旅人として初めてバンガロールを訪れたのは2003年12月。以来、20年余りのこの街の変貌の様子が、あたかも走馬灯のように脳裏を巡る昨今。ただ、誕生するだけではない。まさに躍るシヴァ神(ナタラージャ)の如く、破壊と創造が繰り返される景観。 新しいものが次々に誕生する一方で、古き良きものを守ろうとする動...
Read more →
自分の人生経験を通して、学び得た事柄と、神々の教えとされる聖典や、先人らの知恵とが、合致して腑に落ちることが多くなった昨今。 若いときに買って目を通したときには、心に引っ掛からなかった漠然とした教え。今読み返せば「なるほど」と膝を打ち、大いに共感を覚える。つまりは、わたしがこれを書いたとしても、共感...
Read more →
昨日は、1カ月ぶりに新居へ。ドアを閉めていてなお、隙間から入り込んでくる工事現場の埃。ウィークエンドハウスにつき、メイドを雇っていないので、未だ、自分で掃除をする。数カ月に一度、ディープクリーニングを依頼しているので、清潔は維持できている。 無論、日頃の掃除も、外部に依頼しようと思えば可能。しかしわ...
Read more →
バンガロール中心部、UBシティのそばに数年前オープンしたミュージアムMAP (Museum of Art & Photography)。パンデミック時代の最中からオンラインでの催しが開始されていたが、開館後は常設、特設展示以外にも、さまざまなプログラムが企画されている。一昨日は、テキスタイルのシンポ...
Read more →
旅を重ねた昨年。翻って今年は意識的に、バンガロールで過ごす日常をも、大切にしようと心がけている。年を重ねるにつけ、一年がどんどん短くなっていく気がしてならない。5年前も、10年前も、30年前も、ついこの間のことのように。 📚 日曜日は、昨年末、デリーで開催されたIndia Japan Forumでお...
Read more →
2月23日の天皇誕生日に先駆けて、昨夜は在ベンガルール日本国総領事館主催のレセプションが開催された。わたしは来賓として招待されたのだが、それとは別に、京友禅サリーも展示させていただいた。 京友禅サリーについては、いつもわたしが主催する催しで写真&動画撮影を依頼している写真家Nikhilの仕上がりが届...
Read more →
ほぼ毎週火曜日に開催されている女性たちによる勉強会。メンバーになって2年半、さまざまな学びを得てきた。 昨日のスピーカーは友人のJulie。北東インドはアッサム州の出身の彼女。伝統的なテキスタイルに精通、自らアーティスティックな織物を生むアーティストであり、ファッションデザイナーでもある。また、北東...
Read more →
大人数で浅めに話すのではなく、小人数でじっくりと語り合う……にシフトしている今年。昨日の午後は、バンガロールで働く女性2人(日本人&インド人)をお招きして、コーヒーやお菓子を楽しみながら語り合う。 ご縁がある方とは本当に、ご縁があるものなのだ……ということを、昨日もまた実感。日本人の友人は、今年の4...
Read more →
インド移住前の2004年、初めてこのホテルを訪れたとき、緑に満ち溢れた、コロニアル様式の建築物に、忽ち心を奪われた。「ガーデンシティ」の象徴のような場所だなと思った。 その一年後、今から20年前。バンガロール移住を決めたわたしたちは、住まいが見つかるまでの約1カ月をここで過ごした。だからこのホテルに...
Read more →
新居が完成したのは2022年5月。しかし、我が家の周辺のヴィラは永遠とも思えるほどに、工事中。ゆえに、平日は猫らのいる旧居、週末は新居で過ごすというライフが2年半、続いている。 新居と旧居の距離は車で45分程度。移動は特に問題ない。最初はこの小さな「二重生活」がややこしかったが、このサイクルにも慣れ...
Read more →
クリスマスの前後は、新居で過ごした。バンガロールのサグラダファミリア(新居コミュニティ)は、まだまだ完成に程遠く、しかし我が家に隣接する2軒の工事が急ピッチで進められており、少しずつ時の経過を感じさせる。 いつになったら4猫らをここに連れて来られるのだろう。小さなことから大きなことまで、未来はわから...
Read more →
5泊6日のデリー滞在を終えて、昨夜、バンガロールへ帰ってきた。本来ならば、デリー宅の片付けなどを完全にすませるべく、そこそこ長期の滞在をしたいところ。しかし、冬は寒く、夏は暑いデリー。バンガロールの快適な気候に甘やかされてきた身にとって、この過酷な気象条件には、つい二の足を踏んでしまう。 2020年...
Read more →
2日間のフォーラムは、無事に終了した。メインのセッションもさることながら、このような場においては、参加者との出会いが貴重だ。人々との出会いは量より質だと、日頃から思っている。しかし、稀有な出会いを実現するためには、然るべき出会いの場に身を置く必要がある。 年齢を重ねるほどに、関わる人々の数は蓄積され...
Read more →