今週の土曜日、福岡市美術館のレクチャールームにて、インドのテキスタイルを軸に、日本とインドの交易の歴史や、インド独立運動と手紡ぎ手織り布の関係など、インドの多様性を象徴するテキスタイル世界を、濃密に語ります! 写真もたっぷり、情報も濃密なセミナーのあとは、参加者に向けてオリジナル資料もシェアいたしま...
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バンガロール近郊、マイソールへ向かう途中に、チャンナパトナ (Channapatna)という村がある。ここは、木工玩具の故郷で、いくつかの工房がある。その一つであるマヤ・オーガニックは、ミューズ・クリエイションが毎年、ミューズ・チャリティバザールを実施していた時代に、何度か出店してもらったことがある...
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🌱10月2日のガンディー生誕日を皮切りに、ナヴラトリ (Navaratri)、ダセラ(Dussehra)、そして、月末はヒンドゥー教のお正月、ディワリ(Diwali)……。今月に入って、インドのお祭りムードは加速している。世間は祝祭やらイヴェントやら集いやら旅やら、なんだかんだで賑々しい。かくいうわ...
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先週後半は、諸々立て込んでいたので、日曜日は家で静かに過ごす予定だった。しかし、布の展示会の写真を眺めているうちに、「もっと、じっくり見たい……」という気持ちが高まってきた。展示会の様子を捉えた写真は、すでに何枚もアップロードしている。ゆっくり巡ったかのように思われそうだが、ざっと回っただけで、じっ...
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昨日の夜、我が家の運転手であるアンソニーの娘アリスの結婚披露宴に出席すべく、パーティ会場へと赴いた。彼らはクリスチャンにつき、結婚式は昼間、教会で執り行っている。インドの結婚式のスタイルについては、諸々言及したいことがたくさんあるが、今日のところは長くなるので割愛。 披露宴のゲストは数百人と聞いてい...
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昨日は、無事に開会式でのトーク&着物の展示を完遂できた。好天に恵まれ、訪れる人々の艶やかなサリーが、青空に、緑に映える。このような場では、サリーを愛好する人たちのファッションを眺めるだけでも、目の保養だ。 さて、前日の準備、当日の設営……といずれも体力勝負の2日間だった。予想に違わず、混沌の段取りで...
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昨日の午後、マネキン・ガールズ4名と会場入り。IKEAの巨大な青いバッグが役に立つ。パッと見、物騒。着物や帯、スタンドその他を搬入してセッティング。写真で見る限り、爽やかな情景だが、結構な混沌であった。 重くて嵩張る大量の布が、次から次へと会場に搬入される。往来激しい通路にて、ガールズに着物を着せる...
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この時期になると、毎年毎年毎年、記している。今年も書く。インドはこれから、お祭り&ホリデーシーズンが本格化する。そしてこの勢いのまま、年末を迎える。2025年は目の前だ。 わたしは常々、インドにおいては「週休3、4日制」とみなして、スケジュールを立て、予算を組むことを推奨している。詰め込んでは危険。...
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一昨日は、ヤラハンカの新居にて、ミーティングを予定していた。横浜を拠点とする一般社団法人日印女子フォーラム代表の大場多美子氏からのご依頼で、バンガロールに関する情報をご提供すべく、数時間、ご対応するつもりであった。今回、芸術関連のプロジェクトでのご来訪につき、「月光ライブラリ」に所蔵している資料など...
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先週は、おめでたい週末であった。夫の誕生日の翌日、8月10日の夜、バンガロールを代表するミュージアム、MAPへと赴いた。創業者であるAbhishek の誕生日パーティが開かれたのだ。MAPは2020年12月から、インド初のデジタル美術館を稼働。パンデミックを経て2023年に、一般公開が開始された。こ...
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今でこそ、ファストファッションの流入や欧米ブランドの進出により、化繊の衣類も普及しているインドだが、わたしが2005年に移住した当初は、綿や絹、麻、竹などの天然素材を用いた衣類が主流だった。 この20年の間にも、インドのファッション・シーンは変容し続けている。詳細は割愛するが、ともあれ伝統的なテキス...
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When I recently attended the Mysure Literature Festival, I wore an Indian bandhani (tie-dyed) saree on the first day and a Japanese Arimatsu Shibori y...
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こどものころのわたしは、ノスタルジアに固執する性分だった。2、3歳のころから「郷愁」や「懐かしさ」に敏感だった。当時の記憶をかなり鮮明に思い出せるが故、そのときの心情も蘇る。それは多くの人が生まれ持っていたにも関わらず、年齢を重ねると共に忘れゆく「前世の記憶」に起因するものだったかもしれない。 日本...
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