デザイナーズのブランドが、現代的なデザインをもとに、
職人に発注して刺繍をするサリーも見られるが、
それらはもう、たいへんなお値段。
このころの、こうしたサリーは、「最後のお買い得」であった。
買っておいてよかったと、つくづく思う。
今では多分、5倍の値段を出しても、同じようなものは手に入らないだろう。
サリーは、単に衣類に非ず。
ずっとずっと、受け継ぎながら何十年も着ることのできる芸術品だ。
ということを改めて思いつつ。
ちなみに5年前の日本人会のパーティに着用したときの様子は、
こちら(←Click!)に記録を残している。
最早、遠い昔のことのようだ。
季節感崩壊の一枚だ。
約15年ぶりに着る浴衣。しかも、自分が持っていた唯一の浴衣(高校時代に購入)が見つからず、友人が中学時代だか高校時代だかに仕立てたという浴衣をお借りしての着用。
土曜日、ロータリークラブ主催での日印友好のイヴェントがあり、そこでバンガロール在住の日本人女性が「炭坑節を披露する」という話があったことから、わたしも顔を出すことにしたのだった。
ところが1枚持っていたはずの浴衣が見つからず。見つかったとしても30年もの。着られる状態ではなかったかだろう。
バンガロール在住日本人女性のグループ「さくら会」が寄付などでストックしているという浴衣を何着か試させてもらったが、どれも丈が短く、バカボン状態。
思わず、♪まっさかさ〜まに 落ちてデザイア〜♪ (by 中森明菜)と、腰を振りつつ踊りたくなるかのごとく。
丈が長いものが1枚あったが、それは身ごろが細く、思い切り前がはだけてしまう。
サリーと違い、浴衣とは、寸法が肝心なのだということを痛感しつつ、最早ひとりでサリーを着用し、外部の人間としてお邪魔しようと思っていた。そんな折、すでに帰任されたEM子さん(坂田と近い体型)の浴衣を預かっているミューズ・クリエイションのメンバーがいて、彼女経由でその帰任されたEM子さんの浴衣を借りた次第。
これがまたぴったり! しかもコンディションがとてもよい。
たいへん助かったのでありました。
せっかくだから「竹久夢二」的な1枚も撮ってもらおうと思ったのだが……。
抱っこされるのが嫌いなNORAは、苛立って、わたしの頬に噛み付かんばかりだ。
日本からは炭坑節披露と、ロイヤルエコーによる合唱が披露された。
インド側からは、伝統的なインド舞踊のバラタナティアムや、ボリウッドダンスなどが披露され、その後、みなステージで踊り出すという「お決まり」の流れ。なんだかよくわからない感じだったが、楽しい夜ではあった。
ともあれ、今回のイヴェントでの収穫は「いい浴衣を1枚買おう」と決意できたことである。
今まで、「着物の1枚でも着られなくてどうする」と思い、一時帰国の際には買おうと思いつつも、毎年毎年、見送って来た。なにしろ着物はあれこれと準備する小物も多く、敷居が高い。加えてインドの気候にはふさわしくない。
翻って浴衣なら、インドでは年中着られる。しかも着付けが簡単だ。いつまでも30年前の古ぼけた浴衣1枚をなんとなく持っているのではなく、上質な大人の浴衣を、買おうではないか。そうすれば、文化交流のイヴェント時にも、日本人らしい雰囲気を醸し出せる。
というわけで、次回の一時帰国時には、浴衣を仕立てようと決意をしたのだった。できれば日本の伝統的な古典柄のものを。
さて、以下は先日訪れたバザールの様子。市内の教会が会場となったこのバザール。天井の高い教会の、高みから光が降り注ぐ雰囲気がよく、何枚かカメラに収めたので、残しておこうと思う。
慈善団体の子どもたちへのプレゼントに、たくさんの絵本を買った。とても上質な内容で、大人のわたしが読んでも、心を引かれる。
迷った挙げ句、ロウシルクの、天然染料で染められたサリーを買い求めた。柔らかく、着心地がよい。
週の半ば、クライアントの日本人女性2名のアテンドで、久しぶりにアーユルヴェーダグラムへ。仕事ながらも、彼女たちと同じタイミングで自分自身もマッサージを受け、たいへんリフレッシュした。
デリー出張以降、ゆっくりとアーユルヴェーダのマッサージを受けていなかったので、全身にオイルがぐんぐん染み入る感じで、効いた。空気が乾燥するこの時節、お肌の潤いは、心の潤い。カサカサとささくれ立ってはいけないのだ。身も心も。
年末、仕事の合間を縫って、気分転換のお掃除を。ミューズ・クリエイションの作品在庫を収納するクローゼットを掃除していたら、NORAさんが大喜びでやってきた。
猫とは、本当にクローゼットが好きなのね。
ベッドの夫側で寝るのも、彼女の日課になってしまった。かわいくて、起こせない。
電気をつけたら、まぶしそうに顔を隠す仕草もかわいい。思わず触ったら、さっと目覚めて……
「邪魔しないでよ!」と睨みつける。元ヤン、いや、元野良の凄みがきいているNORA。このごろはまた、野良活動が盛んであるだけに、身の安全が心配ではあるが、仕方ない。これ以上、庭の柵を高くするのも無理なので、しばらく見守ろう。