自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の手で触れて、そこではじめて良し悪しや好き嫌いを判断する。ライター、リサーチャーという職業柄、もちろん情報収拾はオンラインに頼るが、最終的には「自分で体験すること」を重視している。ゆえに、どこに行っても「歩く」ことになる。 今回は、咳は収まったものの、その余韻で背...
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東京滞在は1週間。今回ばかりは、「自分一人の時間」を確保したく、今日は丸ごと自分のために。半年前の一時帰国時に「着物」に目覚めたものの、着物まわりの小物類を揃えておらず、もう少し整えようと、東京では着物デーを設けることにしていた。 折しも、リユース(中古)着物の専門店が、予約制で展示会をしていること...
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この何年かは、福岡から東京までは新幹線で途中下車をしつつの旅が多かった。だから、福岡空港から羽田に飛ぶのは、本当に久しぶりのこと。 朝、妹が車で空港まで送ってくれた。道中、母の諸々が速やかに決まったのは、父のお陰だよね〜と話していた矢先。信号待ちの車のナンバープレートが父の誕生日、7月2日。その隣の...
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西鉄名島駅から電車に乗って3駅。西鉄香椎駅で降りる。母の「補聴器」の具合を見てもらったあと、界隈を散策し、昔懐かしロイヤルホストでランチをとる。 1945年8月15日の敗戦以来、連合国軍の占領下にあった日本。サンフランシスコ平和条約によって、1951年に主権を回復した。ロイヤルの歴史はその年、就航が...
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花曇りの金曜日。咳も収まって心軽く、大濠公園を目指す。湖畔にあるロイヤル・ガーデンカフェで、DJ/ラジオパーソナリティの相越久枝さんと、待ち合わせていたのだった。 久枝さんとの出会いはFM熊本「グローバルビート」の仕事。2008年1月から現在に至るまで、毎月インドをお伝えし続けて16年余り。久枝さん...
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2週間弱の滞在期間に、できるだけのことをすませたく。人が年を重ねるに比例して、家屋もまた年を重ねる。経年劣化の家電その他。一時帰国の度に買い替えたり修理を頼んだり。 細々とした不具合の修繕や、片付けや、不足分の調達など。今ではオンラインで買い物ができるので、その点においては非常に便利。しかし、わたし...
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私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する(ウィトゲンシュタイン) The limits of my language mean the limits of my world. (Wittgenstein) などと、「つや〜なこと(博多弁で「かっこつけたこと」の意)」を書いてみたが、なんのこっちゃ。...
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COVID-19パンデミック以前は、年に1度の一時帰国だった。しかし去年からは「半年おき」に一時帰国をしている。インド移住以来、毎年5月ごろはニューヨーク、10月ごろは日本と決めていたが、パンデミックでさまざまなサイクルが変わった。日本への帰国頻度を増やしたのは、福岡に暮らす母の様子を見るのが主目的...
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壮大なるガーマ(モスク)でコーランの響きに聞き入ったあと、今度はしばし車を走らせて、別のガーマへ。道中の光景が、まだ高層ビルディングの少なかったころのムンバイのそれに酷似していて見入る。ムンバイを知っている人なら、納得されることだろう。 さて、次にガイド女性が案内してくれたのは、エジプトのイスラム教...
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イスラム教徒が大多数を占めるエジプト。当然のことながら、街の随所にガーマが見られる。午前中に訪れたコプト地区と同様、カイロのイスラム地区にある建築群もまた、その多くが世界遺産に指定されている。 時間的にも体力的にも、多くを巡る余裕はなかったので、ガイドの案内に従い2箇所のモスクを訪れた。最初に訪れた...
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