昨日は月に一度のミーティング。その前に、UBシティにあるToscanoでランチ。ここで食事をするのは、久しぶりだ。2008年に、このUBシティがオープンした時は、バンガロールに新しい中心地ができた気がして、うれしかったものだ。
かつてLeela Palace Hotelで腕を振るっていたフランス人男性シェフのJean Michaelが独立して創業したToscano。瞬く間に、バンガロール各所のショッピングモールで店舗を展開、画期的な存在だった。
クライアントをお連れしたり、ミーティングの合間のひとりランチを楽しんだり……。何度となく訪れてきたこの店。
やがて、Jean Michaelの兄も「脱サラ」してパリからバンガロールへ。同じUBシティにCafe Noirをオープンした。Cafe Noirでは、当時はまだバンガロールでは手に入らなかった、焼きたてのバゲットやキッシュなどが売られていたので、時々、持ち帰ったりしたものだ。
今となっては、数えきれないほどの飲食店が誕生しているバンガロール。選択肢は有り余るほどで、歳月の流れと街の変化に戸惑うばかり。
……何を見ても、何かを思い出し、何かを綴らずにはいられない。
ランチのあと、8月生まれの友人と共に、誕生日を祝ってもらう。彼女たちと迎える7回目の誕生日。
「来年は、美穂の節目の誕生日を盛大に祝うからね」と友。
来年はまた、インド生活20周年でもあり。節目が重なる。この国で、この町で、自分の歴史も重ねる。
元気に生きよう。みんなありがとう。