1枚目の写真は、昨日購入した果物。ジャックフルーツと、ジャムン。そしてライチー。いずれも今が旬の果物だ。
特にジャックフルーツとジャムンは健康にとてもよいことでも知られる。
「神々の果物」とまで言われているジャムンの味は、渋い。決しておいしいとはいえない。しかしながら、ヴィタミンA、Cを多く含み、血液をきれいにし、血糖値を下げることから糖尿病に絶大な効果を発揮し、目にもいいらしい。鉄分豊富で貧血を予防。種は結石を防ぐ。調べれば調べるほど、あれこれ出てくる。そのまま食べるのではなく、岩塩などを振りかけて食べるといいようだ。ちなみに、
・空腹時に食べない
・食後1時間以内に牛乳を飲まない
・手術を控えている、もしくは直後の患者は食べるべきではない
といった注意書きもある。ちなみにBigbasket.comのサイトで買い物をすると、その食材の特徴などが事細かに記されているので、たいへん勉強になる。この情報も、かつてこのサイトで得た。
ジャックフルーツもまた、鉄分が豊富。抗酸化物質やヴィタミンも豊富に含まれている。目の健康にもいいらしい。こういう栄養価の高い果物が気軽に食べられるというのは、本当にありがたいことだ。
十数年前に萌芽し急速に成長したインドのEコマース事情。パンデミック時代には、あらゆる日用品、食料品のオンラインショッピングが確立され、都市部においては、自宅に居ながらにして不自由ない生活が営める環境が整った。
一般的な食材だけでなく、オーガニックの新鮮な野菜や果物を農場から直送してくれるサーヴィスもある。あれこれ試したいが、食べきれない。
生鮮食品に関しては、なるたけ店舗で見て、選んで購入したいと思ってきた。しかしすっかり定着した利便性の余韻に浸ったまま、歳月が流れた。ところが昨年より、旧居のクラブハウスの前に、週に1度、ローカルのヴェジタリアン・マーケット「Namdhari’s Fresh」が店を出すようになった。
バンガロールに在住経験のある人ならば、耳にしたことがあるであろう店。
2000年、スィク教徒によってバンガロールに創業されたピュア・ヴェジタリアンの食材のみを扱うグローサリーストアだ。母体は野菜や果物の種子を販売するNamdaris Seedsという会社で、欧米、東南アジア、日本にも種子を輸出している。
わたしはバンガロール移住以来、お世話になってきたお店。今のようにオーガニックの食材が普及していなかった時代、自社農場で安全な野菜を栽培し販売しているというこの店は、大切な存在だった。穀物や乳製品、調味料、菓子類、日用消費財なども揃うので非常に便利でもある。昔ながらの老舗コンビニエンスストアであるThom’s Bakeryと並んで、よく足を運んでいた。
こうして再び、Namdhari’s Freshのお世話になっている昨今。旬が終わるまで、日々、好物のマンゴーを食べたい夫も同行しての買い物が習慣化している。