この週末は、国際女性デーにまつわるオンライン・カンファレンスやトークイヴェントなどが催されていた。今朝も早くから、ソーシャルメディア上で、さまざまに、国際女性デーをアピールする投稿が続いている。
この1年のうちにも、オンラインを通しての人々との交流が一般化し、国境を越えて世界各地の人たちの声を聞けるようになったことは、実にありがたい。
男女平等。
正直にいえば、わたし自身は、男性と女性が真に平等になることは不可能だし、それが望ましいとは考えていない。
「平等」ということば一つをとっても、環境差、個人差があって、それぞれの置かれた境遇によっても、平等の定義は変化する。
適材適所。
互いの「動物」としての生態の傾向を理解し、「人間」としての志向や在り方を尊重したうえで、敬意を持って協調できる世界が望ましいと思う。きれいごとの理想論ではあるけれど。
……などということを書き始めたら止まらない。実は今朝、国際女性デーに因んで、朝の庭の散歩時の45分間(本当は30分の予定だった)、Clubhouseで一人語りをした。これはなかなかによい。iPhoneの画面を見ずに、ひたすらしゃべりつつ歩く。ある意味、怖い。
気がついたら5000歩近く歩けているし、入室されている方も数名いて、軽く朝のご挨拶を交わせる。普段は歩きながら、黙々と夢想しているのだが、言葉に出すことで、考えが整理される。自分の話を録音して、いいこと言ってるところだけ編集し、公開したいのだが、それすらもダメなんだろうかClubhouse。
国際女性デーを思うとき、我がインド家族や親戚、そして友人知人らの存在は切り離せない。みなそれぞれ、せめぎあいながらも、ぐいぐいと生きている。ゆえに、触発され、学ばされる。
🌼
しなやかに生きたい。
20代のころから望んできたことのひとつ。自分の意見や見方も都度、変化する。囚われず、頑なにならず、芯を持ちながらも柔軟に。
……というわけで、今日は朝から密に考えたので、午後はラグジュリアスに緩めてまいります。楽しみ✨
【写真】
①1999年、ニューヨークでミューズ・パブリッシングを起業、無我夢中だったころ
②ミューズ・クリエイションが関わるNGO/One Billion Literatesの創設者&役員
③ミューズ・クリエイションが関わるNGO/New Ark Mission創設者の妻
④ミューズ・クリエイションが関わるNGO/Jagruthiの創設者
⑤ミューズ・クリエイションが関わるNGO/Dominican Sistersのシスター
⑥ミューズ・クリエイションが関わるNGO/Karunashraya (Hospice)で働く看護師たち
⑦インドの手工芸を守り女性の職業支援に尽力する友デヴィカとのカシミール旅
⑧フード・デリヴァリーのパイオニア、FreshMenu創業者のラシュミ
⑨我が英語の先生であり友人でもあるシブと娘のサーニャ
⑩かけがえのない7人の友ら。ダライ・ラマ法王14世にお会いすべくダラムサラ旅にて
*ミューズ・クリエイションが関わってきた慈善団体は、ホームページの『バンガロール・ガイドブック』、あるいは「ミューズ・クリエイションの活動記録」からご覧いただけます。
🌏インド発、世界。www.museindia.info
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