夫の亡母の兄である、Ranjit伯父、そしてNina伯母の家に招かれた夜。大家族が多いインドにあって、夫の家族や親戚は非常に少ない。夫の唯一の従兄弟であるAdityaとTanuも合流し、6人での会合。たぶん10年ぶりだ。当時はまだ子供だった従兄弟夫婦の娘たちは、今、米国の大学に進学している。 これま...
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昨日はランチのあと、3時を回って夫と二人、出かけることにした。友人のDevikaのFacebook投稿で知ったアーティストの展示会を見ようと、まずは開催場所のインド国際センターへ。広大なロディ・ガーデンにほど近いこの界隈は、国際機関やアートディストリクト、閑静な住宅街がある緑豊かなエリアだ。 さて、...
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遥か遠い過去から、歴代王朝の首都として栄えてきたデリー。この都市には、今なお千年単位での古い遺跡が、現代に溶け込みながら、歳月の流れを刻んでいる。中でもムガール帝国時代の面影を残すイスラム建築は、デリー市内の随所に点在し、地元の人々の憩いの場として、あるいは観光名所として賑わっている。 さて、アート...
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一昨日は、改めて伯父(夫の亡母の兄)の家を訪れた。パンジャブ地方、現パキスタンのラホールを出自とする、夫の母方の歴史を取材するためだ。これまでも、英国統治時代から、インド・パキスタン分離独立を経て、インドで事業を起こし、政治や経済に関わってきた曽祖父や祖父の偉業を聞いてきた。聞くにつけ、関心は深まっ...
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前回の記録に記した夫の母方の祖父は、晩年をデリー近郊のファリダバードで暮らしていた。心臓病を患っていた祖母は、ロンドンの病院で、すでに他界していた。「死ぬときには、妻の近くで死にたい」と言っていた祖父は、ロンドン旅行中、「見事な死」を遂げる。ドラマティックな祖父の物語の一部は、下記の長大なブログに記...
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昨日は、ポンディシェリから北に約15キロの場所にあるオーロヴィルへ赴いた。インド人の思想家であり宗教家、インテグラル・ヨガの指導者でもあったオーロビンド・ゴーシュと、彼のパートナーだったフランス人女性、ミラ・アルファサ(通称マザー)によって1968年に創設された国際的な共同体だ。 国籍や宗教、政治的...
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2009年から2021年にかけての10年余り、年末年始は、アーユルヴェーダの療養リゾートであるアーユルヴェーダグラムで1週間ほどを過ごしてきた。日々、ヨガや呼吸法、瞑想を行い、滋味溢れるヴェジタリアンの料理をいただき、生薬が溶け込んだオイルによるマッサージを受ける。 心身をデトックスし、新たな1年を...
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