本日4月14日は、アンベードカル博士の生誕131周年。ダリット(不可触民)の出自でありながら、学問を極め、教鞭をとり、法廷に立ち、印パ分離独立直後のネルー内閣でインド初の法務大臣を務め、インド国憲法の草案を作り、最晩年に大勢のダリットと共に仏教徒へと改宗したアンベードカル。
彼の存在なくして、今のインドはない。マハトマ・ガンディと並んで、現在のインドという国の基盤を整えた、偉大なる人物だ。
にもかかわらず、彼の名は、海外ではほとんど知られていない。わたしもまた、インドに移住して初めて知った。あの、街角でよく見かける、大橋巨泉風の人物画は、いったい誰なのか? 調べてみて、驚いた。彼の壮絶な生き様、偉業には、感嘆するばかり。
アンベードカル博士を語る上で不可欠な人物といえば、日本人僧侶、佐々井秀嶺上人。アンベードカルの遺志を引き継ぎ、インドの中心地ナーグプルにおいて、半世紀以上にも亘り、壮絶なまでに身を賭して、虐げられし人々を救済し続けている。上人の足跡をもまた、動画で語っている。長いが、極めて有意義な内容だ。関連情報はブログにまとめているので、ぜひご一読を。
✊インド国憲法草案者アンベードカルとインド仏教。そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人を巡る記録(ブログ&動画)
➡︎https://museindia.typepad.jp/library/2021/12/unity.html
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