2023年も、後半に入ろうとしている。8月15日の独立記念日あたりから、インドは徐々にお祭りシーズンとなり世間の空気は浮き足立つ。通常「週休3〜4日制」感覚でスケジューリングをすべきところ、「週休5日制」に見直すべき時期の到来だ。 この時期は結婚式が増える。友人知人や仕事関係者の結婚式に招かれる方も...
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昨夜、友人の息子の結婚披露宴に招かれた。我々夫婦にとって、今年に入って初めての結婚式レセプションだ。会場は、バンガロールのパレスグラウンドに併設された屋外の広大なエリア。インド都市部では、ホテルやイヴェントホールなどでも結婚式が開催されるが、招待客が非常に多い場合など、屋外の会場も利用される。 日本...
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昨日は、女性の勉強会で出会ったMiraのご自宅に招かれた。昨年、彼女と初めて出会ったときのこと。わたしの方にまっすぐに歩み寄り、わたしの両手を取って、「わたしは、自分の前世のうち、いちどは日本人だったと確信しているの」と、彼女は言った。80代の彼女は、しかし凛と背筋を伸ばして身のこなしも軽やかだ。先...
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1978年。中学に入学して直後、わたしはバスケットボール部に入部した。最初に購入したバッシュ(バスケットボール用のシューズ)は、白いデニム地に赤いラインが入った「オニツカ・タイガー」ブランドのハイカット。当時、バッシュといえば、鬼塚が主流だった。 しかしながら、布製は傷みも早い。しばらく履いた後、次...
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彼女たちと出会ったのは2017年のちょうど今ごろ。あの夜も、この友人宅の邸宅に集った。UBシティの向かい。高原の風が流れ込む、心地よい屋上にて。 あれから6年。月に一度のミーティングのほかにも、さまざまなイヴェント、パーティで顔を合わせてきた。香港、マイソール、マルタ、アムリトサル、ダラムサラ、ポン...
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🌸Muse Creation celebrates its 11th anniversary. This is another milestone event. (日本語は下部に) This month marks the 11th anniversary of the founding of Mu...
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インド東部オディシャ州で昨日2日、列車同士が衝突するひどい鉄道事故が起こった。史上最悪の事故に近いスケールだ。現在、238人以上が死亡し、900人以上が負傷したとのニュースが流れている。数字は更に、増えるだろう。 ニュースが映し出す事故現場では、3本の列車が、すさまじく破壊された姿で交錯している。い...
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🥻約5メートルの一枚布を巧みに身体に巻き付けて着こなす、シンプルながらも華やかなインドの民族衣裳、サリー。インダス文明の時代から数千年の長きに亘り、サリーはインド亜大陸に暮らす女性たちの身を包んできた。 絹や綿、絹と綿の混紡など、布の種類にはじまり、織り、染め、刺繍、紋様など、産地や品質によって無限...
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ヤズダニ・ベーカリーで故人を偲んだ後、いつも通りに、スターバックス・カフェへ。鋭い日差しが照りつける蒸し暑い日、フォート界隈をあるいたあと、ここで涼を取るのが常だった。 2012年、インド第一号店として開業したこのスターバックス。久しぶりに訪れれば、内装は以前からは一新している。個人的には、昔ながら...
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南ムンバイ、フォート地区にある「ヤズダニ・ベーカリー」。わたしにとって、この界隈を訪れるのは、日本人墓地に並んで儀式のようなものだ。1953年創業のこの店は、パールシー(ゾロアスター教)のファミリーが経営してきた。 2004年4月。わたしが初めてムンバイを訪れたときのこと。タージマハル・ホテルにチェ...
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昨夜、ムンバイからバンガロールに戻ってきた。4泊5日、ムンバイでの経験。旅の途中に書き留めきれなかったことを、この数日でできるだけ、残そうと思う。思えば日本旅の記録もまだ、少し残っているのだが……。 4日目は、ほぼ、一人で過ごした。ムンバイはバンガロールに比べると暑い。かなり暑い。それでも、南ムンバ...
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5月27日の夕暮れどき。講演を終えてホテルに戻り、サリーから部屋着に着替えてコーヒーを飲む。一息つきながら、窓越しに広がる摩天楼を眺める。少し疲れているし、日も傾き始めているが、今日は行きたい場所がある。 5月27日は、2004年に他界した亡父の命日だった。去年は、福岡のお墓にて、命日のお参りができ...
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常々、記していることだが、インドには、日本を好意的に見てくれる人がとても多い。インドが一つの国として独立した際、日本とインドが連携したという歴史的な経緯によって育まれた感情。あるいは、同じアジアの一国としての親近感。その一方で、多様性のインドとは対極にある極東の島国の特異性に対する好奇心。隔離された...
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ムンバイ。わたしがインドで、最も興味深く思っている都市。2008年から2年間、ムンバイとバンガロールの二都市を行き来する生活を送っていた。 当時、ニューデリーがワシントンD.C.ならば、ムンバイはニューヨークのようなものだ、と感じていた。商業とエンターテインメントが豊かな、多様性の極みの中の極み、ム...
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