先日の「子ども時代をインドで暮らした若者たち①」に続いて、今回は大人編の第一弾。現在、カンボジア在住の木米貴久さんと、東京在住の村田仁志さんとの座談会です。ミューズ・クリエイションの活動にも参加経験があるお二人。当時のお話にはじまり、インド生活が、その後の人生に与えている影響などについても、あれこれ話してもらいました。
雑談のなかにも、インドのリアルな生活情報や、本音のエピソードがちりばめられているので、あまりカットせず、1時間以内で編集しています。
先日の若者座談会の動画については、いろいろな立場の方から、子どもたちの本音が聞けて非常に参考になった、心動かされたとの感想が届いています。この動画はまた、大人の事情も垣間見ることができ、諸々興味深い構成になっています。
●イントロダクション/二人の紹介
・ハイデラバードの元藩王の宮殿の一つを大改装して造られた「ファラクヌーマ・パレス」の話
・座談会の主旨について説明
●フランスと、サッカーと、インドと。~木米さんの話~
・サッカーの仕事を始めた契機はインド
・2014年、インドでサッカーのプロリーグが誕生
・現在はカンボジアのサッカークラブに勤務
・エンターテインメントとしてのサッカー
●海外研修制度でバンガロールへ ~村田さんの話~
・迷いなく、研修先をバンガロールに選んだ理由
・バンガロールでNPOを立ち上げ
・インドのスタートアップと日本企業をつなぐイヴェント実施
・かつてない経験ができ、刺激を受けた
●日本に帰国してからの葛藤と転職 ~村田さんの話~
・「動」のインドから戻り、「停滞」の環境にストレス
・1年後、スタートアップ企業へ転職。現在の仕事について
●カットしていいレベルの思い出話
・3人が初めて集結した「折り紙の練習会」
・たった1度きりの「とんこつラーメン研究会」
・村田さんのお別れ会における「燻製バーベキュー」の悲劇
●インドにおけるCOVID-19の現状
(村田さんからの質問を受けて坂田の話)
・「感染者数」が取り沙汰されることへの違和感
・インドでは、濃厚接触者はもちろん、希望者は気軽に検査を受けられる。我が家のご近所でも、過去3回以上、コミュニティ単位で無料の検査を実施している。症状が出てなくても陽性と発覚する人が都度、出てくる。
・気にすべきは「重篤化する率/死亡率」であり、その国の医療の受け入れ態勢であり、自宅隔離療養の仕組みが構築されているかどうかといったポイントではないのか。