夕べ、ムンバイから戻って来た。慈善団体で仕入れて来た手工芸品を詰め込んだスーツケース。そして3ダースのアルフォンソ・マンゴー。
バンガロールでももちろん手に入れることができるマンゴーの王様だが、産地に近いムンバイで購入したものは、格別においしいのだ。
バンガロールはバンガロールで、この地に近いローカル産のマンゴーがたくさんあり、それらもまた美味である。
マンゴーにご興味のある方、右側の「ブログ内検索」で「マンゴー」と入力していただくと、過去の記したマンゴー関連の記事が山ほど出てくるので、どうぞご参照を。
と、ここまで書いて思い出した。バンガロールにも、産地直送のマンゴーを個人で販売しているところがあるのだ。
ガンディ・ナガールの住宅街の一隅。6年前に一度訪れたきりなので、先ほど電話で確認をしたところ、6月初旬まで、朝11時から8時まで毎日オープンとのこと。
1ダース平均800ルピー(その時の品質により変動)。ムンバイで買うよりも少々割高だが、それでも安いしおいしい! はずなので、マンゴーに本気の方、お試しあれ。
場所などの詳細は、下記の記事をクリックしてご確認を。
■マンゴー最高!2006年5月1日 (←Click!)
ちなみに近々、ラル・バーグ植物園で毎年恒例のマンゴー祭りが開催されるはず。毎年、主にカルナタカ州産のマンゴーが、種類も豊富に販売される。オーガニック・マンゴーも見られるのがうれしい。
この件についても、記事を見かけたらこちらでお知らせしたい。
ところでマンゴーだが、中には薬品を使い、短期間で熟させているものがあると、毎年「社会問題」になっている。
上記の店を含め、わたしが購入するのは「ケミカルフリー」のマンゴー。店選びにも注意を払っている。
敢えて見分けるとするならば、熟し方(色味)が均一ではなく、グラデーションがかかっているものが自然だとのこと。
薬が使われているものは、均等にもれなく熟しており、見た目がきれいすぎるようだ。
なお、マンゴーは食す前、数時間、水に浸しておくといいとされている。それから、食べ過ぎは禁物!
……と、マンゴーの話題はさておいて、本日はチャリティ・ティーパーティについてのご案内。
2008年より開始したチャリティ・ティーパーティ。ムンバイとの二都市生活を送っていた2年間を含め、数カ月おきに開催し、次回で17回目を迎える。
MSS(ミューズ・ソーシャル・サーヴィス)と称し、これまで地道に活動をしてきたが、もう少しアクティヴに動くことを視野にいれ、先日、活動の一環として「ミューズ・クリエイション(手づくり隊)」を発足することにした。
すでに多くの方々から「興味がある」「関心がある」との声をいただき、さまざまなアイデアが届いている。
バンガロールからだけでなく、世界各地の読者の方から、何らかの形で関わりたいともご連絡をいただいている。この広がりがまた、とてもうれしい限りだ。
ご自身は手づくり手作業が苦手だが、販売などを手伝いたい、という方もいらっしゃる。
手工芸品作りに限らず、慈善団体に歌を届ける小さな合唱団を作っては、とのアイデアもいただいた。そういうことも、ありだと思う。
バンガロールでは、人知れず、個人的に活動をされている日本人も少なからずいらっしゃる一方、慈善活動をしたいが、その糸口が見つからないという方もいらっしゃる。
わたしは、そのような方々が、活動の端緒を見つけるきっかけになることをお手伝いできれば、と考えている。事実、一緒に訪問した慈善団体に、その後、定期的に通うことを決め、お手伝いを続けていた方もいらっしゃる。
だから、決して参加資格を問うようなこともないし、条件なども設けていない。
非常に敷居の低い活動である。
但し、各慈善団体の意向を汲み、決して先方の迷惑になるような一方的な活動をしないようだけは、心がけている。
たとえ単発でも、不定期でも、一時的な訪問でも、歓迎してくださるところを問い合わせ、これまでも訪問して来たし、そうしてつながりを育んできた。
そのあたりの橋渡しは、わたしが窓口になって行うようにしている。
ミューズ・クリエイションもその一環。今まで訪れたいくつもの団体で、
「不定期でもいいから、折り紙を教えて欲しい」
「本の朗読をしてほしい」
「ただ、子どもたちと遊んで欲しい」
という声を聞いて来た。
ティーパーティでお茶を飲みつつ楽しく会話、レクチャーをする、そして寄付金を募る、というのもそれなりに意義ある活動だとは思っている。
しかし更に、日本の方々の技を生かして、ローカルに踏み込めるような活動をしていければ、との思いが強まった。
が、そこまでしなくても、やっぱりティーパーティだけで、という方は、もちろんそれだけでも歓迎だ。
ともあれ、以下、ご案内を添えておく。
インドは夏休み中とあり、日本へ帰国されている方々が多いことから、ここにも告知する次第です。
第17回チャリティ・ティーパーティは25日(金)に開催。午後2時から6時までのオープンハウスとします。ご興味のある方は、どうぞご自由に、お立ち寄りください。
いつもは、インド生活に役立つレクチャーなども行っていますが、今回は、NGO団体などが制作した工芸品などを販売する「小規模なバザール」を開きます。
また、先日発足した「ミューズ・クリエイション (手作り隊)」にご興味がある方と、活動内容の打ち合わせなどを行うことも予定しています。
ミューズ・クリエイションに関しては、過去の記事に記しているのでご覧ください。
■【社会貢献活動】ミューズ・クリエイション(手づくり隊)発足 (←Click!)
基本的には、みなさんと集まって、お茶を飲みつつ情報交換などをするカジュアルな会です。ご興味のある方は、お誘い合わせのうえ、どうぞお気軽にご参加ください。
参加希望の方は、23日(水)までに、メールでご連絡 ([email protected])を。場所の詳細を追ってお知らせします。
※なお、商品の購入のご希望の方は、現金とお買い物袋をご持参ください。
●慈善団体などが制作するリサイクルバッグや手工芸品の販売
今回は、下記の商品を、ティーパーティの最中に販売する予定です。ご興味のある方は、「現金」と「購入した品を入れる紙袋」などをご持参ください。
●THE BELAKU TRUST(←Click!) の布製品など手作り品の販売
●ANU(←Click!) が制作するリサイクルバッグの販売、注文受付
●OM CREATION(←Click!) が制作している上質のギフトバッグ販売
●WIT(←Click!) が販売するブロックプリントの布製品の販売
【追記】バンガロール在住の方へ、ジュースの使用済みパック提供のお願い
ジュースなどの使用済みパック(種類、大きさ問わず)を集めています。上記のANUがリサイクルバッグを作るのに必要としています。
普段は学校から買い取っているそうですが、現在は夏休みで集まらないそうです。パックは一方をカットして洗浄し、乾燥してもらえると助かります。何らかの形で回収しANUに届ける予定です。