ゆえに、予定は詰め込みすぎず、余裕を持って……が鉄則なのだが、それを上回る事態が起こるのもインド。しかし、ドタバタの挙句、気がつけば、そこそこいい感じで回収/収拾されているのもまた、インド。
月末のデリー旅行をキャンセルし、余裕を持って動いていたにもかかわらず、急遽、歯が痛み出して根管治療をする羽目に。これはインドではなくわたしの問題。
十年来お世話になっている我が歯科医。根管治療やインプラントなど、特別な技術の治療は、個別に契約しているスペシャリストのドクターに来てもらっての施術となる。かつて、バイクで颯爽と登場し、サイナスリフトという困難なインプラント手術をさらっと施してくれた名ドクターの技術には、本当に感嘆した。
昨日はまた、根管治療の専門医が奥歯の治療を施してくれた。本来ならば、2、3回に分けての治療だが、1時間余りかかったものの、丁寧に、負担なく、1日で神経治療をすませてくれた。痛みもなく、作業も丁寧。途中で寝落ちすること数回。あとはクラウンを装填するだけでOKだ。タイミングが悪いと思ったがしかし、旅行中などに発症しなかったと思えば、幸運だった。
麻酔や抗生物質の影響で、体は疲労しているから、午後はゆっくり過ごそうと思いきや……自宅で仕事をしている夫から鬼電が入っている。なんでも、庭に蛇がでたとのこと。過去15年間で初めてのことだ。好奇心旺盛なハンター気質の次男JACKが、蛇と対峙しているところを見たらしい。
毒がなければ慌てることはない。しかし蛇が苦手な夫は大慌て。一方のわたしは、結構、蛇は得意な方で、子どもの頃、田舎などで蛇を触って遊んだりもしていた。そんなわたしの干支は巳年🐍。そして夫はネズミ年🐀。😹
「ゾクゾク動物ランド」なインドでは、蛇も随所で出没するので、先日の「蜂の巣業者」同様「蛇業者」もいる。早速手配。もちろん、殺すのではなく、逃す。2枚目の写真は、その彼が庭を点検しているところ。
案の定、蛇はすでに逃げている。向こう数日、蛇の嫌いなハーブを撒布し、近寄らぬよう対処することになった。
猫と蛇が喧嘩した場合のことを考えて、念のため、ネットで情報を検索したところ、面白い事実を発見!
猫の祖先はアフリカ大陸の砂漠に住んでいた「リビアヤマネコ」だという説がある。砂漠では蛇が最も恐れられていたことから、猫は蛇を遠ざけるために、蛇の真似をして、「シャーッ」と威嚇するとか。さらには猫が「丸くなる」のも、蛇を真似ているからという説もあるらしい。
面白い😹
ちなみにJACKは怖いもの知らず。子猫のころ、トンビの子供(と言っても大きい)が猫餌を狙って舞い降りてきた際、取られてなるかと自分よりも大きい鳥に飛びかかろうとした。一方のROCKYは臆病なので手を出さないと思うが、JACKが喧嘩をして負傷しても困る。蛇には穏やかに、退避してほしいものだ。
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