今朝、Facebookを開いたら「8年前の今日」の記録が出てきた。バンガロールの千葉県人会に参加したあと、過去、千葉県に住んでいたころの写真を引っ張り出して、投稿していた。 昭和63年4月18日。1988年。社会人になって2週間あまりの坂田美穂。当時は、千葉県柏市に住み、新宿区神楽坂のオフィスまで通...
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わたしは、コーヒーが大好きだ。南インドはおいしいコーヒーが手軽に入手できるから、幸せ。南インドはコーヒーの産地で、バンガロールには「コーヒー省」もある。チャイよりもむしろ、ミルクや砂糖たっぷりのサウスインディアン・コーヒーがよく飲まれるのだ。 従来はブラックコーヒーを出す店は極めて少なかった。しかし...
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米国に渡ったばかりのころは、2、3年に一度の一時帰国だった。しかし。2004年に父が他界してからは、毎年、帰国してきた。福岡ではもちろん実家に泊まるが、東京での滞在先は、そのときどきによって違った。しかし、過去10年ほどはずっと、銀座だ。 東京に住んでいた20代のころ、そして米国に住んでいた30代の...
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このごろのわたしは、収集がつかなくなってきている。意識的に余白の時間を作っているが、脳が休まっていない。昨日は久しぶりに、24時間一人で新居で過ごした。こういう「敢えて誰にも会わない時間」を作り、心身を休めることは、大切だと痛感する。 日本を離れて27年。ニューヨーク在住時から、間断なく情報を発信し...
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今朝は1カ月以上ぶりに、新居で朝を迎えた。昨日は、業者に来てもらってディープ・クリーニングを依頼。この現場監督をするのが、本当に体力&精神力勝負なのだが、無事終わった。バンガロールでも、デリーでも、福岡でも、行く先々で、掃除ばかりしている。わたしは、そういう宿命なのだろう。 しかし、掃除はいい。成果...
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昨年からメンバーになったバンガロールの女史勉強会 (Women's study group)。ソーシャル・メディアなどにおいて、名称を公表することは禁止されているため、漠然と記す。 週に一度、午前中、メンバーの自宅に集う。去年は拙宅(新居)で、わたしがスピーカーとなり、日本とインドの関係史にについて...
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今回、京都には6泊、東京には白馬村滞在を挟んで計5泊、滞在した。出発前、わたしは仕事や雑事でかなり立て込んでいたことから、両都市のホテルに関しては、夫に手配を頼んでいた。ロケーション、広めの部屋のサイズなどを優先し、あとはネット上の写真やレヴューを参考に、最終的には二人で確認して決めた。 両方とも三...
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今は4月27日の朝。今日の午後の日本航空直航便で、遂にはバンガロール(ベンガルール)に帰る。4月7日に始まった旅。なんと実り多い旅だったことか。夫と旅をすると、ひとり旅よりもはるかに心身のエネルギーを要する。今回、改めて異邦人にとっての日本旅の困難さを痛感した。それでも多くの旅行者が訪れるのは、不便...
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日本を離れる前日の朝。元ミューズ・クリエイションのメンバーだった真梨子さんとホテルのラウンジで待ち合わせをしていた。去年に引き続き、今年も、朝日新聞出版の『AERA』の取材を受けるためだ。 バンガロールに帯同赴任される前は、朝日新聞の記者だった真梨子さん。インド生活、ご出産、新型コロナ禍を経て、昨年...
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本日未明、無事バンガロールに到着した。今回はかつてなく、自らの来し方行く末に思いを馳せる日本旅となった。同時に「わたしだからこそできる役割」を見つめ直す契機となる旅でもあった。 あらかじめ敷かれたレールの上を進んでいるにせよ。列車の状態は自分で整えられるし、変化し続ける車窓からの景色もまた、心持ちや...
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🍕子どものころ、バンガロールに暮らしていた藤田杜(もり)さん。藤田家がバンガロールを離れてから10年以上がたつが、彼女は、母の夕子さんとバンガロールへ遊びに来たこともあるし、わたしの一時帰国時には家族で再会したこともある。 ご両親の都合がつかないときも、彼女はひとりで会いに来てくれるなど、思えば毎年...
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わたしは1988年、大学卒業後に上京し、近畿日本ツーリストの旅行雑誌やガイドブックを編集するプロダクションに就職した。駆け出しの編集者ながらも、海外ガイドブックの担当となったわたしは、2年半の間に、台湾、シンガポール、マレーシア、スペインなどを取材し、一冊のガイドブックを作り上げるプロセスに関わった...
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図らずも急遽、滞在することになったシェラリゾートホテル白馬村。こんなにも豊かな時間を送れるとは想像していなかった。好天にも恵まれて、わたしたちは実に幸運だ。 念のために記しておくが、ここは決してモダンにラグジュリアスなホテルではない。前述の通り、建築物自体の古さは否めないし、洗練された風情というわけ...
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このリゾートの大いなる魅力は、自家源泉「白馬みずばしょう温泉」だ。大浴場「古民家の湯」は、江戸時代、豪雪地帯に建てられた古民家を移築したものだという。朝風呂に入ろうと大浴場へ赴いたら、利用者はわたしだけだったので、写真を撮らせてもらった。 天井高く、梁の力強さがなんとも言えず、いい風情。木と石の調和...
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京都滞在の最終日、錦市場を歩いているとき、白馬村で2泊目に滞在予約を入れていた宿から連絡があった。なんでも温泉のボイラーが故障したことで温泉が使えなくなったとのこと。温泉なしで構わなければ近所の湯に案内するが、宿のキャンセルや変更も代行してくれるという。 どうしようかと思いつつ、確定せぬまま東京へ。...
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