年を重ねるほどに、偶然の頻度は高まってきた。以前は、「このごろは、勘が冴えているな」と考えることもあった。しかし、最近は、これもひとつの「年の功」だと感じる。 それは、「偶然」という、あたかも外部から与えられた機会ではなく、経験の蓄積による直感や嗅覚、衝動などの潜在意識が誘引するものでもあるのだ、と...
Read more →
久しぶりのパーティ。会場は、なじみのTaj West End。二人とも、まだCOVID-19の余韻が残り、体調が完全とはいえない。ゆえにパーティの夜は一泊し、週末はホテルでゆっくりと過ごすことにした。 古き良きバンガロールをテーマにした会場。久しぶりに友人らと会い、賑やかな夜。アルコールは控え、ダン...
Read more →
A single photo that appeared on Facebook brought me back past trips.(日本語は下に) When I was a freelance writer and editor in Tokyo. From April to June 199...
Read more →
🕰インドのいいところ。利便性や最新を追求するだけではない、古き良きものが身近にあって、それらを手入れしたり、修繕したりしながら、慈しみ使えること。 特に英国統治時代の名残が色濃く残るバンガロールは、「インドらしいもの」だけではなく、欧州ほか、世界各地の骨董品が町中に眠っている。誰かのお宅に。あるいは...
Read more →
モンスーンは、明けたのだろうか。青空と陽光と涼風がうれしい。 昔日のガーデンシティが偲ばれる日。バンガロールの「古き良き場所」がよく似合う。 友人のBarkha(写真中央)が主催するファッションバザールをチェックしに、Taj West Endへ。 艶やかで華やかな数十のブティックが一堂に会している。...
Read more →
本日、夫が50歳を迎えた。マンハッタンで出会ったときには、23歳だった彼も、年齢の上ではすっかり中年だ。 さて、一昨日の日曜日は、少し早めの誕生会と、ハウスウォーミング・パーティ(第1弾)を開催した。家はそこそこ快適に暮らせるように整えてはいるが、まだ足りない家具や調整を要する諸々がある。広大な庭を...
Read more →
◉ミューズ・クリエイション10周年……とはいえ、過去2年半の活動は静かなものだった。COVID-19との共生世界に移行し、インド世界が活発に動いている中、わたし個人も、ミューズ・クリエイションも、そろそろ新たな一歩を踏み出したいと考えていた。その端緒として、日曜日はインドに暮らし働く人たちの交流の場...
Read more →
象の頭を持つヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」。新月から4日目に誕生したとされるガネーシャの生誕祭、「ガネーシャ・チャトゥルティ」が本日から始まり、10日間の亘って祝われる。インドのお祭りシーズンが、いよいよ本気を出してくる季節。ここから年末にかけては、概ね祭りの中で暮らすことになる。 今日はまた、我...
Read more →
火曜日の朝。オリッサ州のイカット(絣/かすり)の伝統を守り、新たな潮流を育むべく活動をしているデザイナー、Gunjanの講演へ。会場は、旧居近くのブティック兼ナーサリーのAmbaraだ。ここは、わたしがバンガロールに移住した当初から時折、足を運び、サリーなどを買い求めてきた場所。Ambaraではまた...
Read more →
(去年の記録を再掲載) 21st anniversary of the terrorist attacks on the United States 20代のころのわたしは、東京で、海外旅行誌の編集者兼ライターをやっていた。海外取材が多かったにも関わらず、英語はうまく話せなかった。30歳のとき、一念...
Read more →
2001年の7月、結婚式を挙げるために、当時暮らしていたニューヨークから夫の故郷、ニューデリーを訪れた。初めてのインドで受けたカルチャーショックは多々あったが、最も強く感銘を受けたのは、インドの人々が、いかに「家族や親戚との交流」や「友人知人らとの社交」を大切にしているか、ということだ。 宗教、階層...
Read more →
「将来は、故郷の福岡で、高校の国語教師になる」という目標を掲げて、教職課程のある大学に進学した。 それまでの価値観や未来への展望が、180度、転換した出来事があった。1985年8月。初めての海外旅行で、ロサンゼルス郊外のご家庭に1カ月ホームステイをさせてもらった。プラザ合意の1カ月前。1ドルがまだ2...
Read more →