「余力があったら」と、頼んでおいたニューヨークでのお買い物。夫にはホームページの商品情報を送っておいた。
ウイリアムズ・ソノマに立ち寄り、買って来てくれたbraiserと呼ばれるタイプの鍋。油で炒めた素材を煮込む調理法に適している。
かなり大きめなので、ゲストが来訪した時にも対応できる。
これで早速、帰国当日の夜は「北インド家庭料理のチキンカレー」を作ることにした。
昨今のバンガロール。朝晩は少し肌寒いので、身体が温まるガラムなマサラ(スパイス)を加える。
玉ねぎのみじん切り(またはすりおろし)を炒め、しんなりしたらニンニクとショウガのペーストを加え、キュミン、コリアンダー、ターメリックパウダーを加え、塩を加えて、練り練りと炒める。
いい香りが漂ってくる。
全体がなじんだところで、丸ごと一羽の鶏肉を捌いたものを、どさりと入れる。生々しい感じがするが、あらかじめ炒めたりはしない。これがインドでは一般的。鶏肉の骨からもだしがでる。
蓋をして、ぐつぐつと煮る。
それにしてもこの鍋の使いやすいこと! 浅いから、全体像が一目で見えるのが、よい。これから使用頻度が高まりそうだ。
20~30分ほど煮込んだものに、ヨーグルトを適量加えて出来上がり。
このほか、夫の好物のラジマ(豆)の煮込みも作った。
外食続きだった胃袋にもやさしい、辛みなしのマイルド北インド家庭料理でした。