土曜の夜。久しぶりにホワイトフィールドへ。バンガロール東部郊外の新興エリア。しばらく見ないうちにも、この界隈は開発著しく、初めて訪れた19年前の面影は皆無だ。 ニューヨークでの経験上(火災&911)、高層ビルディングは個人的に苦手なのだが、久しぶりに高い場所へ至ると、その眺めの良さに見入る。デカン高...
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10日前の旅の記録を、ようやく完了。日々、記しておきたい出来事があふれるインドの日常。溢れかえってオーヴァーフロー。1日2000文字程度で収まるわけもなく、毎日綴っても断片だ。このごろのわたしは、古代遺跡や寺院などへの関心が強まっている。ゆえに、間が空いてしまったが、この記録は残しておきたい。 2泊...
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「神がディテールに宿りすぎているシヴァ寺院」を訪れたあと、リゾートに戻る道中にあるべルール(Belur)という町に立ち寄る。ここには、2023年、ユネスコ世界遺産に指定されたばかりのチェナケシェヴァ寺院(Chennakeshava Temple)があるのだ。インドには、ユネスコ世界遺産に指定されてい...
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ミーティングを終え、遅いランチをすませたわたしたちは、陽が傾き始めた午後4時ごろ、リゾートを出る。目的地は、Archanaの勧めてくれた2つの寺院。そのうちのひとつは出発前、リゾート界隈の見どころを調べてた時に目にしていた。しかし、記事を一瞥するだけでは、なにがどう、大切な場所なのかピンとこない。遍...
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単なる「女友達との小旅行」とは異なる、YPOフォーラムメイトとの旅。2泊3日の短期間ながらも、毎月恒例のミーティングを実施する。旅をすることで、お互いをより深く知り合い、結束を強めることも目的だ。 全メンバー9名が揃うのが理想的だが、みなそれぞれのライフがあり、100%参加は難しい。ともあれ、実質1...
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太陽光を受けて熱い岩盤の上に設けられた700段余りの階段。日差しが照りつける中、素足で熱を受け止めつつ、息を切らして登った果てに、目に飛び込んできたバーフバリ像。全長17メートルの巨大な石像を見た瞬間に覚えた違和感は、その真新しさが理由だった。 「本当に、1000年以上も前に作られたの?」と疑念が脳...
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昨日の夕方、2泊3日の旅から戻ってきた。そもそもが濃い女子(女史)旅であるのに加え、都合4つの寺院を訪れ、情報過多で未消化だ。昨夜は11時にベッドへ入った。途中何度か目覚めたが、最後に起きたのは9時過ぎ。なんと10時間も爆睡していた。若々しい! その後、セラピストに来てもらいマッサージを受け、身体は...
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今、バンガロールから約250kmほど西に走った先にある、サクレシュプール(Sakleshpur)に来ている。コーヒー農園の只中にあるリゾートで、朝を迎えた。降り注ぐ朝日。無数の鳥らの、賑やかなさえずり……。 毎年恒例の「女子(女史)旅」だ。YPOのフォーラムメンバーと、親睦を深める目的で開催する旅行...
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ほぼ毎週火曜日の午前中に開催されている女性の勉強会。今週は、バンガロールに昨年誕生したミュージアム「MAP/ Museum of Art & Photography」にて開催された。勉強会のメンバーのひとりが、このミュージアムのディレクターだということもあり、彼女直々に、現在開催されている特別展示会...
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✈︎昨夜の便で、マハラシュトラ州ナーグプルから、カルナータカ州バンガロールに帰ってきた。 お隣の州だというのに……。デリー、ジャイプルに引き続き、遠い異郷を旅しているような心持ちだった。 ナーグプルのアンベードカル国際空港(Dr Babasaheb Ambedkar International Ai...
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人生2度目のナーグプル。同じ3泊4日でも、前回に比べると穏やかな心持ちで、しかし新たな課題を抱えて、帰路に着いた。 今回の滞在中、それぞれ短い時間ながらも、3度、佐々井上人にお会いし、お話しすることができた。そもそもから、日々お勤めをされている御身に加え、昨年、日本のTV番組『世界ふしぎ発見!』にて...
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昼間、竜樹連峰を登ったこともあり、かなり疲れてはいたけれど、次、またいつ来られるかわからない。マンセル遺跡もまた、しっかり眺めておきたく、南天鉄塔のあたりを探索後、仏教僧院へ足を伸ばして、その跡地をゆっくりと巡る。ナーランダの仏教遺跡とよく似た姿をしたこの僧院。1,500年以上前に建造されたというこ...
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「我は龍樹なり。汝速やかに南天竜宮城へ行け。南天竜宮城は我が法城なり。我が法城は汝が法城なり。南天鉄塔もまたそこに在り。」 1967年8月、龍樹の啓示を受けた佐々井秀嶺上人は、日本帰国を取りやめて、ナーグプル行きの列車に飛び乗った。未知なる土地で仏教寺院を探し、インド憲法の創案者であるアンベードカル...
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👟竜樹連峰に上り、丘の上からの景観を楽しんだ後は、足腰に気をつけながら、階段を降りる。その後、登山口に面した場所に立つ「竜樹菩薩大寺」を訪れる。前回、ここに立ち寄った際に、竜樹連峰を仰ぎみて、「次回は必ず登りたい」と思ったのだ。6年越しながらも、実現できてよかった。そして思う。次回は、この場所に関心...
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佐々井秀嶺上人の生きざま。わたしが知るのは本当に、氷山の「一滴」にも満たず、前回も、今回も、書き進めながら、もどかしさが募る。なにしろ仏教の背景や、インド社会の問題を知らなければ、その実情を理解してもらうのは非常に困難。それでも、自分の経験した限りを少しでも残したく、今日も綴る。 2世紀に生まれたイ...
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