8月31日の朝だ。無事に、58歳の誕生日を迎えることができた。何の因果か、このようなインドの聖地で新たに歳を重ねることを、面白く思う。 叡智の丘、とも呼ばれて来たアルナーチャラ。日本語では「霊山」と表現するのがふさわしいであろう、山の麓にて。わたしと夫が、こんな風に、わたしの誕生日を祝する日が来るこ...
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(続き)こんな風に、大きな円を歩くのは生まれて初めてのことだ。運動場とはスケールが違う。しかも、聖なる山を常に右に感じながらの。アルナーチャラ山を中心に、北を12時の方角とするならば、ホテルの場所は7時あたり。そこを出発する。7時から12時のあたりまでは、交通量は少なく、サドゥー(ヒンドゥー教の行者...
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地球のうえには、無数の「力ある場所」がある。大地の力がみなぎり、人間にエネルギーを与えてくれる場所。欧米では磁力の強い場所をして「ヴォルテックス」と呼ぶこともある。昨今では、「パワースポット」という言葉が一般的だろう。 そのような場所は古来から、「自然崇拝」や「信仰の地」とされてきた。日本にも富士山...
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金曜日の夕方、バンガロールを離れ、ゴアを旅していたAsamiさんとYuiさんが、旧居へやってきた。ここでは2012年から2020年のロックダウンに入るまで8年間、毎週金曜日をオープンハウスにし、ミューズ・クリエイションの活動をしてきた。だからメンバーにとっては、懐かしい「ただいま」「おかえり」の場所...
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先日のデリー旅から戻った翌々日は、ほぼ毎週火曜日開かれている、わたしが所属する「女性の勉強会」の会合の日だった。この日は、わたしがお招きしたスピーカーに登壇していただくこともあり、ヤラハンカの新居を会場にして実施した。 以前から、個人的にお聞きしたかった、とても大切なテーマにつき、ゆっくりと記録を残...
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🇮🇳We have celebrated your birthday together every year since 1996. And hopefully, we will continue to do so. 🇯🇵1996年以来、わたしたちは毎年一緒に、あなたの誕生日を祝ってきましたね。そし...
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2004年2月、当時、ワシントンD.C.に住んでいたわたしは、完成してまもないスミソニアン航空博物館(スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター)を訪れた。スミソニアンの博物館群は、ワシントンD.C.市内にあるが、2003年12月、この別館が、ワシントン・ダレス国際空港の近くに新設されたのだ。 ...
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木曜の朝、楽しみにしていたゲストがご来訪。2012年から2017年までミューズ・クリエイションのメンバーだったAsamiさんと、お嬢さんのYuiさんが、2泊3日で我が家に滞在。ミューズ・クリエイションでは、クアイアのピアノ伴奏を担当してくれたり、個人的に盲学校の子どもたちにピアノを教えに行くなど、と...
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ここ数日、日本のメディア等で、松川るい氏率いる自民党女性局のパリ視察が取り沙汰されている。わたしは、先週デリーで開催された日印フォーラムにて松川氏とお会いし、短時間ながらも言葉を交わした。彼女の力強いプレゼンテーションに、夫のArvindともども感銘を受けたことは、先日の記録②でも言及した通りだ。 ...
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一昨日の夜、バンガロールに戻って来た。空港に降り立つたび、高原の風の心地よさに、心身がのびのびとする。いいことばかりじゃないけれど、やっぱりバンガロールを終の住処と決めてよかったと、改めて思う。 さて。INDIA JAPAN FORUMについて「③の総括」を記したいところだが、戻って早々、少々立て込...
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無事に、2日間のフォーラムを終えて、今日の夕刻、バンガロールへ戻る。夫Arvindもモデレータとして登壇した昨日のフォーラムについて言及する前に、12年前のことを記しておきたい。2011年9月。東日本大震災の余韻が重く残る東京にて、しかし大々的に3日間に亘る「日印グローバル・パートナーシップ・サミッ...
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今回のデリー訪問の目的である日印フォーラムが、今日と明日、2日間に亘って開催されている。初日の今日は、インドのジャイシャンカル外務大臣と日本の林芳正外務大臣の開会セッションから始まった。 会場には、日印の政治、外交、ビジネス、シンクタンクなど、各方面の優れたエグゼクティヴ各位が集っている。そんなクロ...
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