昨夜、ムンバイからバンガロールに戻ってきた。4泊5日、ムンバイでの経験。旅の途中に書き留めきれなかったことを、この数日でできるだけ、残そうと思う。思えば日本旅の記録もまだ、少し残っているのだが……。 4日目は、ほぼ、一人で過ごした。ムンバイはバンガロールに比べると暑い。かなり暑い。それでも、南ムンバ...
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5月27日の夕暮れどき。講演を終えてホテルに戻り、サリーから部屋着に着替えてコーヒーを飲む。一息つきながら、窓越しに広がる摩天楼を眺める。少し疲れているし、日も傾き始めているが、今日は行きたい場所がある。 5月27日は、2004年に他界した亡父の命日だった。去年は、福岡のお墓にて、命日のお参りができ...
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常々、記していることだが、インドには、日本を好意的に見てくれる人がとても多い。インドが一つの国として独立した際、日本とインドが連携したという歴史的な経緯によって育まれた感情。あるいは、同じアジアの一国としての親近感。その一方で、多様性のインドとは対極にある極東の島国の特異性に対する好奇心。隔離された...
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ムンバイ。わたしがインドで、最も興味深く思っている都市。2008年から2年間、ムンバイとバンガロールの二都市を行き来する生活を送っていた。 当時、ニューデリーがワシントンD.C.ならば、ムンバイはニューヨークのようなものだ、と感じていた。商業とエンターテインメントが豊かな、多様性の極みの中の極み、ム...
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昨日、毎度おなじみ、インド各地の手工芸品が一堂に会するDASTKARを訪れた。このようなバザール、初日はまだ準備が整っていないところが多いので、普段は2日目以降に足を運ぶのだが、昨日は、勉強会の帰路、近かったので立ち寄った。 デリーを拠点に、ムンバイやバンガロール、チェンナイなどの都市で、「ネイチャ...
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わたしが属している、バンガロール在住女性の勉強会。毎週のように、メンバー宅(持ち回り)で、開催されている。すべてに参加することは難しいが、最低でも月に1、2回は極力、参加するようにしている。 今日は、ミューズ・クリエイションがしばしば訪問している慈善団体、ニューアーク・ミッションの創始者であるラジャ...
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14日、日曜日。バンガロールにて「ジャパン・ハッバ(日本祭り)」が開催された。2005年以来の年中行事だったが、パンデミックによる途絶を経て、今回は3年ぶりのリアル開催だった。 会場は、IISc(インド科学大学院)のキャンパスにある国立科学セミナー施設。年々、入場者が増え安全管理が困難になっていたこ...
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先月の一時帰国時には、主には和菓子を楽しんだ。季節を反映した和菓子を味わえたのが、またよかった。桜餅が終わり、柏餅の季節に入るころ。子どものころは、あまり好きではなかった和菓子が、歳を重ねるにつけ、おいしく感じる。 個人的には甘いものより、おかきやせんべい類が好きだったのだが、今回は、あまり食べる機...
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今朝、Facebookを開いたら「8年前の今日」の記録が出てきた。バンガロールの千葉県人会に参加したあと、過去、千葉県に住んでいたころの写真を引っ張り出して、投稿していた。 昭和63年4月18日。1988年。社会人になって2週間あまりの坂田美穂。当時は、千葉県柏市に住み、新宿区神楽坂のオフィスまで通...
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わたしは、コーヒーが大好きだ。南インドはおいしいコーヒーが手軽に入手できるから、幸せ。南インドはコーヒーの産地で、バンガロールには「コーヒー省」もある。チャイよりもむしろ、ミルクや砂糖たっぷりのサウスインディアン・コーヒーがよく飲まれるのだ。 従来はブラックコーヒーを出す店は極めて少なかった。しかし...
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このごろのわたしは、収集がつかなくなってきている。意識的に余白の時間を作っているが、脳が休まっていない。昨日は久しぶりに、24時間一人で新居で過ごした。こういう「敢えて誰にも会わない時間」を作り、心身を休めることは、大切だと痛感する。 日本を離れて27年。ニューヨーク在住時から、間断なく情報を発信し...
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今朝は1カ月以上ぶりに、新居で朝を迎えた。昨日は、業者に来てもらってディープ・クリーニングを依頼。この現場監督をするのが、本当に体力&精神力勝負なのだが、無事終わった。バンガロールでも、デリーでも、福岡でも、行く先々で、掃除ばかりしている。わたしは、そういう宿命なのだろう。 しかし、掃除はいい。成果...
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