Congratulations dear Sunita! I am grateful to be a part of your family’s special occasion. Thank you😻
昨日の午後は、久しぶりにサリーを着て、友人スニタの邸宅へ赴いた。ヴァイオリニストのEMIKOさんとのユニット「SAREES」の動画撮影のときには着用しているが、外に出かけるのは2年以上ぶりだ。
近々結婚式を挙げる彼女の息子。すでに婚約式はすませているが、”TEEJ”と呼ばれるお嫁さんを招き入れるための儀式が執り行われるという。友人らも三々五々集まって、若き二人の門出を祝う。
パンデミック下ゆえ、イヴェント開催の際の人数は制限されている。しかし、それがむしろ、アットホームで、とてもすてきな催しだった。花々で彩られた庭。一隅にブランコ。「お嫁さんがブランコに乗る」というのが、この儀式の象徴的な情景だ。
主には女性たちの集いで、一隅ではメヘンディ(ヘナ・タトゥ)を施してもらえる。わたしも久しぶりに小さめの模様を描いてもらった。音楽と花と、笑顔に溢れたひととき。ムンバイ風の軽食も、とてもおいしい。
インドは広く多様性の国。スニタはヒンドゥー教徒であり、ラジャスターン州を出自とする「マルワリ」と呼ばれる商業コミュニティに属している。インドビジネスを知る人なら、ミッタル・スチールの創業者であるラクシュミ・ミッタルをご存知だろう。彼女はその一族でもある。この儀式にもまた、マルワリ特有の伝統がちりばめられているようだ。
ところでわたしのサリーは、4年前に購入したもの。バンガロールで最も古いと思われる昔ながらの「サフィナ・プラザ」というモール。たまたま立ち寄ったところ、サリーショップのショーウインドウの1枚に目が釘付けになった。世代交代した若い店主が、自らデザインしたというサリーが飾られていたのだ。いずれもムガ・シルクにプリントが施されたオリエンタル風。
日本を象徴する鳥、「丹頂鶴」がモチーフのこの一枚は、格別に色合いもよく気に入って、衝動買いしたのだった。軽くて着心地よく、ほんのりインド国旗の色合いで、独立記念日にもふさわしい配色。
落ち着かない世界でも。
LOVE & HOPE, NO BORDERS. 若い世代には殊更に、光ある未来を開拓してほしいと、切に願う。
All the best! Mansi and Vaibhav!
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