インドやネパールで「春の到来」を祝するヒンドゥー教の祝祭日ホーリー。今年は今日から明日にかけて。特に北インドで盛大に行われるこの祭り、この日ばかりは誰彼構わず、色粉や色粉を溶いた水を人々にかけあう。
豊作を祝う祭りという説もあれば、魔除け説あり、クリシュナと恋人ラーダという女神にまつわる伝説がルーツとの説もある。
我が夫は北インドのデリー出身ということもあり、ホーリーの際には、粉をかけ合わねば気がすまない性分だった。子どもや孫がいるならまだしも、夫婦二人で庭に出て、粉を掛け合う図は、いかにも痛い。痛いが、一応、やる。
昨年は、義父ロメイシュ・パパが他界した直後で、とても祝う気分ではなかった。そして今年。いつもならドライヴァーに「安全な色粉」を買ってくるよう頼んでいる夫が、今年は頼まぬまま。
ゆえに妻は金曜の夜、人畜無害の色粉をアマゾンで注文し、昨日配達してもらっていたのだった。ちなみに粉のかけ合いは、明日がメインだが、我が家は日曜日の本日実施した。
人間の怪しい行動を、怪訝な顔で見つめる猫ズにも、ほんの少し、粉をつける。←あとで拭きました
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