Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya。名前が長すぎるミュージアム。
1905年、皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ/後の英国王ジョージ5世)のボンベイ来訪を記念して建立が決定されたミュージアム。当時は「プリンス・オブ・ウェールズ西インド博物館」と呼ばれていた。完成は今からちょうど100年前の1922年だ。
実はインドへ移住する直前、カリフォルニアに住んでいたころ、夫のインド出張に便乗して、ムンバイ、デリー、バンガロールを旅した。そのときに、このミュージアムを訪れたのだった。
そのときには、同じ9月ながらも初旬だったせいか、極めて蒸し暑く、じっくりと鑑賞できた記憶がなかった。以来、実は一度も訪れていない。今回も、足を運ぶつもりはなかった。しかし前を通りかかったところ、門から見える前庭の、巨大な仏陀の頭に目が釘付けになった。以前はなかったモニュメントだ。
近くで見たい。更には、裏側がどうなっているのかも気になる。というわけで、入ってみることにした。
ミュージアム巡りには、エネルギーを要するから、それなりの心構えが必要だ。今回は、軽く巡ろうと入った。17年前よりは館内が整備されていて、展示物の理解もしやすくなっていた。
全館をくまなく回ったわけではないが、ここはムンバイの一端を知る上で、訪れる価値のある場所だと再認識した。今回、わたしの目に留まった仏像やヒンドゥーの神々、チベットやネパールの展示物などの写真を中心に、2回にわけて、写真を残しておく。
【2005年9月の記録】
◉蒸し暑いミュージアムを、うつろな気分で
http://www.museny.com/2005/india/09.htm
◉麗しき、神々の面差し
http://www.museny.com/2005/india/10.htm
◉値札じゃないんだから。
http://www.museny.com/2005/india/11.htm
コメント
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