新しいブログ『インド百景 2018』をご覧ください。
今年、年末年始の一週間をアーユルヴェーダグラムで過ごした。一年に一度、ゆっくりと自分を省みることができる時間を、敢えて設けることの大切さを、今回はことさら、しみじみと感じた。 というのも、去年の終わりは3泊4日のみの滞在、その前年はクールグに旅をして、アーユルヴェーダグラム滞在をスキップしていた。そ... Read more →
「思いを残さない年にしよう」と決めた今年。ここ4、5年というもの、年末年始をまたぐ中長期の仕事がいくつかあったのに加え、ミューズ・クリエイションを結成して以来、毎年2月のJAPAN HABBA(日本祭り)に参加することもあって、何かと落ち着かない年明けを過ごしていた。 今年は単発の仕事しかなく、時間... Read more →
1年ぶりにケララを訪れた。昨年は、海とバックウォーターを望むリゾートでリラックスする旅だったが、今年は2012年に始まったコチ=ムジリス・ビエンナーレを訪れるのが目的だった。 国際的な芸術の祭典であるところのビエンナーレは、イタリアのヴェネツィアに端を発する。イタリア語では「2年に一度」という意味だ... Read more →
2月12日(日)、毎年恒例のJAPAN HABBA(ジャパン・ハッバ)が開催された。HABBAとは、地元カンナダ語で「祭り」を意味する。即ち「日本祭り」である。 当地の日本語教師会や日本語を学ぶ学生たちなどが中心となって始められたこの祭りは、今年で13周年を迎える。ところで2017年は「日印友好交流... Read more →
毎年、1月から3月にかけては、公私ともに立て込む。本業、そしてミューズ・クリエイションの活動に加え、義父の数週間に亘る滞在など。 そんな最中、新たなイヴェント出演が舞い込み、ようやく先週の土曜日無事終了し、ひと段落したのだった。2月は、よく歌い、よく踊った。 All Women World Arts... Read more →
昨日、ミューズ・クリエイションのチーム・エキスパッツ主催による「第1回ビジネス勉強会」を実施した。 ミューズ・クリエイションを結成して、この6月で早くも5周年。創設当初から活動しているチーム・ハンディクラフトやミューズ・クワイア&ダンサーズを擁する通称「昼組」の活動とは別に、当地で働く人々による「チ... Read more →
先日、久しぶりに夫の故郷ニューデリーを訪れた。気がつけば、2年以上のブランクがあり、自分でも相当に驚いた。旅の記録はきちんと残しておこうと思っていたものの、日々のあれこれにかまけて、このごろはすっかりこまめなジャーナルを書かなくなってしまった。 せめて滞在中の記録は備忘録としても残しておきたく、In... Read more →
ドミニカン・シスターズは、ミューズ・クリエイションが最も頻度高く訪問している慈善団体だ。特に毎年恒例、この季節のサマーキャンプ、および10月~11月のディワリ休暇の時期の訪問は、ここ数年、恒例となっている。 スラムに暮らす子供たちの託児所や学童としての機能も果たしているドミニカン・シスターズ。特に学... Read more →
上の2冊は、タイトルのセンスこそ、まったく異なるとはいえ、同じ本だ。 左が原書。右が邦訳本。 先月、デリーで会った繁田女史から、そのわずか3日後、わたしたちが出会う契機となった十年来のクライアントN女史から、同じ本を勧められた。キャスリーン・フリン著『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』。同じ本... Read more →
来週から年に一度の米国行き。今回はニューヨーク、ボストン、そして経由地のロンドンに数日ずつ、滞在する。合計、半月あまり。 ブログに日常を記さなくなって久しく、一方でInstagram経由でSNSへ小刻みに日常を記録する日々。ここ数カ月の、とっちらかった日々をレヴューすべく、心に残る出来事をピックアッ... Read more →
今回、9/11メモリアルを訪問したことを機に、当時を振り返る記録を、発掘し、整理しておこうと思う。 まず最初に、2006年のブログの記事からの転載を。そして下部に、2001年9月11日以降の数カ間に発行したメールマガジンの記事を、転載する。膨大な量ではあるが、あのときの心境がありのままに記されており... Read more →
毎年恒例、初夏のニューヨーク。この街に住んでいたのは1996年から2001年までの5年間。それ以降ワシントンDCに移った後も、しばしば訪れていた。そしてインドに移住後は、グリーンカード(永住権)を保持し続けるためにも、米国滞在が必要とされ、毎年戻っている。もはや、旅というよりは、里帰り状態。正直に言... Read more →
2001年9月11日、米国を襲った同時多発テロ。旅客機4機がテロリストグループに乗っ取られた。 当時、わたしが住んでいたニューヨークのワールドトレードセンターに2機が激突、そして夫が住んでいたワシントンD.C.(正確には郊外のヴァージニア州)にあるペンタゴン(米国国防総省)に1機が激突。 ホワイトハ... Read more →
◎ヴォリュームたっぷりのカウボーイ・リブステーキ 40代も半ばを過ぎたころから、重量は据え置きなのに、食べられる量が減ってしまった。つまり、「いまいち」な食事で無駄にカロリーを摂取するのはいやなので、なるたけ「量より質」を目指したい。 この写真のどこが「量より質なのか」と思われそうだが、米国的なステ... Read more →
今回は、ボストン滞在を挟んで実質7泊8日のニューヨーク滞在であった。いつもよりは短く、悪天候の日も多く、決してアクティヴに動き回ったわけではないが、もう、十分だ、という気分だった。 米国永住権(グリーンカード)を保持するための旅ならば、ニューヨークに限らず、米国のどの都市でもいいのだが、わたしたちが... Read more →
◎13年ぶりのボストン。敢えてインド風情漂うTAJ HOTELに滞在 今回は、夫の用事で、夫婦揃って久しぶりにボストンを訪れた。4泊5日の滞在だ。我々が最後にボストンを訪れたのはワシントンD.C.在住時の2004年、13年前のこと。ずいぶん昔の話となってしまった。 わたしが初めてこの街を訪れたのは、... Read more →
ボストンで、アルヴィンドの伯父、亡母のいとこであるアマルジートに会って、いろいろと過去のことが蘇ってきた。折しも、13年前。わたしたちがボストンを訪れた直後に、わたしは以下の記事をメールマガジンに書いていた。 病に苦しむ人にとって、なにか指針になることもあるかもしれない。 -------------... Read more →
ニューヨークを発った我々は、ロンドンのヒースロー空港に到着。そこから4泊5日の英国滞在となった。旅行前にはマンチェスターのコンサート会場でのテロ、米国に到着してからはブリティッシュ・エアウェイズの大規模システム障害、そして英国に到着した当日の夜はロンドンで再び、テロ……と、不穏なニュースが続く中の旅... Read more →
バーミンガムから列車でロンドンへ。鉄道の旅で思い出すのは、1994年の春。フリーランスのライター&編集者として独立した翌年、3カ月の休暇を取り、ユーレイルパスを携えて、欧州を放浪した。 あのころの古びた鉄道駅、列車の風情は見当たらぬ、何もかもが、すっきりと機能的に整っている昨今。 いやになるほど一人... Read more →
旅から戻った翌日、ミューズ・クリエイションの集いを開いた。お茶の時間に、ピンク・フロイドの回顧展がすごくよかった……という話をしたのだが、その場にいたメンバー16名全員が「?」という顔をしている。名前は聞いたことがある、という方、1名を除き、他のメンバーは「ピンク・フロイドってなんですか?」状態だっ... Read more →