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風を部屋に招き入れよう、窓を開け放ち、 カーテンが、寄せては返す波のごとく、 ゆら〜り、ふわり、ゆら〜り、ふわり、 冷たい床に視線を落とせば、 今日もまた、小さな来客。 あいもかわらず、わくわく動物&昆虫ランドな我が家である。数日前は、キッチンに「蛾」が舞い飛んで来た。蝶はいいが、蛾はいやだ。あの胴体の太さがいやだ。が、この蛾は、飛んでいるときのオレンジが鮮明で美しかった。 アルヴィンドが、「ミホ... Read more →
●ガンディの誕生日。家族と過ごす休日の夜。 10月2日はマハトマ・ガンディ(1869年10月2日-1948年1月30日)の誕生日につき、インドは祝日であった。 ついては夜、義姉スジャータとラグヴァンが遊びにくるので、夕飯の食材などを仕入れに近所のスーパーマーケットへ赴いた。 お気に入りのビール、Kingfisher "STRONG"を仕入れようとアルコールエリアへ赴けば、カーテンが閉じられている。... Read more →
●平日ながらも、夜、夫と映画を見に行く。 インドの独立記念日に先駆けて、8月10日から上映されていた"CHAK DE! INDIA"を、ようやく今日、見に行った。ヒンディ語映画ゆえ言葉がわからないのは承知のうえで、どうしても見たかったのは、すてきシャールク・カーン氏が主演であるから。 シャールク・カーン氏(わたくしと同じ歳。というだけで親近感倍増)の役どころは、過去、インドホッケーチームの主将だっ... Read more →
緑薫りたつ朝の庭 木の実をついばむ鳥らを眺め 自由に宙舞う蝶らを眺め 木枝のそよぎの彼方に青空 貴石のようにきらめく果実 かみしめるゆたかなひととき 先日、福岡の妹から連絡が来た。なんでも実家に高校時代の同窓会関係の郵便物が届いていたらしい。 内容物を確認してもらって、遠い記憶が蘇る。書類を画像におとしてメールで送ってもらい、確認する。 まずい。まずすぎる。 我が母校、香椎高校36回生における各学... Read more →
●自分自身の使い方、再考すべし。 毎日、なにかが起こる。特筆すべき、なにかが起こる。毎度書いていることだが、見過ごすには尽きないことが余りにも多いインドでの日々で、ここに書き留めているのは日々の出来事の、ほんの一部に過ぎず。 昨日、久しぶりに「過去のタイトル一覧」を更新するべく作業をしつつ、この2年近くのブログのタイトルを走り読むに、どれだけ濃厚な日々だったかが偲ばれる。 そして書き留められなかっ... Read more →
バンガロールに暮らす海外の女性たちによって組織されているOWC (Overseas Women's Club)。このブログでも何度か紹介して来たが、バンガロール生活の便宜を図るための情報提供やネットワーク作りの場を提供したり、各種イヴェントを主催している。 加えて、地域社会へ貢献するべく、25のチャリティ団体を支援している。今日は、その慈善事業の実情を知るべく、年に一度のミーティングがThe Wi... Read more →
写真は昨夜のPWG (Professional Women's Group)の集いの模様。インディラナガールのレストランで、OWCの中でも働く女性たちが数十名集っての夕食会だ。 今日のゲストスピーカーは米国のNASAで働くインド人女性。バンガロールへは「インド初の月飛行オペレーション」を遂行すべく、赴任している。才色兼備の魅力的な女性だった。 話の内容などあれこれと書きたいことは募るが、優先してす... Read more →
色とりどりの魚たちと、 ウミガメと、 澄み渡る海で泳ぎました。 流れ星を見ました。 朝の虹を見ました。 近々写真は整理して、載せようと思います。 Read more →
なにかと気ぜわしい、休み明けのひとひ。 なのに頭の中は海辺を揺蕩う。 急ぎ、アルバムをまとめた。 左側の帯の部分から、 もしくはここから、どうぞ。 Read more →
目覚め、庭へ出れば、雨上がりの中空を無数の赤とんぼが飛び交い、緑から雫がしたたり、カエルたちが飛び跳ね、大輪の白いハイビスカスが雨に濡れてうつむいている。 今日は祝日でメイドは2連休。午を過ぎてもしんとしていて、こんなに静かな土曜日を過ごしたのは、いったいいつ以来だろうと思う。どうしてこんなに静かなんだろう……と思ったら、そうだアルヴィンドが出張中なのだった。 夕方にはムンバイから帰って来て、今夜... Read more →
●INDIA NIGHTで踊る夕べ 昨夜は、OWC主催のイヴェント、INDIA NIGHTへ参加するべく、ホテルGRAND ASHOKへと赴いた。 アルヴィンドがムンバイ出張から戻って来たのは午後4時すぎ。疲労困憊につき、ゆっくりとくつろぎたいのに加え、またしても大切なクリケットの試合があるという。 TVを見たいから、パーティーには参加したくないという。しかしチケットはもう購入している。ぐずぐず言... Read more →
本日深夜のルフトハンザ便でフランクフルト経由ニューヨークだ。 先ほど、ちょうど一年前訪れたニューヨークの記録を読み返した。写真を眺めて気がついた。先ほどスーツケースに詰めた服は、去年とまったく同じだということに。 インドに暮らし始めて以来、冬物の「洋服」を買うことはほとんどない。というか、まったくない。今回は少々仕入れて来ようかと思う。 靴。粒マスタード。2008年のスケジュール帳。夫のスーツのボ... Read more →
フランクフルトではソーセージを食べるいとまもなく、飛行機を乗り継いで、昨日、ニューヨークに到着した。 昨日はホテルで一段落したあと、セントラルパークを歩いた。 乾いた木の葉の匂いがする。丸まると太ったリスが駆け抜ける。つなぐ手が、かさかさとする。 1年ぶりだけれど、1年ぶりという気はしない。親密な感じの街。 自分の庭の、白いハイビスカスや、舞い飛ぶ蝶や、飛び跳ねるカエルに思い巡らせる。 インドと米... Read more →
コートを着て、目深に帽子を被り、手袋をして、肩をすくめている人があるかと思えば、短パンにTシャツ姿で颯爽と、歩く人あり。あいかわらず、体感温度著しく異なる人々混在の街。 気温は、摂氏10度前後。昨日今日と曇天のせいもあり、寒い。わたしは革のジャケットを着ている。インドの、柔らかなパシュミナが、首の周りでふわふわと、軽く優しく温かい。 モルディヴの写真を見た方々から、とてもきれいな海ですね、とのメー... Read more →
今週のニューヨークは、雨のようだ。まだ、この街に来て秋晴れの青空を見ていない。来週は晴れるといいのだが。 夫は今日、いくつかのミーティングに出かけた。わたしは、五番街のあたりを歩いた。服などを買い求め、小雨まじりの街を、傘をさして歩く。 昨日、今日と、なにか身体が街になじまない、と違和感を覚えていた。 が、雨の中、ふと我に返り「歩く速度を上げた」途端、見事に身体が街に溶け込んだ。 そうだそうだ。こ... Read more →
何かが足りない、と思うのは、何かに溢れ過ぎている場所に普段暮らしているからか。 いつかは、インドとマンハッタンの両方に居を構え、年に数カ月はここで暮らそうという話を夫とよくしていたのだが、その衝動が沸かない。ない。 わたしだけでなく夫も。あれだけインドをいやがっていた夫ですら。 インドに新居を得たことも、大きいだろう。しかしそれだけではない。徐々に、確実に、自分たちの価値観が変わりつつある。 あの... Read more →
ニューヨークから告知するのも妙な感じだが、今月の西日本新聞「激変するインド」は、先月に引き続いて結婚の話題。 自らの結婚式を軸にしつつ、多様なインドの結婚式の在り方について触れた。 それにしても新聞。与えられた文字数は少ない。削ってなお、言いたいことを言うのは非常に難しいものだ。要精進。 Read more →
古くからの読者……と書き出して思う。2000年2月。ニューヨーク時代に創刊したメールマガジンを機に、わたしのホームページを読み始めてくれた方々は、すでに7年以上に亘って、わたしの動きを知っているのである。不思議な感じだ。 そんなことはさておき、古くからの読者はご記憶かと思うが、ニューヨーク時代から行きつけだった、そしてmuse new yorkでもインタヴューをさせてもらったことのあるIZUMI ... Read more →
「今日のランチは、寿司を食べようよ」 打ち合わせのない今日、朗らかに夫が言う。 寿司は一緒に食べようねと約束していたのに、待ちきれず、実は昨日、一人で食べていたのだ。が、昨日食べたと言うわけにもいかず。昨日立ち寄った、カジュアルながらもなかなかにおいしかった寿司屋へと再び赴いたのだった。 日本の食料品店やBOOK OFFなどがある41丁目、マディソン街(Madison Ave.)と五番街 (Fif... Read more →
ニューヨークを訪れるにあたって、食事に関する目標と言えば「寿司」と「ステーキ」であった。インドでもビーフステーキは食べられるが、やはり豪快なアメリカのそれを食したい。 夕食にステーキを食べると胃にもたれるので、ランチタイムに食べようと出かけた。これまでいくつかのステーキハウスを試して来たが、今回、約7年ぶりにPOST HOUSEへ出かけることにした。 ところで街をゆけば、不思議な光景。工事作業員の... Read more →