20年近くも、この街と関わり合っていながら、毎年毎年、訪れるたびに、似たような記録を残すのはいかがなものか。などと、毎年毎年、同じように思うのだが、その繰り返しの中に変化あり。新しきあり、というわけで、その頻度こそ減ったものの、今年もまた、光景を、切り取る。 最早、我がそもそもの本業を知らない人の方... Read more →
20年近くも、この街と関わり合っていながら、毎年毎年、訪れるたびに、似たような記録を残すのはいかがなものか。などと、毎年毎年、同じように思うのだが、その繰り返しの中に変化あり。新しきあり、というわけで、その頻度こそ減ったものの、今年もまた、光景を、切り取る。 最早、我がそもそもの本業を知らない人の方... Read more →
瞬く間に日々は流れ、金曜日。少し肌寒くも、爽やかな朝だ。 「三寒四温」というよりは、「三寒四暑」と呼びたくなる、この時節のニューヨーク。毎年、冬と夏が行き来するから、服装に難儀している。到着した翌日は真夏のファッション。昨日はパシュミナのストールを羽織る。 セントラルパークの朝。夫は毎朝、ジョギング... Read more →
金曜日の午後、マンハッタンを離れ、フィラデルフィア入りした。 この街を最後に訪れたのは、インドを離れた年だから10年前のこと。当時暮らしていたワシントンD.C.から、フィラデルフィア・ミュージアムで開催されていたサルバドール・ダリ展を見に行ったのだった。 あのエキシビションは、すさまじくすばらしいも... Read more →
2泊のフィラデルフィア滞在を経て、昨日から郊外田舎ドライヴの旅に突入した。 昨日の午後、フィラデルフィアから車で1時間ほどのバックスカウンティへ。目的は、アルヴィンドがアスペン・インスティテュートでお世話になっている人生の「師匠」とも言うべくキースに会いに行くこと。 夕べは彼のファームハウスの近くに... Read more →
火曜日。天気予報は降水確率50%。曇ったり、雨が降ったり、晴れたりと、忙しい天候の一日だったが、わたしたちの行動には極めてほどよい、よき天気の一日であった。 この日のメインイヴェントは、ロングウッドガーデンズを訪れること。 ロングウッドガーデンズは、デュポン社の社長であり、ジェネラル・モーターズ社の... Read more →
瞬く間に時が流れて、早くも今夜、再びロンドン経由でバンガロールへと戻る。 毎度毎度、この街に降り立つと思う。インドでの10年間もの自分が、しかし幻のようだと。同時進行する二つの世界、パラレルワールドに、それぞれの自分が、息づいているような気がする。 それはまた、胡蝶の夢、のようでもある。 どちらが本... Read more →
昨日の早朝、ニューヨーク発ロンドン経由でバンガロールに到着した。南インドにあって、しかしデカン高原。標高が高い場所にあるこの都市の空港に到着する時には、いつも心地のよい涼しい風が出迎えてくれたものである。 しかし最近では、いつもそうだとは限らなくなった。昨日もまた、少し暖かい風、だった。どうやら南イ... Read more →
デング熱を罹患した直後の米国旅行を経て、再びインドに戻って1週間余り。実に色濃い毎日だ。 猫らとの騒動については、予想外、予定外の出来事につき、ずいぶんと消耗させらている。詳細は「うさぎのアリスの猫レポート」に任せているので、ここでは触れないが、ともあれ、生き物を飼い育てることのたいへんさを、痛感し... Read more →
先週の火曜日にミューズ・クリエイションをNGO登録して以来、瞬く間に1週間が過ぎた。上の写真は、すでにTwitterで公開したが、先週金曜日、サロン・ド・ミューズでの1枚だ。 たまたまボーダーなファッションの人が多かったので、前に並んでもらってみたところ、まるでスポーツクラブ状態になってしまった。そ... Read more →
気がつけば2015年も半ば。年初に、あれやこれやと盛大に「今年の目標」を掲げてみたところで、そのうちの大半を成せないことが多いと、今更のように気づいた数年前から、「身の丈」に合った目標を、最小限に、立てるようになった。 それですら、なかなかに達成できずにいるのだが、私的なことはともかく、対外的な「ミ... Read more →
実に久しぶりに、平穏な週末を過ごしている。ここ数日のバンガロールは気温も下がって涼しく、蚊の発生も少なめになり、少しずつ「過ごしやすい街」に戻りつつある。 思い返せば4月下旬にデング熱を発症して以来、直後に米国旅行、帰国後もなんだかんだで立て込んでいて、先週末はようやくゆっくりできるかと思いきや、夫... Read more →
ミューズ・クリエイション3周年を迎えて最初の慈善団体訪問。貧困層が通う公立学校の基盤を整えるべく、教育支援をする慈善団体OBL (One Billion Literates) が支援する学校のひとつを訪れた。 実は、ミューズ・クリエイション創設以前に、個人的に2カ所、そして創設直後の第1回の慈善団体... Read more →
■食生活と健康管理。セミナー、調理実習、そして親睦会を実施。 昨日土曜日は、ミューズ・リンクスの『インドでの食生活と健康管理』のセミナーを実施した。土曜日のセミナーは調理実習&親睦会つきの豪華版だが、今回はいつもに増して豪華である。 というのも、親睦会ではミューズ・クリエイションの「男組」を結成すべ... Read more →
季節感の抑揚浅く、今年もまた、緩やかながらも確かにあったはずの変化さえ、速やかに通過して7月。 この時節、プライヴェートの記念日、誕生日が立て続けにあり、遠いかつては、それらをいちいち祝してもいたのだが、このごろはもう、すっかり。 6月30日の米国における結婚式は今年、忘却の彼方。7月18日のインド... Read more →
◎今後、うまくブログを活用して、情報を発信する予定…… オンライン上に情報が溢れかえる昨今。最早、実際に目の前に広がっている現実世界よりも、このヴァーチャル世界の方が、広く深いとさえ思えてしまう。 1996年に米国へ移住するまでは、コンピュータとはほぼ無縁、その数年前にようやく「ワープロ」を使い始め... Read more →
今日の午後は、ミューズ・クリエイションのメンバーと共に、ドミニカン・シスターズと呼ばれる慈善活動をする教会を訪問した。これまでも何度も訪れている場所であるが、今回は子どもたちと遊ぶのではなく、スラムに暮らしている貧困層の女性たちに、アクセサリーの作り方を教えるのが目的だ。 数カ月前に子どもたちと遊ぶ... Read more →
夫が2泊3日でムンバイ出張中だ。 出張中にかかってくる電話での、彼のわたしに対する最優先伝達事項は、遠い昔から決まって、「何を食べたか」である。 数週間前は、開口一番、タージマハル・パレスホテルの日本料理店、WASABIにて、夕食をとったとの報告だった。カウンターで日本人シェフの男性と話をしたのが楽... Read more →
火曜日に引き続き、今週は土曜日もまた、インディラナガールにあるドミニカン・シスターズへ訪問だ。我々の「地域社会とのコミュニケーション」にとっては、不可欠となりつつあるこの慈善団体。 土曜日はミューズ・クリエイションの「男組」が結成されて初めての、慈善団体訪問である。以前2度ほど、大人数の子どもたちと... Read more →
今日は、急遽、国民の休日となった。 A.P.J.アヴドゥル・カラム氏が、昨日7月27日の夜、急逝したからだ。科学者であり、政治家でもあった彼は、教育にも非常に熱心で、多くの学校を訪れては、若者たちに語りかけていた。 昨日、北東インドに位置するメーガーラヤ州の州都、シロンにあるIIM(インド経営大学院... Read more →
気がつけば、8月。一年のうちで最も、心にぐっとくる季節。 子供のころから、8月のキーワードは、重かった。 空襲、原爆、終戦(敗戦)記念日。精霊流しに走馬灯。打ち上げ花火の恐ろしく、線香花火のいとも寂しき。 入道雲も、蝉時雨も、清流の冷たさも、気が遠くなるような青空の彼方に吸い込まれるようだった。 大... Read more →