国際部の方から記事の写真がメールで送られて来た。カラーで、しかも大きめのスペースだ。うれしい。 顔写真も載っている。この写真のために、わざわざサリーを着用してアルヴィンドに撮影してもらったのだが、サリー部分はまったく入っていないところが少々残念。というか、顔写真だものね。入らなくて当然ではある。 せっかくだから、ホームページのプロフィールの写真を差し替えた。 それにしても、下部の広告の、なんという... Read more →
夕べは、オスカーの再放送を見た。まるで東海岸にいたときと同様(西海岸で行われるので、東海岸では遅すぎだった)、深夜まで起きていられず、大事な賞の発表は見ぬまま就寝。 ゴアのドキュメンタリー作品『不都合な真実』は、読みたいし、見たい。他の映画も、どれも見たい! あの、レイモン・ペイネを思わせる北欧のアニメーションも見たい! マンハッタンにいたころが、かなり恋しい映画事情。徒歩10分圏内に、5つ以上の... Read more →
わたしまでもが、激変するインドの渦に巻き込まれることはないのだが、どうにもぐるぐると巻き込まれている移住以来の日々。目につくあれこれが興味深く、しかし消化しきれぬまま通過してゆく。 家でじっと机に向かっていた一日でさえ、なにかが起こらない日はない。インドだもの。記録を残しておきたい会話や出来事、さまざまな経験が日々、両手からあふれそうなほどにあり、まさには、「さらさらと 握れば指のあひだより落つ」... Read more →
3月だ。なんということだ。本当に月末、引っ越せるのかしらん。 さて、今朝は4時半起床で朝食の準備をし、ハイダラバードへ1泊2日出張の夫を送り出す。送り出しても5時半。まだ薄暗い。もう一寝入りして1時間後に起床して始める一日。 今日からまたしばらく、デスクワークに集中したいところだが、上階で朝っぱらからドンドン・ガンガンと破壊工事が行われていてうるさいったらありゃしない。 音が比較的響かない場所を求... Read more →
「工事は今日で終わりますから」 そんな言葉を信じたわたしが、ど阿呆であった。そもそも、昨日対応したのは上の階のメイドだ。英語の話せる使用人。ただそれだけで、ただ、意思の疎通が図れただけで、なんだかうっかり、信頼してしまった愚かな我。 今朝もまた、ドンドン、ガンガン、ゴンゴンと、昨日に増して、激しい破壊音。こんなんじゃ、仕事どころか、この空間に存在することすら不可能である。 工事は必要なのであろう。... Read more →
【新しいホテルの新しいカフェでランチ】 すっかり新居で時間を過ごしてしまい、気がつけば2時半。新居からもほど近い、ISTAという新しいホテルでランチを取ることにした。 情報誌などで目にしていたが、訪れるのは初めてのこと。風通しのいいダイニングが心地よい、雰囲気のよいカフェでランチを取る。 メインだけを注文し、サラダとスープ、デザートはブッフェというランチのセットを。ここもまた、なかなかに、いい感じ... Read more →
インドで「新築の物件を得る」ということは、実にたいへんなことである。他国では「新築の方が故障もなく、トラブルも少なそう」と思われそうなところだが、ここはインド。 新築の建物は、なにかと不備が多く、むしろトラブルが多い。不備な点を歳月をかけながら「一人前に」育てていく。それがインドにおける新築物件。だから、駐在員家族に新築は勧められない。整った頃に「帰任」となってしまうからだ。 無論、新築じゃないか... Read more →
昨日はホーリー (Holi) と呼ばれる春の到来を祝う祝祭日であった。詳細に関心のある方は、各自検索していただくとして、人々がわあわあ、ぎゃあぎゃあと騒ぎながら、水鉄砲や風船などに仕込んださまざまな色の水をかけ合い、ドロドロになる日である。 そして毎年、「大半の染料にはケミカルが入っているから、皮膚に悪影響を及ぼす」といった新聞記事が出るのである。 無論、北インドに比べると、南インドのここバンガロ... Read more →
●去年より暑い。 明らかに、去年より暑い。四季の変化が緩慢なバンガロールであるが、それでも温度のうねりがある。バンガロールの盛夏は4月5月のはずである。なのに、3月の今、すでに暑い。去年の今頃、母が来ていたときは、もっと涼しかった。その後、3月末から4月末にかけて、1カ月米国滞在をしていた間が最も暑い時期のはずであった。 その暑い時期が、前倒しになっているようである。室内は風の通りもよく、ひんやり... Read more →
●時間を守られても文句。 「10時に来られないの? そう。仕方ないわね。じゃ、必ず10時半。Sharp。ちょうどに来てくださいよね。直後に外出の予定が入ってますから。」 そう引越し業者の見積もり担当者に告げたのは、昨日のわたしだ。外出をするつもりでなくても、「外出をするから」と強調するのは、基本的作戦その1である。 しかし、どうせ11時くらいになるだろうと高を括り、化粧もせず、コンピュータに向かい... Read more →
今日は、義父ロメイシュの誕生日だ。朝、電話を入れる。最近はダディマ(祖母)の容態が悪く、入退院を繰り返している。従っては、ロメイシュも心労気味で、あまり元気がないと聞いていた。 しかし、「お誕生日おめでとう!」と声をかけると、とてもうれしそうに、元気そうに「ありがとう!」と返って来た。 ロメイシュは最初の妻、つまりアルヴィンドの母を白血病で失い、長い闘病生活に伴い、ずいぶん辛い思いをしたようで、こ... Read more →
●未知なる道。新空港へと続く道。 インドは、新聞記事を読んでいるだけでも突っ込みどころ満載。今日はその断片を。以前から取沙汰されていたバンガロール新空港の件。空港は出来上がりつつあるものの、空港への道路ができていない、どうするんだ、という話題がここしばらくあちこちで聞かれていた。 記事によれば、やはり、道路が追いつかないようである。 バンガロールの北部郊外に建設中の新空港は、来年の4月には完成する... Read more →
毎度、晴れ渡った日曜日である。今日は、先日女子のみで夜遊びをしたOlive Beachへ、夫とともにサンデー・ブランチへ。 車中、マイハニーが、先日故郷のケララで見合いをした運転手ラヴィにその後の進展を尋ねる。本命と言われていた女性は16歳だった上「かわいくなかった」がため、本人、気に入らず、19歳の次候補との「相性診断結果待ち」状態だったのだ。 「で、彼女との星占いの結果は出たの?」 結婚の話に... Read more →
昨日は、終日デスクワークであった。その傍ら、引っ越し関係の雑事や打ち合わせ。 海外生活での不都合を乗り越えることには、比較的慣れている上、編集者という「スケジュール管理・命」な職業を続けて来た故、ここインドでもなんとか希望通りに物事を運ぶべく努力をしているが、その実現のためには、言わずもがな、大小の面倒が山積だ。 南インドの「スローな気質」と付き合わねばならぬのに加え、昨今では「国内物価格差」が著... Read more →
内装工事が3カ月だの6カ月だの遅れるのは、当たり前。それを1カ月半でやり遂げようとしている自分が超人的。最早言い切るね、わたしは。かような一連の作業を取りまとめる仕事を請け負ったら、コーディネートフィーとしていくら請求できるかしらん。などと考えてしまう。 ともあれ、3月末には現住居を出て、4月中旬からの米国行きは必至。この2週間が勝負なのである。 そんな中、病み上がりの本日の行動は、記録するに値す... Read more →
今日はまた、午後から新居であった。電気関連の不足分が発覚したので、それを調達に行き、戻って来たらこれである。 お願い。ここでけが人でも出ようものなら、縁起が悪いから。 利発な青年。雑技団の団員じゃないんだから。 間ではしごを支えているボス。足場はアパートメントのエレクトリシャンに借りて来てって、言ったでしょ? 足場は隣の工事現場で占有されているらしく、明日にならねば貸してもらえないらしい。 まった... Read more →
夕べ、スリランカ出張から夫が戻って来た。いい出張だったようで、ご機嫌だ。免税店でポートワインやキャンティクラシコ(イタリアの赤ワイン)などを買って来てくれた。それから、ショッピングモールで買ったというおみやげ。 袋をあければ、象のクッションカヴァー。 「見て! 結構、選ぶのに悩んだんだよ!」 か、かわいい……。 好みかどうかは別として、かわいい。 怒濤のような一日の終わりに、心和ませていただきまし... Read more →
土曜とはいえ、今週ばかりは「週末返上」である。夫は仕事で多忙につき、本日もオフィスへ出かけた。そしてわたしも外出である。まずは、バンガロール中心部にあるデパートメントストア「セントラル」へ。 ここの周辺で、仕事に必要な「写真撮影」をしたあと、掃除道具を購入。洗剤や箒、ビニル手袋にモップ、ブラシなど、工事で荒れ果てた新居を掃除するための道具だ。 それからヌードルバーで軽くランチ。おすすめのコーンラー... Read more →
●日曜日だけれど。 引っ越し業者から、段ボールが届いた。荷造りは業者に頼むといいながら、やっぱりある程度は自分でやらなければならぬ。特に書類関係や衣類など。そんなわけで、結局は大胆に初回100箱。荷物を減らして減らして、インドへ来たはずなのだが、そもそも米国から送った箱が100を超えていたから、少なくとも150箱にはなるだろう。 かつては箱作りから何から、一人でせねばならなかったが、今回、箱作りだ... Read more →
クリケットはインドの国民的スポーツである。日本であれば、野球やサッカーや相撲など、人気スポーツにもさまざまあるが、インドはひたすらクリケット。老若男女、社会階級を問わず、全国民が一丸となって熱血するスポーツである。 クリケットはそもそも英国発祥のスポーツ。従っては英連邦国や、「かつて英国植民地下にあった国々」において非常に盛んで、トーナメントの出場国を観ているだけで、「大英帝国華やかなりし頃」がし... Read more →